現地時間22日金曜日10時から、予定通り裁判は行われました。約6時間ほど。結末はどうなるのか、いつ出るのかなどよくわかりませんが、裁判官はとりあえずは和解を勧告しているようです。
各証人が証言した内容もいっぱい出ていますし、総括的な記事もあちこちにありますが、というかありすぎてどうまとめたら良いのか。とりあえずいつもお世話になっているMARCAとlas provincias 1、2を参考に。
裁判には多くの人たちが出席することになりました。ソレール、クーマン、バケーロ、ミゲル・アンヘル・ルイス(ほぼ元SD)、オスカル・フェルナンデス(バレンシア・メスタージャ監督)、その他フィジコなど。選手はアルベルダはもちろん、アルベルダ側の証人として名前が挙がっていたビジャ、ビセンテ、ホアキン、シルバ、さらにカニサレス、アングロ。おそらくクラブ側が選んだと思われるのが、エルゲラ、モレッティ、モリエンテス、アリスメンディ、カネイラ、モラ、マルチェナ、バラハ。全員が証言したのかどうかはわかりません。MARCAでは、選手の中ではエルゲラ、モラ、アングロ、カニサレスが証言を行ったと書いています。
アルベルダの発言の要約(これだけということはないと思いますが)。
●この裁判こそが自分がフットボールを続けていくための唯一残された道だった。
●この裁判は、人々が真実は何だったのか見るためのものだ。ソレールとクーマン、どちらも私に理由を話さなかった。
●(両者での和解について聞かれ)それこそが私が当初から試みてきたことだった。私たちの意思は常に話し合いに向いていた。
●この裁判は金の問題ではない。むしろ問題は、彼らが私をほかのチームに行かせようとしなかったことだ。
●裁判前の交渉は、主に経済面ではほとんど合意に達していた。しかしチームが移籍不可チームの条項を付け加えたため交渉は決裂した。
●(裁判の争点のひとつが、戦力外措置が一時的であるかどうかにあることに対して)戦力外の措置が一時的でないとすれば、それはつまりクーマンが初日から嘘をついたことになる。さらに彼は決定の理由を言わないのだから。
●この裁判には勝ちも負けもない。ただ真実が知られることだ。
ソレールの発言の要約
●アルベルダはチームの中で切り離されてはいない
●クーマンが3人を戦力外にすると決めたことを12月17日に聞いた。理由はロッカールームの問題を解決するため。クーマンは当初「2試合外す」と言っていたが、その後「永久的に」と考えを変えた。
●和解交渉に当たり、スペイン内のクラブへの移籍を許可しない条項を入れた
クーマンの発言の要約
●(ソレールの発言に対し)当初から戦力外は永久的だった
●これはスポーツ上の決定。自分はただベストのチームを作るため、若い選手たちを使いたかった。
●アルベルダは、ほかのチームメイトと同じトレーニング施設を使ってトレーニングをしている。
●代表戦で、レベルが維持されていることは証明されている。
その他いろいろ言っているようですが、とりあえずここまで。
カニサレスの発言「私はピッチの中にいたい、しかし悲しいことに私は今ここにいる」
(自身、アルベルダ、アングロが戦力外通告を受けたことについて質問され)「彼らは公には周知の事実について質問している。私は監督が私に対して言ったこと、同様に公式にこの裁判の場で話したこともわかっている。私は、私が既にプレスカンファレンスで述べたことを繰り返した。
誰もが、ロナルド・クーマンが私たちに言ったこと、私が彼に対して言ったことを知っている。(ソレールが、クーマンがこの決定は一時的だと言った、と陳述したことに対し)私はそれを聞いていないし、それを信じてもいない。監督が公式に話をするときにそう言ったとは思えない。そう言ったということを、私は見つけられていない」