@「窃盗から足を洗う」を切に願望し行動する。窃盗の腕前は父の代からピカイチ、その腕を買った貪欲な依頼主との葛藤が始まる。どんな世界でもそこから離脱することは人生を狂わす、その為の犠牲も多い。助け舟はFBI捜査官との密約。貪欲な人間は最後にその貪欲さ(名誉・金・女)で身を滅ぼす。
『LYING AND STEALING』
ここはロサンゼルス。芸術泥棒のIVANが住んでいる町。そこには現実離れした富裕層ばかりで富を誇示する人、社交的で、魅力的な多くの紳士淑女がたむろしている。イワンは親の家業を継いだ芸術泥棒、だがイワンは芸術を知り知識も豊富な泥棒。いつか窃盗から足を洗うことを切望していた。だが、貪欲な依頼者は、イワンの腕を信頼し次から次へと依頼をし、抜け出さないように仕向ける。ある時FBIからの捜査が入り、それを機に情報を横流しにすることを思いつく。