先生「ずいぶんたくさんのパンだねぇ。」<o:p></o:p>
A 「アナタのじゃないわよっ! 白鳥さんにあげるんだからっ。」<o:p></o:p>
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ひとつひとつ行事が終わり、残すのは卒園式のみとなりました。<o:p></o:p>
お別れがどんどん近づいてきているのです。<o:p></o:p>
希望へ満ちた未来へのトキメキ☆・・・不安・・・<o:p></o:p>
送り出し、残ることへの嬉しさ・・・寂しさ・・・<o:p></o:p>
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いろいろな思いが交差します。<o:p></o:p>
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恒例のお別れドライブ(白鳥見学)も終わりました。<o:p></o:p>
川に着いた途端「うわぁ、いたいた!」「お~い、白鳥サ~ン♪」と空を飛んでいる鳥たちに向って声をかけているみんな。持ち寄った餌は、本当にあっという間にカモメたちの胃袋へ・・・。<o:p></o:p>
「あなた(カモメ)たちにあげるんじゃぁないの! 白鳥さん、こっちよ。」<o:p></o:p>
必死の投げかけも優雅に泳ぐ白鳥たちには届かず、殆どがカモメたちに持って行かれ、弱肉強食?自然の法則??・・・そういえば、行動力いっぱいのカモメさんはあの子みたい・・・のんびり屋サンの白鳥はあの子に似ているナァ・・・な~んて重ねてみたりして。<o:p></o:p>
意地悪をしているわけではないのですけど、せめて、みんなで平等に食べましょうよ。<o:p></o:p>
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でも、みんな優しいんです!<o:p></o:p>
「可愛いねぇ~!」<o:p></o:p>
上手に一列にならんで泳いでいる白鳥サンを見て<o:p></o:p>
「幼稚園なのかな?背の順でお散歩しているみたいだねぇ。」
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「あそこは、恋人同士?」<o:p></o:p>
「あっちは、お父さん? あれは、お母さん?」と、人間模様ならぬ鳥模様を想像して盛り上がっていました。<o:p></o:p>
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あっという間に無くなったパンくずの空袋を空に掲げて「もう無いよ~!」<o:p></o:p>
お家でも、お休みの日に家族揃って白鳥さんに会いに行った子もいたとか・・・。<o:p></o:p>
すっかり味を占めてしまった白鳥さん・・・いえ、カモメさん。<o:p></o:p>
来年もきっとあの川でみんなのことを待っていることでしょう。<o:p></o:p>
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そして・・・<o:p></o:p>
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子どもたちの大好きな漬け物!も今日で終了。<o:p></o:p>
最後は、園長先生と漬け物マニア?の子どもたちが、樽の中から残りを引っ張り出しに行きました。<o:p></o:p>
戻って来た子どもたちは、なんと!1本まんま口に加えてしゃぶっています。<o:p></o:p>
「ち、ちょっと、待った~!!」
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いつもより分厚く切ってもらって食べた最後の漬け物。
「う~ん、やっぱりやめられないネェ。」ですって(笑)
美味しいネェ。