おもしろきこともなき世を おもしろく すみなすものは・・・

セロ弾き 呑み鉄 蕎麦打ち~趣味とともに楽しく過ごしたい今日この頃

呑兵衛たちの月9 その160

2013-08-19 21:47:10 | 
 先週は、いわゆる旧暦のお盆。いわきでは、新盆宅にはじゃんがら念仏踊りや花笠踊りが訪れ、去年の旧暦七夕以降になくなられた御霊を供養し、回転櫓盆踊りで先祖を供養する。特に、じゃんがらの鉦と太鼓の響きは、いわき平に生まれ育った小生にとってはDNAが騒いでしまう。子どもの頃は、近所の新盆宅で待ち伏せをして、一緒にスイカをご相伴にあずかったり、じゃんがらの列の後について歩いたりと・・・。そして、花笠踊りは、現在では、市内に2、3箇所しか継承されていない。小生がまじまじと見たのは、祖母の新盆の時。祖母の出身である平赤井地区に花笠踊りが残っている。祖母の供養ということで、来て踊ってもらった。そのときの模様は、ビデオテープに残してある。鼓をバチでたたいてリズムをとり、歌に合わせて踊る。

 じゃんがらと花笠踊り、実は、明日開催される「夏井川灯籠流し」で披露される。天気が心配なのだが・・・。

 ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。

 今日は、春日部市の東武伊勢崎線・一ノ割。周辺は住宅街の模様。桐箪笥・桐箱の産地で、類氏は「松田桐箱」という工場に入る。4代目の主人は新商品開発に取り組んでおり、桐の米櫃、桐の名刺入れなど、斬新な商品を作っている。通信販売も行っているそうだ。あとで調べてみよう。
 暗がりになり、住宅街の一角にある「すずらん通り」へ。赤提灯がちらほら。類氏は「大衆割烹 やまよし」に入店。入ると御常連が類氏を拍手でお出迎え。カウンターに座すると、まずはお通し。数種類の肴が皿に並ぶ。類氏、お通しは1,000円くらいかと思ったようだが、中身の割に安く400円。本当の酒好きは、これだけでも十分かもしれない。進められるままに、会津坂下の酒「飛露喜 純米吟醸」、埼玉でも呑むことができる模様。地酒には地の名産、馬刺しがあれば最高かもしれない。
 ここから、酒の肴が出てくる。まずは、「自家製卵豆腐」、あんかけである。類氏曰く「磐梯山の水の流れのごとく、スゥーッと入っていく」、ただ、会津坂下と磐梯山、ちょっと離れているかもしれない。
 続いて、御常連から埼玉の地酒をいただく。「花陽浴」、味が濃く重いが嫌みがない、とは類氏評。鰹の刺身は店主のアイディアでニンニクチップをからっと揚げたものを添えている。これが旨いそうだ。そして、「むぎいか青森地鶏煮」を食して、〆に店の名物「つみれ汁」を注文。出てくるまでの間、御常連との乾杯攻勢、親交は深まった。つみれ汁が出てきた。器がでかい。店の名物たる所以かもしれない。まさに、〆には最高だ。

 盆の週が終わったので、気持ちを切り替えたい。特に、月末のイベント、これが終われば一段落、といきたいのだが、終わったら終わったで次の山が迫ってくる。体力をつけねば。

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