書名 :かばんはハンカチの上に置きなさい
著者名 :川田修
出版社 :ダイヤモンド社
刊行年 :091102
日付 :100511
定価 :1500円
入手法 :図書館
評価 :◎
今月 14冊目 今年 159冊目
【書抜き】
※難しいことはせず、背伸びもせず、「ちょっとだけ違うこと」を徹底すること。
※情報収集や机上の勉強よりも、もっと大切なことがあるのです。
※私はお辞儀には特にこだわっています。というか思い入れがあります。
正対していなければいけませんし、深く、長くなければいけません。
時間にすれば、わずか2,3秒程度の差かもしれませんが、その小さな違いが大切だと信じています。
※お客様に視点を置くというのは、お客様に嫌悪感を持たれずに好感をもってもらえる服装をすること。
※相手の立場に立ち、何が喜んでいただけるのか、何に感動していただけるのか、そしてそこに自分の気持や営業姿勢が反映されているのか。
これらを考えて工夫することが、大事なのだと思います。
※細かいことの積み重ねで、その人のブランドイメージができ上がっていき、ほかの人たちと大きな差がつく。
※お客様は「商品と一緒に周りの空気も買っている」のです。
商品の周りにある、目に見えないものに心を動かされる。
※「楽か、楽しいか」
楽とは、つらいことから逃げて得られるもの。
楽しいとは、つらいことを乗り越えてこそ、得られるもの。
「楽ではなく、楽しい方を目指さないといけない」という自分への戒め。
※営業という仕事は、お客様と自分は相対する立場だと思っていました。しかしそれは違うと本当の意味で気づきました。
少なくとも気持ちの上では、自分もお客様の隣に座っているような立場で取り組むべき仕事だと思い始めたのです。
※お金とか順位をモチベーションにするのは限界がある。
だけど、人に喜んでもらったり、感動してもらうことには限界がないんだよ。
※営業に必要な3つの力
①商品力②営業力③人間力
※プルデンシャル生命のコアバリュー
①信頼に値すること
②顧客に焦点を合わせること
③お互いに尊敬しあうこと
④勝つこと
※営業という仕事は、「物事を相手の目線で考える」究極の仕事なのです。
また、人を相手にする、まさに人間にしかできない仕事です。
そこに人がいて、サービスが発生すれば、何にでも生かせる仕事です。
【コメント】
※プルデンシャル生命、エグゼクティブ・ライフプランナー川田氏の「ちょっとだけ違うこと」を徹底する、営業ノウハウを紹介する。
※ひとつひとつは、ほんとにちょっとしたことだが、それを徹底することにより決定的な差がつく具体的なノウハウを伝授してくれる。
※相手目線で、ちょっと違うことをするのがポイント。
営業という仕事は、「物事を相手の目線で考える」究極の仕事であり、を相手にする、まさに人間にしかできない仕事である。
営業という仕事の奥深さや面白さ、人と触れ合うことの喜びを感じることができ、モチベーションが上がる良書である。