東京都写真美術館の展示スペースは、B1F、2F、3Fの3か所。それぞれ企画展が開催されている。
B1Fでは、10月14日まで「マジック・ランタン 光と影の映像史」が開催されている。
映写機やプロジェクターの原型にあたる「マジック・ランタン」、映画のかなり前に発明されている。これが、映像投影のはしり。
今回の展覧会では、映像の歴史に視点を当て、映像機やスライド、リトグラフなどが展示されている。
2Fでは、9月24日まで「杉浦邦恵 うつくしい実験 ニューヨークとの50年」が開催されている。
杉浦邦恵は1942年生まれ。1963年、20歳の時に単身渡米し、シカゴ・アート・インスティテュートで写真と出会う。美術学校では絵画や彫刻がまだ主流という時代であったが、彼女は、表現としての写真の可能性にいちはやく注目し、実験的な手法によって制作をおこなっていく。魚眼レンズによる画像の歪み効果の使用や、人物と風景のモンタージュ、ソラリゼーション、モノクロとカラー・ネガの併用など、制作のプロセスを重視した。アクリル絵の具やカンヴァスを作品制作に取り入れ、写真と絵画を融合させ、ポップアートを始めとする60年代以降のアメリカのアート・シーンを背景に表現形式は洗練され続けた。
3Fでは、11月4日まで「TOPコレクション たのしむ、まなぶ 夢のかけら」が開催されている。
東京都写真美術館所蔵の作品を紹介する展覧会。この展覧会は、大人と子供、さまざまな立場の人たちが見たものや感じたことを自由に語りあって、作品の見方を深めていく、そんな光景が自然と生まれてくることを目指しているそうだ。
B1Fでは、10月14日まで「マジック・ランタン 光と影の映像史」が開催されている。
映写機やプロジェクターの原型にあたる「マジック・ランタン」、映画のかなり前に発明されている。これが、映像投影のはしり。
今回の展覧会では、映像の歴史に視点を当て、映像機やスライド、リトグラフなどが展示されている。
2Fでは、9月24日まで「杉浦邦恵 うつくしい実験 ニューヨークとの50年」が開催されている。
杉浦邦恵は1942年生まれ。1963年、20歳の時に単身渡米し、シカゴ・アート・インスティテュートで写真と出会う。美術学校では絵画や彫刻がまだ主流という時代であったが、彼女は、表現としての写真の可能性にいちはやく注目し、実験的な手法によって制作をおこなっていく。魚眼レンズによる画像の歪み効果の使用や、人物と風景のモンタージュ、ソラリゼーション、モノクロとカラー・ネガの併用など、制作のプロセスを重視した。アクリル絵の具やカンヴァスを作品制作に取り入れ、写真と絵画を融合させ、ポップアートを始めとする60年代以降のアメリカのアート・シーンを背景に表現形式は洗練され続けた。
3Fでは、11月4日まで「TOPコレクション たのしむ、まなぶ 夢のかけら」が開催されている。
東京都写真美術館所蔵の作品を紹介する展覧会。この展覧会は、大人と子供、さまざまな立場の人たちが見たものや感じたことを自由に語りあって、作品の見方を深めていく、そんな光景が自然と生まれてくることを目指しているそうだ。