清泉日記

サンサンおひさま笑ってる♪ みんなで駆けよう緑の庭で♪ 空に向かって元気よく♪ GOゴー清泉♪ ワン・ツー・スリー♪

緑の芝生の物語

2011-07-08 12:46:40 | 日記

 

プールが始まりました♪

 

 

 

7月にはいってますます暑くなり、毎日、子どもたちの歓声が園庭にこだまします。<o:p></o:p>

カラフルなクラス帽子が縦横無尽に行き交い、緑の芝生に映えて見ていると何故か心がスッキリ☆します。<o:p></o:p>

遊びに来てくださる方は皆さん「うわぁ、良いねぇ~。と、先ずこの芝生を褒めてくださり、清泉幼稚園の自慢のひとつにもなっています。<o:p></o:p>

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でも、この芝生、始めからあった訳ではなく、定着するまでに長い歴史と職員たちの苦労がありました。<o:p></o:p>

清泉幼稚園が、祝津にお引越ししてきた時、園庭は赤土。海風に吹かれて土ぼこりが舞っていたそうです。<o:p></o:p>

園長「これは、何とかしなくては!」<o:p></o:p>

大量の黒土を運び込み、園庭に敷き詰め、その後で園長先生始め当時の職員たち、そしてお母さん方までが手伝ってくださり、みんなで力を合わせて芝生を敷き詰めました。<o:p></o:p>

これでひと安心・・・<o:p></o:p>

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とはいかず、なかなかがつきません。<o:p></o:p>

「これはどうしたことか!?」<o:p></o:p>

調べて見ると、土の下の赤土コンクリートのように固くなっていて、がそこから先に伸びることが出来なくなっていたのです。<o:p></o:p>

そこで、もう一度全ての芝生を剥がし、土のコンクリートを叩いて割る作業からやり直し。<o:p></o:p>

「今度はどうかな?」<o:p></o:p>

子どもたちの大好きなお日さまも、日照りが続くと芝生には毒となり、直ぐに元気が無くなります。<o:p></o:p>

枯れた部分はその部分だけ同じ作業を何度もなんども繰り返し朝・夕の水やりも毎日欠かさず続け、何年もかけてやっと、今の状態になりました。<o:p></o:p>

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「棒で、地面を突くと直ぐ分かるんだ。まだ、コンクリートの部分が残っている。そういう所は(芝生は)枯れやすいんだ。」<o:p></o:p>

園長先生は熱く語ります。<o:p></o:p>

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そんな話を聞きながら、子どもたちも芝生と同じだなぁ~・・と思いました。<o:p></o:p>

「だめよ。」<o:p></o:p>

「やめて。」<o:p></o:p>

大人というコンクリートを伸ばす部分をストップしてしまうと、子どもたち(芝生)は枯れてしまいます。<o:p></o:p>

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こんな言葉をご存知でしょうか?<o:p></o:p>

「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」<o:p></o:p>

コツコツと小さな努力を続けていれば、いつか必ず報われる、大きな結果となるでしょう・・ということですが、子どもたちも、今、たくさん遊んで心身を育てていけば、将来、素晴らしい人間となるでしょうという意味にも繋がるのでは?と思います。<o:p></o:p>

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過剰に与えると逆に死んでしまう。<o:p></o:p>

私たち大人は、成長を手助けしていく適度な水や肥料になってあげたいものですね

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