東京国立近代美術館では、9月10日まで「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催されている。
スペインのカタルーニャ地方に生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ。ガウディの独創は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や風土など自らの足元を深く掘り下げることで、時代や様式を飛び越える革新的な表現に到達したことにあります。
今回のガウディ展、「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていくもの。
図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を練り上げていったガウディ独自の制作方法に注目するとともに、「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向にも光を当て、100点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえながら、鑑賞することができる。
展示構成
1 ガウディとその時代
2 ガウディの創造の源泉
3 サグラダ・ファミリアの軌跡
4 ガウディの遺伝子
若き日のガウディの活動
「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」というガウディの言葉
自然に潜む幾何学の建築への応用
2代目のサグラダ・ファミリアの建築家としての取り組み
2026年の完成を目指し、建築が進んでいる。
スペインのカタルーニャ地方に生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ。ガウディの独創は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や風土など自らの足元を深く掘り下げることで、時代や様式を飛び越える革新的な表現に到達したことにあります。
今回のガウディ展、「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに即してガウディの建築思想と造形原理を読み解いていくもの。
図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を練り上げていったガウディ独自の制作方法に注目するとともに、「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど建築・彫刻・工芸を融合する総合芸術志向にも光を当て、100点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像をまじえながら、鑑賞することができる。
展示構成
1 ガウディとその時代
2 ガウディの創造の源泉
3 サグラダ・ファミリアの軌跡
4 ガウディの遺伝子
若き日のガウディの活動
「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」というガウディの言葉
自然に潜む幾何学の建築への応用
2代目のサグラダ・ファミリアの建築家としての取り組み
2026年の完成を目指し、建築が進んでいる。