美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「私の好きな句」

2024-03-31 07:34:04 | 川柳マガジン
あやまる
ごめんなさい素直にいえる深い愛
謝り方うまくて社長続けます
ゆるしてる顔で熱燗すすめられ

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「誹風柳多留」

2024-03-30 07:34:14 | 解説
傘あやめ持て御住寺申ます
傘とあやめ、梅雨どきである。時季も言い、お寺の和尚さんが檀家から傘を借りて、それを返しに来た遣いの小僧さんの挨拶である。和尚さんがよろしくと申しておりました、と丁寧な言葉で挨拶したに違いない上品できれいに纏められている。
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「私の好きな句」

2024-03-30 07:32:58 | 川柳マガジン
余り
余力まだあると信じていた不覚
余生とはさせぬ百歳心意気
産み出した科学が人の手に余る

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一日一句

2024-03-28 10:37:34 | 一日一句
一日一句
西暦と平成令和かみ合わず   美和山吹
 平成が西暦で何年か見るのに、会社勤めしていたときの手帳の裏の年齢表を見ていた。
しかし、パソコンで調べたら、そのような表が見つかった。
アルバムを制作するときに、昔の写真の昭和、平成を西暦に変えようとしたけれど、いちいちパソコンの画面にそれを出すのも面倒である。
そこで、前の手帳を探したけれど見つからない。
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「私の好きな句」

2024-03-28 07:52:27 | 川柳マガジン
アナログ
電子辞書よりボロボロの父の辞書
一生はアナログ切れ目なんてない
激動の昭和を生きたアナログ派


*「川柳マガジン」四月号が、多分今日くらいに届くと思うので、そうなると、そちらの句を詠むため、「一日一句」はしばらく、お休みとなりそうだ。
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「誹風柳多留」

2024-03-27 09:46:46 | 解説
かんのふ寺といへばおらが近所にの
感応寺は谷中にあった天台宗のお寺である。湯島天神、目黒不動と共に富くじで知られている。今でも宝くじが盛んであるが、そこには毎週必ず億万長者が出ているはずである。この句はそのことを具体的に述べている。近所の人が当てたのか、たんに買っただけなのか含みを持たせている。「の」で止めているところが技であり、笑わせ所である。素朴な感じがするから地方の人かも知れない。
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一日一句

2024-03-27 09:44:15 | 一日一句
一日一句
パソコンに脳の一部を振り分ける   美和山吹
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「私の好きな句」

2024-03-27 07:33:05 | 川柳マガジン

水茎の跡文豪の筆の冴え
丁寧に指紋拭った跡がある
跡かたも無い町にした海の色

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一日一句

2024-03-26 09:20:39 | 一日一句
一日一句
ねいねいと四五人帰る正洞寺
正洞寺は下谷にあって紅葉で知られている。それをだしにして、吉原へ廻る手合いが多かったようである「ねい」は武家の使用人などが主人に対して使う言葉で「ハイ」という返事である。ここではだから「ハイ、ハイ」と重ね返事の事である。主人は遊んで帰るので、ついてきた中間は帰されたのだ。中間も四五人だから、遊んで帰る方もそれくらいいたことになる。
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一日一句

2024-03-26 09:18:59 | 一日一句
一日一句
新しいパソコンさて何やるか   美和山吹
*一日1句読むと決めて、まだ1ヶ月もたっていない。
けれど、毎日何を詠んだらよいか、困っている。
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