今朝は晴れてはいるのだが雪が舞っていた。山間部に住む職場の先輩は、吹雪いていたため遅れてやってきた。夏は暑く冬は寒い、季節感があっていいのだが、ただ、その間にある春と秋を堪能することができなかったような気がする。
ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月9、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。
まずは、京王線・笹塚。類氏、アンティークショップを眺めてから、「やきとり井口」に入店。とりあえず生ビールで御常連と乾杯。店主に進められた白レバーを食す。ちょっと柔らかいそうだ。岩手産の野生鹿の刺身を芋焼酎のお湯割りで流し込む。そして、類氏お得意の御常連との乾杯攻勢が始まる。焼き鳥を食しながら、類氏、むせる。ナレーターはここぞとつっこみを入れる。
鳥味噌タタキは、鶏肉と軟骨、そこにネギと味噌を混ぜてたたく。ナメロウのようなものとのことだ。そして、食してみたいのがネギのホイル焼き。聞き逃してしまったのだが、バターを入れているような。焼きネギの甘みが伝わってくるようであった。
お次は、千代田線・根津。小生が好きな谷根千の一角。とにかく、この界隈は歩いて楽しい。類氏は、根津神社へ。ここは、ツツジで有名だ。小生が放浪したときは夏場。暑かった記憶しかない。ここから、坂を上り、東大方面へ向かった。
お店は「木曽路」。カウンターには野菜を中心とした大皿盛りが並ぶ。健康的だ。御常連のマダムに勧められるままに、焼酎のお茶割りを注文。さっぱりとした柿のマリネを流し込む。マダムからは、塩分控えめの豆はたはたのお裾分けをいただく。
このお店の名前の由来、実は福島県に関わりがあるそうだ。戦前、矢吹町に軍の飛行場があり、特攻隊員が飛び立ったそうだ。女将が見送った隊員の一人が木曽路出身で、それにちなんで名付けたとのこと。ちょっと、しんみりとした話となってしまった。
このお店の隣には、女将の息子さんがやっている「モレイラ」という洋楽好きが集まる店がある。類氏、早速乱入、そして、御常連と乾杯。おすすめの品、熱々のネギと油揚げのビーフンを注文。猫舌の類氏、さましながら食していた。
そして、「木曽路」へと戻る。戻ってみると、お隣のマダム、もう、呂律が回っていないようだ。
そして、丸ノ内線・後楽園。近くは小石川。歴史的遺構が残っているそうだ。次回、お江戸に上ったとき、この界隈を放浪してみたいものだ、というか、是非放浪したい。
お店は、静岡出身の方がやっている「遠州屋」。類氏、まずはぬる燗で御常連と乾杯。生ガキを流し込む。御常連から進められるままに、モツ煮を注文。出てくるまでの間、類氏が山で知り合いになった御常連から黒霧島のお裾分け。で、モツ煮、器がでかい。中には豆腐。これは旨そうだ。この店の主人、ちゃんこ屋で修行していたとのこと。ちゃんこ系メニューもそろっている。御常連が注文したちゃんこ鍋をめざとく見つけ、いつものように箸持参で乱入。来られた方は断ることもできない。類氏、しっかりとお裾分けをいただいた。
今日は、鳥取・倉吉の干し芋焼酎「典々」のお湯割りをいただきながら類氏の世界へと入っていった。
ところで、アジアカップ、日本vsサウジアラビア。5-0で日本完勝。めでたし。Bグループ1位通過で、次は準決勝だ。