ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

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セレブの気分 vs 返って苦痛

2018-03-04 09:10:14 | 人生を「生かす」には

@「セレブ・一流」に憧れるのは誰でもあるはず。だがそう簡単ではない。超が付かなくとも、その気分を味わえる程度のことは、直ぐにでもできる。ここではその為に何を「心得」て置くべきかがある。気になったのは「おもてなし」という言葉が最近富に言われるが、あまり過剰な「サービス」をしてもらっても困ることだ。場所・場合によっては後から「有料」だということもあり要注意が必要だ。(日本語の曖昧さ)要は「本人の気持ちの持ちよう」次第で一流のホテル・レストランでなくとも十分味わえることを言いたい。それと一流のマナー等をあまり気にしたりすると楽しみより逆に苦痛を感じることさえある。特にレストラン等では「食事相手」次第で相当変わるのは誰でも判ること。だからその時の「気分と食事相手+楽しい話題」を間違えなければ最高になるはずだ。(これからの時代、何を食べたかよりも誰と食べたかが重要であり、満足度が変わる)案外超一流・セレブの行きつけの場所などに行くと返って「気分が悪くなる」こともある。(馴染みの人にばかり気を使い、他のお客様にはほどほどの態度になること)だからそんなお店には「一見さん」としてではなく馴染みの誰かの紹介、もしくは同伴で行くのがベストだ。 そこで楽しい話題の盛り上げで必要なことは「あいずち」だ。あいずちの「さしすせそ」をご紹介しよう。これが言えたら楽しくなる。

 さ;さすがですね
 し;知らなかった
 す;素敵ですね
 せ;センスがいいね
 そ;それはすごいですね

『一流のサービスを受ける人になる方法』 Itsuka

  • 服装・アプローチ・受け答え・態度の基本的マナー
  • 「おもてなし」
  •             「表裏無し」=ものを持って成し遂げる・表裏がない心で
  • 「100−1=0」
  •             一つでもお客様を怒らせることがあれば台無しになる
  • 「サービス」
  •             「サービス」は有料VS「もてなし」は気持ち
  • 「身だしなみ」
  •             「品性」を出す・気遣いを表に出す・おしゃれ感覚
  • 「サプライズ」
  •             相手のことを考えて最善を尽くすこと=嬉しくなる
  • 「感謝への返答」
  •             「どういたしまして」から「私の喜びでもあります」
  •             “You are welcome” to “It’s my pleasure”
  • 「一流の感性は」
  •             一番と認められる場所、人に会うことで感性が磨かれる
  • 「待ち合わせ」
  •             お店の前ではなく、先に入って食前酒でも飲んで待つ
  • 「シャンパンで乾杯する理由」
  •             中世のフランス歴代国王の載冠式・儀式での祝杯由来
  •             無数に立ち上がる泡が絶えない幸せや祝福を意味した
  • 「食事を終えて席を立つ時のナプキン」
  •             綺麗にたたんで置くのは「食事が美味しくなかった」の意味
  • 「写真」
  •             写真は許可をもらってから撮影すること(他のお客様への配慮)
  • 「ワイン」
  •             Rouges=Red wine, Blancs=White wine, Chanpagne
  •             果実味・甘味・辛味・酸味・渋味
  • 「ワインラベル」
  •             フランス語「エチケット」(ラベル)はお願いするともらえる
  • 「食事でのマナー」
  •             知らないことは聞く・冒険心をもって訪問する
  •             「今の季節でお薦めはありますか」(料理&ワイン)と聞く
  • 「お寿司屋さん」
  •             初回の場合は「上1人前」で観察する(無難な注文)
  •             食べる順番は白身から、例としてカンパチから赤マグロ
  •             出されたら直ぐ食べる(天婦羅・蕎麦も同じ)
  •             長居はしない(約40分程度)
  •             「おあいそ」ではなく「お勘定」で声をかける
  • 「ホテルの貸し出し物」
  •             貸し出し可能なものを聞いておく、ズボンプレッサーetc
  •             枕・CD/DVDプレーヤ・アイロン・空気洗浄機・化粧水

利己主義に必要な道徳

2018-03-04 08:07:25 | 世界の動きから見えるもの

@2冊の「学問のすすめ」を重ね読みしてみた。福沢諭吉の同じ原本でありながら著者によって言葉のインパクト差は大きい。ここでは、なぜ今「学問のすすめ」が必要なのかを冒頭に記述している。米国のトランプ大統領の民主主義=利己主義化(強力な自国保護)の動きが世界を驚愕させている。中国も日本に対しては「第9条の堅持」と避難しながら自国軍事力増強と領土拡大を狙った動きをしており、世界が「利己主義」的な行動を自分勝手・我が儘に取り始めたことに国家間の緊張感が一気に出てきた。日本の「鎖国VS開国」は結局誰の都合だったのか。米国・中国・ロシア等人口・領土・経済等の大国は、今後小国に対してどのような無理難題を押し付けるだろうか。その結果何が生まれるのか。政治家の個々の「名誉」欲で世界が振り回される時代になってきた。

「日本人の交渉力は目立って低い」は海外にいると判る。ここにもある「日本人は演説(スピーチ)が下手」とあるが現代でもそれは多くの場所で感じる。日本人のプレゼンはどうも下手くそと言わざるを得ない、人を説得する内容と話し方から率直に、直感的に理解できないことが多い。「学問のすすめ」でも言っているが、相手を説得する為には、日本人はもっと「発表会」「プレゼン」「講演」等に知識と経験が必要だと思う。筆者も過去米国で、数百回、少数から数百人の投資家を前に数多くプレゼンを限られた時間内でした経験から、多くを学び、その経験からメンター支援をしている。 英語で申し訳ないが参考までに一番多い1分間ピッチパターンとその必須内容をご紹介しましょう。

Hello, I’m _________ founder of the __________.

  1. We make (deliver, lease etc), a _________ (things)
  2. for _________(type of customer)
  3. that (gives the solution, solve the problem of) ________(describe in sentence)
  4. the benefit to (customer) is _____________
  5. Our solution is different from the competition because __________(describe secret things)

Revenue model, Customer big name (if any), Strength, Ideas, Traction, Competitots

『学問のすすめ』岬龍一郎

  • 今なぜ「学問のすすめ」なのか (自分の道を自分自身で切り開く為に)
  •             民主主義の基盤は個人主義であるが、その個人主義が利己主義とはき違え、自分さえ得すれば何をしても良いと思っている時代になりつつある。「独立の精神」=実学という合理主義的な考え
  •             武士道精神を具現化したもの
  •                         「武士道」新渡戸稲造著(生き方)
  •                         仁義・節義・忠義・信義・礼節
  •                         廉恥・潔白・勇気・名誉
  • 身分貧富の差がつくのは学問をしたかどうかにかかっている
  •             知識あるものは改革の先頭に立て
  •             文明を生み出すのは中流階級の人々の知恵である
  •             知識と知恵の発展が文明を開く
  • 個人の独立があってこそ国家の独立がある
  •             今川義元は滅び、フランスは生き残った理由
  •                         駿河の領民は義元に頼り傍観者であったVS愛国心
  • 妄説に惑わされない賢明な知恵を磨け
  •             権力者は庶民を無知でお人よしと考えている
  •             欲望は限度をわきまえれば美徳になる
  •             猜疑心・嫉妬心・恐怖心・卑怯=内緒話・密談・陰謀
  •             江戸大奥は異例=無智無学の女子・勤勉でも・怠け者
  •                                     将軍様の寵愛を僥倖するだけの別世界
  •             日本人はもっと演説がうまくならなければならない
  •                         人を説得する演説の効用
  •                         観察・推察・研究・読書は知識を蓄積する方法であり、議論は知識の交換であり、著作・演説は自分の知識を人に広める手段なのである。
  •             相手の事を考えるのが交際の第一歩
  •             人間社会はギブアンドテイクであるVS「情けは人の為ならず」
  •             物事を疑ってから取捨選択をする
  •                         ガリレオの天動説・ニュートンの万有引力等
  •             理論と実践は平行して行わなければならない
  •             人を批判する前に自分をその立場に置く           
  •             交際上手は明るく元気な人
  • フランスは文明の源といい、知識・文化の中心地だというのは、国民の動作や言葉使いが生き生きしており話し方も顔つきも親しやすく付き合いやすい風習をもっている
  • 「百冊の人生書より一冊の『学問のすすめ』(世界に誇るべき名著)
  • 「人生を決定づける差とは何か」
  •             「それはただ、その人に学問の力が有るか無いかによって決まる」