大宮喜三郎の腹黒徒然草  下巻

     沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し

フィリップ・マーロウに憧れる「ジャムおじさん」

2015年09月11日 19時27分03秒 | 日記

 今年は、ジャムを作る行為に魅せられて、「ジャムおじさん」になっています。

 桃ジャムを作る話。
      
  出荷時の1週間に限り、JAグリーンN野・川中島共選所へゆけば規格外(ハネダシ)の桃を安く入手できますが・・・。
  あまりに有名で、炎天下で1時間以上並ぶくらい混んでいますから、ここはパス!。

      
  JAから車で5分ほど離れたK和園芸さんの共選所へ移動。(ここは、並ばずにスムーズ買えます)
  これで、800円は激安です。
  「訳あり」と表示されていますが、味、食感、香り共に高い品質です。

        
  結局、15個ほど桃ジャムを作りましたが、お世話になった方々に差し上げたので残りはこれだけ。
  ラベルが、「心をこめて」と「一缶入魂」では、いまいちだなぁ・・・。(一瓶入魂が正解?)

  1・経費
    ・川中島白桃   6Kg (皮をむき種を取ると4Kg)  1000円
    ・グラニュー糖  1Kg                200円
    ・保存用のビン 15個 * 60円          900円
    ・調理用手袋セット(使い捨て)            300円
     ---------------------------------------------------------------------
                          合計  2400円

  2・経費の考察
    ・人件費とガス代を無視すれば、1ビン 160円 と安いものだ。
    ・これほど安価に作れたのは、規格外(ハネダシ)の桃を入手できるため。
    ・調理用手袋(使い捨て)は、HACCP(ハサップ)認定取得のため。(ウソピョーン~)

  3・全体の考察
    ・ジャム作りは、ストレス発散になって楽しい!。
    ・オシャレなラベルを貼れば、より見た目が良くなる。(来年の宿題)
    ・目に見えない作る人の想いを、ビンに詰められるのは素晴らしい(だから”心をこめて”なんだけど・・・)

  4・哲学的考察
    ・桃ジャムを作ったくらいで大げさですが、日々の糧を得るためにアクセク働くおじさんは、フィリップ・マーロウみたいに呟いた。

     「日々の糧を得なければ、生きていけない。しかし、それだけでは、生きる意味がない」ってネ。

コメント
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