おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(江戸東京博物館 「徳川将軍家へようこそ」)

2017-09-20 21:00:58 | 博物館・美術館
 江戸東京博物館では、9月24日まで企画展「徳川将軍家へようこそ」が開催されている。






 公益財団法人徳川記念財団所蔵の徳川宗家伝来の資料から、歴代将軍ゆかりの作品が展示されている。ちなみに、企画展は常設展料金で観ることができる。前期と後期で若干作品の入れ替えがある。小生は、後期を見学。

 5部構成となっており、

 プロローグ:武家の棟梁-葵三代-
 東照る大権現の肖像画や家康の書状、秀忠や家光の肖像画、屏風図など

 第1章:武将のすがた-徳川の平和-
 綱吉から家定までの時代、歴代将軍の肖像画や江戸城吹上御庭図、通商条約締結関係の文書など

 第2章:大奥のみやび-篤姫と和宮-
 着物や蒔絵など

 第3章:激動の幕末-家茂の決意、慶喜の決断-
 家茂と慶喜の肖像画、リンカーンからの新書の和訳、日本国政府の印鑑、そして、大政奉還勅許写など

 エピローグ:家名相続-新たな時代へ-
 徳川家名相続沙汰書、駿河藩の印、静岡藩知事任命書など


 260年余続いた徳川幕府、とりわけ、幕末期の外交関係の文書に興味を持った。以前、飯倉の外交史料館の特別展「幕末へのいざない」で外交文書などを通してペリー来航から大政奉還に至る幕末の政治・社会の動きを知ることができた。その時に、磐城平藩主・安藤信正の記載も確認できた。
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日乃屋カレー

2017-09-19 21:07:53 | グルメ
 先日、江戸に出奔したとき、久しぶりに「日乃屋カレー」を食した。




 ここ、「神田カレーグランプリ」2013年にグランプリを取ったお店。最初に日乃屋カレーを食したのは、まさに、神田ガード下。今回は、江戸東京博物館見学の流れで、両国のガード下へ。

 入口の前に券売機がある。スイカも使える。

 メニューを確認し、定番ではあるが「カツカレー」を選択。



 暫し待つと、登場。



 辛さの中に、フルーツの甘味のような感覚。旨しであった。
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呑兵衛たちの月9 その346

2017-09-18 21:49:50 | 
 台風18号がやってきた。天気図や予報図などを観ると、日本海方面に抜けてしまうので、それほどでもないかな、と思っていたが、午前3時頃からものすごい風と雨、前線が刺激されて可能性もある。朝、5時頃、雨は止んだものの、風が若干吹いている。ベランダの植木鉢は、無惨に転がっていた。まさに、台風一過。秋めいた日差しが鋭く刺さる。風は若干強め。
 今日は、「鹿島金光寺所蔵 木造宝篋印塔~700年の歳月を経て~」の講演会を聴講。会場までマイチャリで行ったので、汗が止まらず。ペットボトルの緑茶を飲みながら、扇子で一生懸命扇いだ。


 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 千秋に引き続き、今日も仙台。類氏は青葉山の伊達政宗公騎馬像前からロケ開始。そこから、伊達正宗の墓所・瑞宝殿へ。階段は伊達家62万石にあやかって62段。小生も、以前訪れたことがある。正宗公の霊屋(おたまや)は竜頭の瓦で装飾され、中には正宗公の木像が安置されている。瑞宝殿も戦災で消失してしまったが、現在は再建されたもの。再建時に墓所を発掘し、正宗公の遺骨などを調査した。その結果などは、瑞宝殿脇の資料館に展示されている。

 「仙台では横丁を探すべし」とのことで、三越近くの「東一市場」へ。人が数人通れるほどの狭い路地、そこに佇む、創業25年「菊水」へ。1階はカウンターのみの模様。店の大将は和食の修行をしていたが、ルーツは盛岡のもつ焼屋、カウンター奥にも、「やきとり」と「焼き鳥」の違いなど、もつ焼にこだわっているところもある。
 先ずは「生ビール」550円、「お通し」500円は2品、「サバのなまり節を使った夕顔」と「サザエ蒸し」。「煮込み」400円はこのお店の名物。ピリ辛でテッポウとバラ肉をみそと醤油でじっくり煮込む。もつ焼を注文、出来上がるまで、宮城の地酒「宮寒梅 純米吟醸 ミスターサマータイム」600円をいただく。甘口のように感じる酒。もつ焼が出来上がる。「シロ」100円は塩でいただく。皿には辛子みそが添えられる。「レバー」100円は甘辛のタレでいただく。タレは、盛岡のお店から分けてもらったものとのこと。
 三陸の幸も味わいたい。宮城の地酒「水鳥記 ひやおろし 特別純米」600円をいただきながら、「ちょい刺し盛り」980円(赤いか、ツブ貝、ノドグロ、カツオ)は4点盛。大将が3日前につってきたヤマメは燻製になっている。「ヤマメ燻製」750円もいただく。
 2階には座敷が3部屋、類氏乱入して交流を深めた。
 〆は岩手県遠野から取り寄せたラム、「生ラム炭火焼き」700円、そして、ラムに合うのはビール、「エビス スタウト クリーミートップ」600円をいただく。生ラムは、ほんのりとした塩味で肉を引き立てている。十分満足。

 
 今週末は、秋彼岸。暑さ寒さもなんとやら、この日を境に、昼の時間が夜の時間に追い越される。ますます、酒が恋しくなる季節となってくる。今日の〆は、酒好きの歌人・若山牧水の歌

 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり

 こんな気分で杯を煽りたい。
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「リゾートしらかみ」にて一杯

2017-09-17 19:57:28 | 
 新青森駅から「リゾートしらかみ」に乗車、秋田に向かう。普通列車扱いではあるが、全席指定席である。客席もリクライニング。ゆったりと「呑み鉄」ができる。




 まずは、汗をかいたのでビールで喉を潤す。




 気分も良くなってきたところで、地酒。「じょっぱり」をいただく。




 駅で購入したモノを呑みほし、もうちょっと欲しくなった。

 そうそう、「リゾートしらかみ」には車内販売がある。

 これまた地酒「安東水軍」、アテはいぶりがっこ・スモークチーズ。




 良い具合に琥珀色をしている。




 なんか、もう少し欲しい気分ではあったが、夜に備えた。
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いわき市考古資料館「鹿島金光寺所蔵 木造宝篋印塔~700年の歳月を経て~」

2017-09-15 21:00:34 | 博物館・美術館
 いわき市考古資料館では、9月12日から25日まで、「鹿島金光寺所蔵 木造宝篋印塔~700年の歳月を経て~」が開催されている。






 塔の高さは、約95センチくらい、k以外と大きい。




 平成27年5月に、いわき市有形文化財(建造物)に指定された。木製では国内最古(鎌倉時代後期)と考えられる鹿島金光寺収蔵の宝篋印塔を特別に展示している。

 この展示では、様々な塔の形式を知ることができる。




 宝篋印塔は、次のような形態である。



左側の塔


右側の塔



 関連資料で、関ヶ原以前にこの地を治めていた岩城公の墓所の石塔も写真で紹介されている。






 また、9月18日(月)10:00から、いわき市生涯学習プラザで講演会が開催され、中世墓研究の第一人者である公益財団法人元興寺文化財研究所副所長の狭川真一先生による木造の宝篋印塔の意義について詳しく解説される。
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