@最近「頭を使う」という動作が少なくなったと感じる。レストランのメニューがその一例にもなるが「写真で理解」するようになってからフレンチレストランのメニューをみると何故かうんざり、めんどいと感じる。それは文字の羅列をいちいち頭の中で、この野菜はどんな味なのか一つ一つ理解、想像し、選ばなければならないからだ。それにほぼ全文を読まないと理解できない状態になるが、「写真」は思考回路が違うのか一瞬にして想像から好みの選択に繋がる。「ビジュアル」化社会に慣れることの良さと悪さがここにある。だから頭の思考回路が慣れきると真に「頭を使う」から解放を望み、リスクをとって違うメニューを選ぶのを避けてしまう。結局昔からの味と料理を選んでしまう。だか結局満足度もあり問題はないが、「挑戦」ということに欠け始める。「頭を使う」は他にもいろいろあるだろうが時短をあえて選ばず「疑問を持ち、質問し、理解する」回路を選ぶべきか。「知らないことを知らない」を知り、「頭を使い」無くしていきたい。
『考える練習帳』細谷功
- 自分の頭で考えることが重要とは?
- 考える力とは「抽象化する能力」(集中すること)
- 知識と経験力=思考力が重視される時代
- 人のパターンは4つ
- 知識も思考力もある人
- 知識はあるが思考力が無い人
- 知識は無いが思考力がある人
- 知識も思考力も無い人
- 「気づき」=無知の知で勝負が決まる
- 疑ってかかる
- 矛盾を知ること
- 見え無いものをみること(認識)
- 会議の効率が上がらない=非効率であることを知らない
- 3つの領域を知る
- 知っていると知っていること
- 知らないと知っていること
- 知らないことすら知らないこと
- 「知らないことが逆に強みになる=質問をして理解する」
- 考える力
- 自分から動く
- 変化を起こす
- リスクをとる
- 差をつける
- なぜ?と問う