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人相データで予言『顔の読み方』

2019-08-27 07:57:56 | 人生を「生かす」には

@「人相(観相)」で性格から運命、健康状態まで分かるとある。人の人相・病気などを読み解き、運命を決定する。まるで占い師を超え、預言者の様な職があったのは大昔とある。 現代ではその術・知識が医者の4診として現存し、そこから病名を告知するまでになっていると言う。特に「顔相」だけでもその人を読み解くデータが揃ってきていることは人工知能(AI)による解析、分析で将来「人相データ」でその人の運命を言い当てるかもしれない。ここでは人相から病気の予防知識として情報が記されている。また「顔相」で読み解く方法など面白い。特に興味を持ったのは「人は食により内から変わることが可能」とあることである。やはり「腸の調子良くなれば体全体(顔相含めて)が元気になり運も良くなる」のは頷ける、その為には「選んだ食材を適量に摂取し動く事」だと言う事だ。 本文で気になったのが韓国の美容整形は「親の責任」である、「歴史上からも長期的な視野に立って物事を考える性質や習慣がない」など昔ながらの習慣は今でも継承していると言うことだ。(猿に烏帽子)

『顔の読み方』丁宗鐡

  • 膨大な統計学的な分析を元に、相手の顔を見て、性格や運命などを一瞬で見抜くことのできる観相。顔にはその人の健康、人格、運命など、すべてが現れている。本書では、漢方医学の名医が、観相について歴史や文化などさまざまな角度からアプローチを試み、人にとって顔が持つ意味を探る。
    源氏物語や千利休の観相との関わり、「縄文人・弥生人の顔」や、「韓国人が美容整形にはまる文化背景」、さらに、観相の研究家が提唱した、マクロビオティックや一物全体食など、「現代にも通じるほどほどに生きる健康法」を紹介する。性格から運命、健康状態までもがひと目でわかってしまう 「観相(人相)」。古代のギリシャや中国・インドで研究され、日本最古の医学書にも載る「観相」を漢方の名医が現代風にひもとく。「観相」からわかる、あなたの性格と運命とは?
  • 運命学・予言学としての昔の「観相」
  •          源氏物語の光源氏は観相家によって皇族から家臣となった
  •          中国の観相は顔、表情、手相、骨格、体格、5臓5官の機能、言行
  • 中国の女性の吉相(観相)
  •          歯は白く、目は黒目白目がはっきりしている。目元が涼しいこと、声は大きく、鼻は小さく、鼻の下から上唇にかけての縦のくぼみが深く長い。眉は八の字のような形ふっくらした形、口の下にホクロがあり、肩の高さが等しく胸が薄くないこと。舌は広くて薄くなく、色は真紅で決めがあること。皮膚は薄く滑らかでしっとり潤い、肉ずきが豊かなこと。体は常に温かく、骨格はか細くたおやかでゴツゴツせず緩やか。陰部が杯を伏せたようにこんもりと高く陰毛は長く細くて滑らか。陰部にホクロがあるものは2千石の妻である。乳房が大きく口が小さく、4本の指を乳房の上下左右に当ててみたとき、その中にホクロがあれば富に恵まれる。手の中にホクロがるものやはが32本以上あるものは最もと貴い相である。
  • 「日本の観相」
  •          日本の医学書での人相見:全身・顔・表情・声
  •          日本での観相の祖は水野南北(江戸時代後期)
  •          顔相:日本には2種類(縄文系と弥生系)
  •                   縄文系=顎が発達、全体が四角、彫りが深く、眉間が突き出る、鼻が引き締まっている。眉毛が濃く、目が大きい、まぶたが二重、唇が集め、頬ボネが小さく、情に篤く柔らかい:列島の南北
  •                   弥生系=丸顔か楕円形、彫りは浅く平板、鼻の付け根が扁平、目が小さくまぶたは一重、鼻ぼねが浅く低い、唇が薄い:
  • 「韓国の美容整形」
  •          歴史上からも長期的な視野に立って物事を考える性質や習慣がない
  •          整形美容はお化粧感覚となっている(外見にこだわる文化)
  •          子供の顔は親の責任(親子での整形も多い)
  •          美容整形手術国1位は米国、人口当たりでは韓国がダントツ
  •                   年間65万件(顎の手術などは年間5千件を超える)
  •          日本は信用や面子を重んじる社会で整形での金儲けはあまりない
  •                   日本の化粧(厚手)は世界から見たら異常
  • 「人相」の基本的な見方(顔を3等分:おでこ・目から鼻先・唇から顎)
  • 上(おでこ)
  •       吉相:おでこが広く肉厚は知力が強い、品性高潔で力深遠、正義感があり、目上の人との付き合いに恵まれ引き立てや助けが多い。若い時の運勢がよく、環境に順応する能力が高い
  •             凶相:おでこが狭く抜くつきが薄いは遅咲き、運勢が弱い、上司、両親などと意見が合わない
  • 中(目から鼻先)
  •             吉相:肉が厚いは独立心に富む、組織を指揮する音楽芸術の才あり、勝気、我意を通し、中年の運勢が良い
  •             凶相:肉が薄いは福運にマグマれない、中年に苦労が多く人から重んじられることが少ない
  • 下(唇から顎)
  •             吉相:肉がしまって豊かは友愛、夫婦愛が強い、福運が強く年老いても財運に恵まれ、老後の運勢が良い   
  •             凶相:飲食に淡白、目下に縁が薄く家をおさめられない、老後に苦労する
  • その他ひたい、眉毛、眉、目、唇、耳、鼻
  • 「ホクロや傷のある場所」
  •             鼻先にある場合:災難、家を乱す
  •             目尻の場合:夫婦仲を悪くする(女性)
  •             眉の間:財産を失くす
  •             耳の中:30代以降に持病を持つ
  •             鼻の背:離婚、再婚の相
  •             おでこ:知的で頭の回転が早い、吉相
  • 「漢方の気・血・水」
  •             気:生命を維持する活力・神経全般
  •             血:血液やホルモン成分
  •             水:リンパ液やリンパ球免疫機能
  • 「漢方医学の四診」
  •             望診:視覚(顔色・舌・肌)
  •                         健康な舌は薄いピンク、適度な湿り気、白い苔
  •             聞診:聴覚・臭覚(音声・呼吸器・体臭・口臭)
  •             問診:視覚・聴覚(現在の症状や病気、過去の病気)
  •             切しん:触覚(脈・腹)
  • 「観相の補足材料」
  •             黒い服:独立タイプ、タフでストレスに強い
  •             白系・薄いピンク:折り合いがいい、ストレスに弱い
  •             赤系の服:競争心が強い、闘争心が強い
  •             青やアイボリー:可・不可でもないバランスが取れた状態
  •             茶やモスグリーン:窮地にある、放っておけないタイプ
  •             紫と黄色:注目を浴びたいタイプ
  • 「人の運は食にあり」
  •             清涼飲料水の飲みすぎは糖分が過剰になり悪玉菌が増える
  •             スパイシーな食材や繊維質ものの摂取、さらに発酵食品で善玉の腸内細菌を増やすこと
  •             乳酸菌(ヨーグルト)などで腸の活動をよくすることで元気になる
  • 今後AIによるデータ分析で「観相」なども人工知能が解析するようになる可能性は高い