書名 :快適に過ごす「時間術」
著者名 :樺旦純
出版社 :三笠書房
刊行年 :1997/9/10
日付 :2004/9/8
定価 :1,143円
入手法 :図書館
【書抜き】
*人生の時計は、一度しかネジを巻かない。
その針がいつ止まるか、遅れるか、それとも、もっと早くか
誰も知らない。
今だけがあなたの時間だ。
生きよ、愛せよ、心をつくして働け。
明日があると思ってはいけない。
何故なら
その時、人生の針は止まっているかもしれないから。
~山田俊夫 「生きがいのある人生」
*人生を見つめてこう自問するといい。『あと一年の命だとしたら何をやるか』。人はみな達成したい目標がある。それを先に延ばすな・・・今すぐやれ。
~アメリカの探検家 ジョン・ゴダード
*なぜ刺激が強いほど、時間は長く感じられるのか?
概して、変化に富み、興味深い出来事に満ちている時間は瞬く間に終わりが来るが、後で振り返ると長く感じる。一方、これと言った出来事のない退屈な時間は、なかなか終わらないのに、思い出してみると短く感じる。
~アメリカの心理学者 ウイリアム・ジェームズ
*あなたが自分自身を軽んじる時、あなたは自分の心に向かって、「私はダメな人間だ」とか「私は失敗者」と言い聞かせているのです。それは自分の潜在意識に、もっと失敗を重ねるように命じているのと同じです。
~アメリカの哲学者 チャンピオン・トーチェ
・さまざまな局面でプラスの発想をし、いくつもの教訓を学び取る。
*時間こそは、もっともユニークな、乏しい資源であり、それが管理されなければ、他のいかなるものも管理することはできない。
~アメリカの経営学者 ピーター・F・ドラッガー
・ムリ・ムダ・ムラを排除する-「ジャスト・イン・タイム」
時間に対して敏感になること、時間価値をしっかり評価すること。
*朝の時間は金貨をくわえている。
人生とは一日の積み重ねであり、その一日の始まりは朝である。朝の目覚めがつねに健やかであればその日は楽しく過ごせるし、それを繰り返せば、自然に楽しい人生が送れるはずだ。
~ドイツの詩人 ヨハン・W・ゲーテ
*メモを取るというのは、単に物忘れを防ぐだけでなく、はるかに積極的な意味がある。メモすることで、創造力や連想力を刺激することができるという点だ。そのためには、キーワード・メモがよいのである。
~アメリカの心理学者 アレックス・F・オズボーン
*自分がここまできたのは、若いときから読み、書き、スピーチをしてきたからだ~アメリカの実業家 リー・アイコッカ
・頭を使う作業にも”基礎体力”は必要!
*細分化の過程が新しいひらめきを生み出す。
~アメリカの人間行動学者 ロバート・W・オルソン
・最終ゴールの前に"小さなゴール"をいくつか設けよ。
*困難を予期してはいけない。起こらないかもしれないことに心を悩ましてはいけない。
~アメリカの政治家・科学者 ベンジャミン・フランクリン
*人生は長くない。だからいかに人生を生きるかについて、あれこれ考えることで多くの時間を費やしてはいけない。
~イギリスの文学者 サミュエル・ジョンソン
*一日一時間の勉強を続ければ、一年で一つの専門家になれる。
~マサセッチュー工科大学教授・統計者 パプソン
*ひらめきは、それを得ようと、準備、苦心したものに与えられる。
~フランスの細菌学者 ルイ・パスツール
*土壇場まで追い込まれないと、密度の高い集中力が発揮されないという状況は、いわば締め切り効果というべきものである。
~認知心理学者 山下富美代
【コメント】
タイムマネジメントの名言集といった感じ。
先人達の時間管理術の言葉と樺氏の優しい口調の解説で、やる気がわいてくる一冊だった。
「ジャスト・イン・タイム」、今この時を大切にしよう!!(^o^)
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