ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

半年ぶりの和歌山の夜 トマーティン1976年 

2012-06-25 22:43:13 | ウイスキー
 ボウモアの7年と13年の飲み比べを楽しみ、さて3杯目は?

マスターの妹さんに、「シェリーの香りのシングルモルトでマスターのお薦めを!」とオーダーしました。


 しばらくすると、マスターが私の前に来て、

「シェリーの香りにスモーキーさを兼ね備えたものと、シェリーの香りだけのものとどちらがいいですか?」

私がアイラのスモーキーなシングルモルトがお気に入りなのでそのように聞いてくれました。

「シェリーの香りを楽しめる方でお願いします。」


 マスターが棚から選んで、見せてくれたのは、ザ・マッカラン12年とトマーティン1976年でした。

ザ・マッカラン12年はスペイサイドのシングルモルトで、トマーティン1976年はハイランドの

シングルモルトです。



 私は36年経過しているトマーティン1976年の味に興味が湧き、1杯2,300円だったのですが、

それに決めました。 

高額な時は、値段を教えてくれます。以前に一杯4,000円を超えたシングルモルトを注文した時は、

量を半分にして値段を半額に調整してくれました。

「これはストレートがお薦めですが?」

「ストレートでお願いします。」


 マスターがテーブルに置いてくれたグラスは蓋付きでした!

「トマーティン1976年はどう飲んだらいいですか?」

「蓋を取ったら、最初に香りを嗅いでください。そして飲み終わったっら蓋をして、しばらく香りを閉じ込めた後

蓋をとって再び香りを楽しんでください。」


 マスターに教えてもらった通りに香りを嗅ぎました。

シェリーの芳醇な香りに、顔が包み込まれたようでした。

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半年ぶりの和歌山の夜 ペトリュスの樽のボウモア13年

2012-06-24 23:03:31 | ウイスキー
 ボウモアの飲み比べでマスターが選んで見せてくれたのは、ボウモア13年です。

このボウモア13年は、超プレミアムワインのペトリュスの樽で熟成されているそうです。


 「ペトリュスご存知ですか?」とマスターが訊ねた。

「名前だけは聞いたことあります。」

「ペトリュスは、レストランで飲むと30万円ほどするそうです。」


 このペトリュスの樽で熟成されたボウモア13年は、ストレートで飲むほうがいいのかマスターに

聞きました。

するとボウモア7年がロックで、それとの飲み比べの希望なので、ロックに合う別のボウモア

を選んだそうです。


 ここからが、THE BARMANのようなバーが他にないと思う理由です。

何とマスターは、最初ストレートで出して、私が味見した後ロックに作り直ししてくれました。


 ペトリュスの樽で熟成されたボウモア13年のストレートで飲んだ感想は、ペトリュスの複雑な香りと

アイラのスモーキーな香りが混ざっていると感じました。

と言っても、ペトリュスの実際の香りを知らないし、飲んだこともないので、イメージ的な感想です。 


 ボウモア13年を二口程飲んで、ロックにしてもらったのですが、氷はボウモア7年のロックと比べると

小さかったです。ストレートに近いロックがこのシングルモルトのおいしい飲み方のようです。
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半年ぶりの和歌山の夜 ボウモア7年のロック2-2

2012-06-24 20:27:18 | ウイスキー
 カウンター席の二人連れの男性がTHE BARMANの店のことについて話していました。

「この店は和歌山でNO1のバーだと思うよ!」

「ウィスキーの品揃えが多いよね」

このような会話をしていました。


 私も心の中で「そうだ!」とうなずきながら、いや和歌山で一番ではなく、THE BARMANのように

気楽に飲めるBARは全国どこを探してもないかもしれないと思いました。(私の個人的な感想です。)


 ボウモア7年は、ロックでおいしく、とても飲みやすいシングルモルトでした。

それでいてアイラの特徴であるスモーキーさも感じることができます。

アイラのシングルモルトは、スモーキーさとヨード臭のような薬品のような香もあるので、好き嫌いがはっきり

しています。

しかしボウモア7年ならアイラが苦手だいう方もおいしく飲めるのではと思います。(これも私の個人的な感想です。)


 ボウモア7年を飲み終えて、2杯目は何にしようかなと考えました。

2杯目は、ボウモアの飲み比べに決めると、マスターの妹さんに「ボウモアの飲み比べでマスターのお薦めを!」

とオーダーしました。


 私がTHE BARMANでお酒を注文する時は、いつもこんな感じです。

「アイラのスモーキーな香りの強いシングルモルトを」

「シェリーの香りを楽しめるシングルモルトを」

「普段めったに飲むことのできないシングルモルトを」等々。


 私が飲みたいお酒のイメージを言うと、2~3本選び出して見せてくれます。

そして、それぞれの特徴を説明していただき、そこから選ぶのです。

 
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半年ぶりの和歌山の夜 ボウモア7年のロック2-1

2012-06-23 20:52:10 | ウイスキー
 THE BARMANの入り口の扉の前に立ちました。

初めての店だったら、店に入るかどうか躊躇するものですが、何度か飲んだことがあるお店で、

安心してお酒を飲めるお店なのですぐ扉を開けて中に入りました。


 カウンターには数人座って飲んでいました。

私は、カウンターの右端に座りました。


 まずマスターの妹さんに注文したのが、ドライフルーツの盛り合わせです。

そしてお酒の方は、「アイラのシングルモルトでマスターのお薦めをお願いします。」

と彼女に注文しました。

しばらく経ってマスターは「飲み方はどうされますか?」と聞いてくれました。

「ロックでお願いします。」


 ロックでおいしく飲めるアイラのシングルモルトということでボウモア7年のボトルを

棚から選び見せてくれました。

この店でボウモアの18年を飲んで、最高においしかった記憶があります。

ボウモアの7年とは、まだ若いシングルモルトだなと思いました。

「これでお願いします。」


 しばらく待っていると、大きな四角の氷が入ったロックグラスを私の前に置いくれました。

この四角い氷は、マスターが大き目のナイフで削って作ったものです。

そしてウイスキーのおつまみとして、ドライフルーツをチョコでコーティングしたものを出して

くれました。

マスターの妹さんに、「これ手作りですか?」聞くと、

「はい、そうです」との返事です。


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半年ぶりの和歌山の夜 アイスカップラーメン

2012-06-23 11:52:09 | ウイスキー
 昨日、和歌山市内で20名ほどの懇親会がありました。

7時から始まって、9時過ぎには終わりました。

昨日は、宿泊の手配をしていましたので、懇親会の後、半年ぶりにTHE BARMANに

行くつもりをしていました。


 懇親会の場でこの夏のおいしいカップヌードルライトの食べ方の話題が出ていたので紹介させて

頂きます。

夏のおいしい食べ方とは、アイスカップヌードルライトのことです。


 カップヌードルライトにアイスクリームを乗せる・・・・ではなく、

カップに、熱湯を通常の半分ぐらい入れ、麺が柔らかくなったら、氷を入れて食べるそうです。

テレビCMでもやっているそうですが、実際にこの食べ方をする人はまだ少ないようです。

でも、でも、めちゃくちゃおいしいらしい。(責任は持てませんが・・・・)


 さて、懇親会が終わると、私は一人でTHE BARMANに向かいました。

今夜は、どんなシングルモルトを飲ませてもらおうかなと考えながら・・・・・・・。
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