ユーロな日々

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バルサを完封したラシン サラゴサともドロー [サラゴサ×ラシン 1-1 リーガ第2節]

2007年09月02日 | 欧州2010-2003
開幕戦でバルサを完封したラシンだが、それがフロックではなかったことを見せ付けたゲームだ。
サラゴサも悪くはなかった。ハッとするようなシュートが数多くあったが、GKトニーがあたっていた不運もあった。
しかしラシンのディフェンスは硬い。だが、べったりと引いて守ってるわけではない。ドゥーシェルら中盤の運動量がすごい。最終ラインは強く、ラインコントロールが非常にうまくいっていた。これではなかなか崩せない。バルサが得点できなかったのも頷ける。
レクレアティーボを残留させた監督、マルセリーナだが、細かい指示を出し続けていて、なかなかのタレントに見える。

ゲームはラシンが先制した。
ゴール前ではじ返されたボールをダイレクトでシュートし、ネットに沈めたゴール。
サラゴサは後半30分まで追いつけなかったが、CKをアジャラが強烈なヘッド。Gkがまたもや弾いたが、こぼれたボールをオリベーラが決めて同点。
そこまで同じようなCkの場面が何度かあり、アジャラは徹底マークされていたが、この時間帯になってさすがにラシンは疲れたのだろう。集中力が失われ、目を離してしまった。そのスキを見逃さずに襲い掛かったアジャラはすばらしい。
アジャラ、オリベーラといい補強をした。

ゲームは結局ドロー。
どちらにも勝つチャンスはあったが、がっぷり四つといえる。
サラゴサはホームで追いつけて、ほっと胸を撫で下ろした、というところか。
それにしてもサラゴサは素晴らしい。

[サラゴサ×ラシン 1-1 リーガ第2節]