バレンシアの試合を書かないのは愛想を尽かしたからではありません。まだ前半15分までしか見てないのです。結果も知っているしハイライトも見ちゃっているんですが。試合を全部見終わるころには次節が始まりそうです。
強さの秘密
マドリーのチーム状態が良いときは、たいてい各現地紙が「調子の良さの秘密は」なんて感じで雰囲気が良さそうでかつくだらない内容の記事を載せてくれます。20 minutosから、『強さの秘密はスープ』を箇条書きで。
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○選手たちは朝9時半にシウダ・デポルティーバに集合。皆で朝御飯。
○ロッカールームでのグループ行動はカペッロの時に始まったが、シュスターと技術スタッフたちがそれを実行させている。
○12時半にトレーニング終了。その後8割の選手たちが一緒に昼食を摂る、とスタッフ談。
○ドクターが毎日のメニューを考え、選手たちに食事をさせている。
○チャンスがあればスタッフたちが選手の自宅に家庭訪問して選手&奥様ともども栄養指導。
○温かいパスタとスープ、これこそが回復の源であり怪我を避けるエネルギーである。らしい。
○禁止:油脂の多いロールパンや肉、魚。クリーム。
○ディアラはサーモンが好き。
○カンナバーロはパスタが好き。
○ブラジリアンとアルヘンティナ。肉こそ彼らの情熱である。が、オランダ人たちと同様に栄養状態は良い。
○スペイン人はパスタと白米。
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だそうです。スペインのパスタについては倉敷さんがトラウマになっているようですが、カンナバーロが食べているくらいなら不味くはないんじゃないだろうか。それともレアル・マドリー食堂のパスタが特別に美味いのか。もしくはカンナバーロが、
慎重なのか暴言なのか
遂にこの人が言いました。イケル・カシージャス、ラウルとグティについて。
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「僕なら(代表に)ラウルを連れて行く。毎日僕は彼とともに過ごしている。彼がどんなふうにトレーニングしているか、どんなふうにプレイしているか知っている。僕は監督に賛成も反対もできるけれど、自分の傷になるようなことを言うつもりはない。」
グティに関してもカシージャスは「この2年間で彼は自身の円熟したフットボールを見つけ出している。彼が良い時には、チーム(レアル・マドリー)も良いんだ」
「代表に関しても同じで、ラウルと同じように考えている。もしラウルを代表に連れて行くのであれば、グティも同じだ。しかしこれは監督が決めることだ」(後略)
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いろいろな意味でカシージャスらしいコメント、というのが率直な感想です。いまやラウルとセレクシオンという言葉を並べることはアラゴネス的に最大のタブーになっているのに、それを口にしてしまうカシージャス。基本的に品行方正な選手だと思いますが、昔から言うことははっきり言ってしまう人という印象があります。その一方で「自分の損になることは言わない」という慎重な一言も。これは慣用句で、スペイン語だと「no~tirar piedras sobre mi propio tejado:屋根に石を投げたりしない」、英語にすると「Those who live in glass houses shouldn't throw stones.:ガラスの家に住む人間は石を投げるべきでない」で、ちょっとニュアンスがうまく日本語になっているかわかりませんが。一見、「僕は余計なことは言いませんよ」と煙幕を張ってるようにも聞こえますが、「ラウルと代表のことを口にする人間は代表で不利な目にあう」ということを暗に言ってしまっているようなもので、これもカシージャスらしいというか……ま、あくまでも邪推です。
髪の毛は奥さんが切っているらしい
サラゴサ戦で貴重な決勝点を挙げたプラシルは、月曜日にプレスカンファレンス担当だったようです。短くまとまっているのをMARCAから。
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プラシルは、自身のゴレアドールとしての能力に驚いていることを認めた。ヤロスラフ・プラシルは、サラゴサ戦で「ロヒージョ」の勝利に際しゴールを挙げた。彼はリーガ・エスパニョーラでのデビューとなっている今シーズンの、自身のゴレアドールとしての能力に驚いていることを認めている。チェコ代表でもあるプラシルは既に4ゴールを挙げてモナコ時代のアベレージを上昇させているが、これはオサスナでは2番目の成績で、唯一上回っているのはポルトガル人FWのエドゥアルド・フェルナンデス“ダディ”の6ゴールだけである。
「この6年間で、僕はリーグ戦で5ゴールしか挙げていないんだ。僕も同じように驚いているけれど、今は、プレイ時間があればもっと得点できるチャンスがある。」
ポリヴァレントなチェコ人選手は、この何試合かでの自身のポジションをより深めていける可能性を示している。
「真ん中でフォワードの後ろに位置するポジションは居心地よく感じている。でもそこではディフェンダーのプレッシャーがあるからプレイするのは容易ではないね。」
そしてプラシルは自身のサラゴサ戦でのゴールが幸運だったと認めた。
「でもそれがフットボールだ。一番重要だったのは、2連敗した後で勝ち点3を取れたこと。僕はチームを手助けした、満足しているよ。」
プラシルは次の日曜日、レバンテ戦の重要性を強調する。勝利できれば、オサスナにとって今シーズン初の連勝となるからだ。
「今はレバンテ戦に集中することが必要だ。とても決定的で重要な試合になるから。この先の何試合かに勝っていければ、アルメリアのように、順位表に変化を起こすことができる。僕たちにもそれができるよう挑戦していく。」
最後に プラシルはここ数試合でのチームの向上について説明した。「すべてがその場所にあること」。そして最近の3試合でオサスナが見せているレベルを維持していけば、この先問題はないだろうということを強調した。
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フランスではモナコで01/02シーズンから07/08シーズンの最初の4試合まで計121試合に出場し5ゴール(02/03の冬から半年はリーグ・ドゥのクレテイユに出向、14試合に出場0ゴール)。それがリーガ・エスパニョーラでは19試合で4ゴール。確かに見てるこちらだけではなく、本人もびっくりでしょう。
ネコ
オサスナついでに。シーズン開幕前に膝の十字靭帯断裂で全治6ヶ月だったネコウナムが、ボールを使ったトレーニングを始めたとのニュースがありました。見出しには「Neko y el balon se reencuentran(超訳:ネコがボールと戯れる)」。ネコウナム、略称はやっぱりネコなんですね。にゃー。
強さの秘密
マドリーのチーム状態が良いときは、たいてい各現地紙が「調子の良さの秘密は」なんて感じで雰囲気が良さそうでかつくだらない内容の記事を載せてくれます。20 minutosから、『強さの秘密はスープ』を箇条書きで。
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○選手たちは朝9時半にシウダ・デポルティーバに集合。皆で朝御飯。
○ロッカールームでのグループ行動はカペッロの時に始まったが、シュスターと技術スタッフたちがそれを実行させている。
○12時半にトレーニング終了。その後8割の選手たちが一緒に昼食を摂る、とスタッフ談。
○ドクターが毎日のメニューを考え、選手たちに食事をさせている。
○チャンスがあればスタッフたちが選手の自宅に家庭訪問して選手&奥様ともども栄養指導。
○温かいパスタとスープ、これこそが回復の源であり怪我を避けるエネルギーである。らしい。
○禁止:油脂の多いロールパンや肉、魚。クリーム。
○ディアラはサーモンが好き。
○カンナバーロはパスタが好き。
○ブラジリアンとアルヘンティナ。肉こそ彼らの情熱である。が、オランダ人たちと同様に栄養状態は良い。
○スペイン人はパスタと白米。
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だそうです。スペインのパスタについては倉敷さんがトラウマになっているようですが、カンナバーロが食べているくらいなら不味くはないんじゃないだろうか。それともレアル・マドリー食堂のパスタが特別に美味いのか。もしくはカンナバーロが、
慎重なのか暴言なのか
遂にこの人が言いました。イケル・カシージャス、ラウルとグティについて。
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「僕なら(代表に)ラウルを連れて行く。毎日僕は彼とともに過ごしている。彼がどんなふうにトレーニングしているか、どんなふうにプレイしているか知っている。僕は監督に賛成も反対もできるけれど、自分の傷になるようなことを言うつもりはない。」
グティに関してもカシージャスは「この2年間で彼は自身の円熟したフットボールを見つけ出している。彼が良い時には、チーム(レアル・マドリー)も良いんだ」
「代表に関しても同じで、ラウルと同じように考えている。もしラウルを代表に連れて行くのであれば、グティも同じだ。しかしこれは監督が決めることだ」(後略)
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いろいろな意味でカシージャスらしいコメント、というのが率直な感想です。いまやラウルとセレクシオンという言葉を並べることはアラゴネス的に最大のタブーになっているのに、それを口にしてしまうカシージャス。基本的に品行方正な選手だと思いますが、昔から言うことははっきり言ってしまう人という印象があります。その一方で「自分の損になることは言わない」という慎重な一言も。これは慣用句で、スペイン語だと「no~tirar piedras sobre mi propio tejado:屋根に石を投げたりしない」、英語にすると「Those who live in glass houses shouldn't throw stones.:ガラスの家に住む人間は石を投げるべきでない」で、ちょっとニュアンスがうまく日本語になっているかわかりませんが。一見、「僕は余計なことは言いませんよ」と煙幕を張ってるようにも聞こえますが、「ラウルと代表のことを口にする人間は代表で不利な目にあう」ということを暗に言ってしまっているようなもので、これもカシージャスらしいというか……ま、あくまでも邪推です。
髪の毛は奥さんが切っているらしい
サラゴサ戦で貴重な決勝点を挙げたプラシルは、月曜日にプレスカンファレンス担当だったようです。短くまとまっているのをMARCAから。
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プラシルは、自身のゴレアドールとしての能力に驚いていることを認めた。ヤロスラフ・プラシルは、サラゴサ戦で「ロヒージョ」の勝利に際しゴールを挙げた。彼はリーガ・エスパニョーラでのデビューとなっている今シーズンの、自身のゴレアドールとしての能力に驚いていることを認めている。チェコ代表でもあるプラシルは既に4ゴールを挙げてモナコ時代のアベレージを上昇させているが、これはオサスナでは2番目の成績で、唯一上回っているのはポルトガル人FWのエドゥアルド・フェルナンデス“ダディ”の6ゴールだけである。
「この6年間で、僕はリーグ戦で5ゴールしか挙げていないんだ。僕も同じように驚いているけれど、今は、プレイ時間があればもっと得点できるチャンスがある。」
ポリヴァレントなチェコ人選手は、この何試合かでの自身のポジションをより深めていける可能性を示している。
「真ん中でフォワードの後ろに位置するポジションは居心地よく感じている。でもそこではディフェンダーのプレッシャーがあるからプレイするのは容易ではないね。」
そしてプラシルは自身のサラゴサ戦でのゴールが幸運だったと認めた。
「でもそれがフットボールだ。一番重要だったのは、2連敗した後で勝ち点3を取れたこと。僕はチームを手助けした、満足しているよ。」
プラシルは次の日曜日、レバンテ戦の重要性を強調する。勝利できれば、オサスナにとって今シーズン初の連勝となるからだ。
「今はレバンテ戦に集中することが必要だ。とても決定的で重要な試合になるから。この先の何試合かに勝っていければ、アルメリアのように、順位表に変化を起こすことができる。僕たちにもそれができるよう挑戦していく。」
最後に プラシルはここ数試合でのチームの向上について説明した。「すべてがその場所にあること」。そして最近の3試合でオサスナが見せているレベルを維持していけば、この先問題はないだろうということを強調した。
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フランスではモナコで01/02シーズンから07/08シーズンの最初の4試合まで計121試合に出場し5ゴール(02/03の冬から半年はリーグ・ドゥのクレテイユに出向、14試合に出場0ゴール)。それがリーガ・エスパニョーラでは19試合で4ゴール。確かに見てるこちらだけではなく、本人もびっくりでしょう。
ネコ
オサスナついでに。シーズン開幕前に膝の十字靭帯断裂で全治6ヶ月だったネコウナムが、ボールを使ったトレーニングを始めたとのニュースがありました。見出しには「Neko y el balon se reencuentran(超訳:ネコがボールと戯れる)」。ネコウナム、略称はやっぱりネコなんですね。にゃー。