熊さん 「川柳にも分かり易くて、誰でも知っている句があるだろう。」
ご隠居さん「孝行のしたいときには親はなし なんてね。
もう、そういう誰でもわかる句は詠みつくされているんだよ。」
八っアン 「そんなこと分からないじゃないか。ないと思っているだけじゃないの?」
ご隠居さん「じゃあ、読み尽くされていないところがどこにあるか言ってごらん。そうしたら、誰でも分かるよい句を詠んでやるよ。」
熊さん 「そうじゃないよ。誰でも分かるよい句を詠んでくれたら、そこが詠み尽くされていないところだよ。」
(これではまるで一休さんの虎退治だね)
ご隠居さん「それとは別に、誰でも分かるよい句が同人の本の中にもあるんだよ。」
熊さん 「だって、誰でも読めるところになければよい句があっても読めないだろう。」
ご隠居さん「川柳の本なんて作っても売れないから、たくさんは作らないんだよ。」
八っアン 「本を作らないから読めないし、読めないから良い句を庶民が知らないんだよ。」
(これでは堂々巡りだね)
ご隠居さん「孝行のしたいときには親はなし なんてね。
もう、そういう誰でもわかる句は詠みつくされているんだよ。」
八っアン 「そんなこと分からないじゃないか。ないと思っているだけじゃないの?」
ご隠居さん「じゃあ、読み尽くされていないところがどこにあるか言ってごらん。そうしたら、誰でも分かるよい句を詠んでやるよ。」
熊さん 「そうじゃないよ。誰でも分かるよい句を詠んでくれたら、そこが詠み尽くされていないところだよ。」
(これではまるで一休さんの虎退治だね)
ご隠居さん「それとは別に、誰でも分かるよい句が同人の本の中にもあるんだよ。」
熊さん 「だって、誰でも読めるところになければよい句があっても読めないだろう。」
ご隠居さん「川柳の本なんて作っても売れないから、たくさんは作らないんだよ。」
八っアン 「本を作らないから読めないし、読めないから良い句を庶民が知らないんだよ。」
(これでは堂々巡りだね)