世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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「ドリームジャズバンドで起こった暴力事件 に対する日野皓正氏の謝罪について」〜代表質問より

2017年11月28日 | 議会報告

昨日の代表質問より、ドリームジャズバンドで起こった暴力事件

に対する日野皓正氏の謝罪について」の部分を以下に貼り付けます。


    2017年11月27日 代表質問

     


今、角界が横綱日馬富士の暴力事件で揺れています。

角界も日野皓正氏の世界も、立場が上の者が立場の弱い者に

対して暴力を振るうことは許されるというような古い体質が

残っているのだな、と思いました。 

 

11月22日の東京新聞「本音のコラム」では、文芸評論家の

斎藤美奈子氏が、「暴力が繰り返されることの背後にある

文化的な土壌が問題である」と述べ、その事例として

ドリームジャズバンドでの日野皓正氏の暴行のことが、

相撲界で起こった暴力事件と並んで取り上げられていました。

 

また翌11月23日には、「職場にも潜む暴力の闇〜日馬富士

だけじゃない 政界で 音楽界で 学界で 肯定派多い?」の

記事の中に、日野皓正氏の写真入りでドリームジャズバンド

での暴力事件が取り上げられていました。


日野氏の行為は、このように明らかな暴力事件だったという

ことです。

      

さて、11月17日、区のホームページに日野皓正氏の謝罪文

というのが掲載されました。

その謝罪文を読んだ人の感想をご紹介しましょう。世田谷区

在住の作家、松井計さん →「読んだ。日野、詫びる形を取り

ながら行為を正当化しちゃってるじゃないの。話にならない。

日野が中学生に教えたのは、相手が悪いとき、こちらが上位

であれば撲ってもいい、ということですよ。

そこは詫び文でも否定してないんだから。日野は中学生に

そういう教育をしたということ。誰か他のきちんとした教育

理論を持つ人が、そうではないんだということをこの子に教え

ないと先々が大変だ」をはじめとし「あの謝罪文は子どもに

説教をし、暴力をふるったことを正当化する言い訳をしている

だけ」との声が続々上がっています。

  

全く謝罪になっていないのは明らかですが、あろうことか、

日野氏を擁護しているのが、保坂区長と掘教育長であります。

あの文章で「日野さんもきちんと謝罪していますから」と

思えるとは、お二人は体罰容認派の世界の方ですか?

保坂区長的に表現すると「ぎりぎり反省の手前」でも掲載

したということでしょうか。

あれでよしとしている感覚が理解不能です。

 

   

 

そのような呆れる内容ではありますが、ホームページに掲載

しただけでは、ほとんどの人が知らないままですから、

例えば『区のお知らせ』に掲載するなどして、あの事件の

その後、を区民に伝える必要があると思いますが、お考えを

伺います。

 

また、ドリバンに関して、もう一つ、懸念されることがあり

ます。 

 

日野皓正氏は、今回は、実際には全く指導していなくて、

他の講師が担当したと聞いています。


その中に、2005年の発足当時からドリバンで指導している

というXさんというプロミュージシャンがいらっしゃいます。

その方が、日野皓正氏が9月1日にマスコミのインタビューで

答えた場面を見て、ネットでこう呟いているのです。

  

「インタビューみた。日野さん、最高すぎて泣けました!

俺らは全部知ってますから。ドリバン万歳!!です!」と。

    

その時の日野氏の発言は、「ヤツの心を立て直してやらなきゃ

という思いがある。だから、これからもやるよ。ビンタもね、

アントニオ猪木の方が数段痛いと思うよ」

「行き過ぎたところは分かる。それは謝る」としつつ「でも、

必要な時もあるんだよ。それだけのこと」というものでした。

  

この発言が全てではありません。しかし、上記の発言が含ま

れているのは事実です。それを聞いて「日野さん、最高」と

世間に発信しているのです。 

 

音楽家として日野皓正氏を尊敬し崇拝しているということは

ご本人の自由です。

しかし、教育的イベントの場で日野氏が生徒に対して暴力行為

を行ない「これからもやるよ、ビンタもね。必要な時もあるんだ」

と言っている、それを肯定して「日野さん、最高!」って、

どうなのでしょうか? 


いつのまにかドリバンは、「日野皓正と彼を崇拝するひとたちの

もの」という感覚になっていませんか?

1000万円以上の税金を使って行われているイベントなのに、一部

のひとたちに私物化されている、と、誤解を招きかねない発言だと

思います。

   

    

また、「俺らは全部知ってますから」という表現について「まるで、

あの生徒がああやって日野さんに殴られるのには当然の理由がある

のだ。みんな知らないかもしれないけれど」と言っているようだ。

いったい、どんな理由で、暴力を振るうことが正当化されるのだ?」

と、疑問の声が届いています。

 

保坂区長は、ドリバンの講師がこうした発言を公表していること

をどうお考えなのか?

 

X講師は「暴力を振るったことはないし、教え方がうまく、生徒

たちからも信頼されている」とのことです。

しかし、このような発信は、今後のドリバンの講師としてふさわ

しくないのでは、と、私を含め多くの人が違和感を持ち疑問視し

ています。改めていただきたい、と。見解を伺います。 

(質問ここまで)


答弁は、支離滅裂でひどいものでしたが、、、、


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