おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

博物館浴(とみおかアーカイブ・ミュージアム)

2021-07-20 20:52:29 | 博物館・美術館
 この時期、東京都写真美術館では、恒例の「世界報道写真展」が開催されている。まん延防止が終われば、江戸に出奔し、鑑賞してきたかったのだが、緊急事態宣言が発令。やむなく断念した。

 県内移動ということで、先日、富岡町にできた「とみおかアーカイブ・ミュージアム」に行ってみることにした。当然、常磐線で。

 富岡町出身の職場の同僚が、駅からバスが出ているとの情報を教えてくれたが、ちょうどいい時間帯のバスがない。歩いて行ってみることにした。約30分、富岡町役場の近くに新しい施設が見える。





 この施設では、震災遺産の保全を宣言している。そういえば、3月に行った福島県立博物館でも、震災遺産の収集やその意味づけを実践していた。

 富岡町は、東日本大震災と福島第一原発事故により、全町避難となった。駅周辺は津波により大破。国道6号が再開通した時に、その姿を見た。まだ、被災した自家用車も取り残されていた。当時の妻帯本部の様子も再現されている。





 避難を呼びかけていた警察官、お二方が殉職された。その時に乗車していたパトカーも展示されている。



 震災前の街の様子がジオラマに。この家は誰の家なのか、それぞれ名前が記載されていた。



 次の電車の時間もあり、ちょっと駆け足気味での鑑賞。富岡町出身の人だろうか、映像をじっくりと観ていた。

 この遺産をとおして、東日本大震災を忘れることなく、命を守る行動に繋げていかなければならない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 呑兵衛たちの月9 その491 | トップ | まん延防止等重点措置 解除 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

博物館・美術館」カテゴリの最新記事