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3年以降の事業計画は「夢物語」『OODA LOOP』

2019-08-09 06:24:00 | 経営・リーダーシップに必要な事

@「次世代の意思決定スキル」とあるこの書の要点は4つのフェーズ「観察→情勢判断→意思決定→行動」であると言う。PDCAのサイクルから4つのフェーズをループすることだと言う。基本的には最初の「観察」が最も重要でいわゆる「目の付け所」を如何に探し出し、実践できるかと言う事。気になった内容は「スピード経営に計画はいらない」と言う事柄。時代背景から「中長期計画」とは2〜3年計画、3年以降は「ドリーム」(夢物語)であると言う、「そんな先は誰も読めなく、誰も期待しない」と言う事だ。特に初期活動、会社発足から形を売り出す(アイデアから形にする)のに最初から中長期の計画は必要ないだろう。 だが、基本指針、ビジョン・ミッションは最低必要だろう。(起業の初期活動で「メンター」からの教えは最低限必須である)

私の一つの初期活動必須メンター「6感」とは

•You can SEE   (観ること=目の付け所・アイデア抽出)
•You can LEARN  (学ぶこと=過去・未来の市場データ分析・アイデアを形にする)
•You can TOUCH  (感じること=直感的な市場価値と将来思考)
•You can HEAR  (聞こえてくること=市場からのヒヤリング・改善修正)
•You can SMILE  (運を開くこと=プレゼンテーションから顧客アプローチ・市場価値評価)
•You can MEET  (機会を作ること=投資開発・市場拡大思考)
 

『OODA LOOP』チェット・リチャーズ

  • AI、IoT、ビッグデータ、ソーシャルメディアの発達によって、リアルタイムに環境変化のデータを収集し、機敏に判断して行動に移すスキルを高めることが、スピード重視のビジネスのなかで競争優位を築くための鍵になる不確実性の高いビジネス環境に〝計画〟はいらない!
  • OODAループとは? 4つのフェーズ
    「観察→情勢判断→意思決定→行動」
    サイクルではなく、ループさせることで、目の前で起こっている環境に合わせた判断を現場レベルで下し、組織で目的を達成するための意思決定スキル(重要なのは観察)
  • 「観察」Observe
  •             外部情報・状況変化・環境変化・暗黙の誘導統制
  • 「情報判断」Orient
  •             文化的伝統・遺伝的特質・分析統合・過去未来の情報
  • 「意思決定」Decide
  •             仮説決定・暗黙の誘導統制
  • 「行動」Act
  •             テスト行動・環境相互の作用の変化
  • 「要点」
  •             世の中を観察し、関係を導き出す
  •             関係の数学的モデルを定式化
  •             数学的モデルを操作する
  •             モデル操作の結果を解釈する
  • 「ポイント」
  •       改善すべき点を発見する
  •       現状をあるがままに正確に掴む
  •       アイデアを得る
  •       改善案を作成し、実施する
  •       実施した後を確認する
  •       改善の成果を全員で味合う
  • AI時代に求められるスキル!
    収集し、即座に判断して行動に移すという。(スピード重視の経営に計画はいらない)
  • 勝つべくして勝つ組織に変わる!
    ・相互信頼を醸成
    ・直観的能力を活用
    ・リーダーシップ契約を実行
    ・焦点と方向性を与える
  •             求めるリーダーに必須のスキル (管理力から主導力)
  •       目標達成のために権限を現場に委譲

      チームメンバーに同じゴールを目指させること