美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

川柳 席題(元気)

2013-01-13 16:20:12 | 席題(川柳教室)

5点 旺盛な学習意欲老い知らず
6点 カラオケを楽しむ友に声の張り
7点 六十路でも見合いのバスで嫁探す
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川柳 宿題(穴)

2013-01-13 15:13:15 | 宿題(川柳教室)

人 食欲の秋を諌めるベルト穴
地 生きている地球訪ねて噴火口
天 五円玉穴から覗く貧富の差
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川柳 席題(シャツ)

2013-01-13 13:36:32 | 席題(川柳教室)

4点 ネクタイが外れて派手な柄を着る
6点 Tシャツの二の腕太し夏の妻
8点 ジーンズとアロハで決める古希の夏
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長屋の川柳論

2013-01-13 10:43:12 | 長屋の川柳論
破調はどこまで
熊さん  「破調はどこまで許されるんだい?」
ご隠居さん「川柳の規則は、ほとんど575で詠むことぐらいで、その他は句を高級なものにするとかで、勝手にというか暗黙の取り決めをしているだけで、そのようなことをしたら絶対にダメというものは無い。」
八っアン  「それなら誰でも575くらいは守るんだね。」
ご隠居さん「もともと575と決めたのは、その方が句を読んだときにリズムが良いからであって、上5を6音にしても、許されるというようなことはあるよ。」
熊さん  「ところが、新子さんの句に次のようなのがあったんだけれど。
だからおまえも、と、責めないでおくれ    」
ご隠居さん「そうだね、これは川柳どころか五行歌にもなっていないくらいだね。でも、大家になると、このような破調の句を詠みたがるし、大家の作だと許す習慣があるようだね。」
八っアン  「ということは、誰が詠んだかによって、とんでもない破調でも許されるということかい。」
ご隠居さん「まあ、そんなところだね。だからといって、熊さんや八っアンが真似しても、誰も認めてくれないよ。」
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川柳 宿題(難しい)

2013-01-13 08:49:16 | 宿題(川柳教室)

人 ベテランの行く手にきつい岩登り
地 国籍は問わぬ農家の嫁さがし
点 杯の底ではよどむ仲直り
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