上品なお味じゃダメ!(根菜の煮物)
おはようございます。
今日は毎月25日恒例の「若いってサブい!」のコーナーです。
拝島駅で見かけた些細な事でモメてる男子高校生の会話です。
「お前さ、俺を怒らせるのだけは気をつけろよ。俺怒らすとマジ、
手ぇつけらんねぇからな。
なぁ、リョウ(一緒にいた友達)、俺怒らすとヤベェよな!?」
さて、ちょっと考察してみましょう。
まず、怒らすとヤベェというのが「俺」で、それを相手に警告してるのが
又「俺」、それを友達に確認して相手に知らせてるのも「俺」。
「若いってサブい!」のコーナーにぴったりの若さです。
でも男子高校生なんてそんなもんです。基本的には青くてサブいんです。
シャベリ場を観ている大人がほとんどいないのはそういうわけで、
耐えがたいんですな。
院長夫妻もたまにシャベリ場チャレンジしますが、3分も厳しいです。
ちなみにうちに来る学生たちはサブくもなく、とてもかわいいです、と
社交的にスッキリまとめて今回は「根菜の煮物」です。
ここで使った野菜達はみんな奥さんの実家(土佐の高知)から
送られてきたものです。
薄くスライスして煮込むため、帰ってから米が炊けるまでの間に
出来てしまいます。
この、根菜の煮物は一応、元はケンタロウですが、紹介するのはほぼ別物。
まず調味料の量が大幅に違います。
何と言ってもケンタロウはカツ代の息子、レシピはだいたい薄味過ぎです。
上品な味ってのは誉め言葉ではありません。
イケてない彼氏を紹介されて、「でも優しそう」って言うのと酷似しています。
そういうわけで「煮物でご飯を!」を基本テーマに掲げる院長の煮物は
味がしっかりで~す。
(作り方)
1)こんにゃく1個は手でちぎって軽く下茹でしておく。必ずね。
人参1本は皮を剥いて薄く輪切りにスライス。
大根は細いものだからそのまま輪切りにスライスしたけど、
普通の大根なら輪切りにしてから半月切りかな。
じゃがいも1個も輪切りから半月に。
2)鍋にサラダ油をたっぷり敷いて、荒ミジンにしたニンニク2片を炒め、
香りがたってきたら豚のバラか小間切れを200くらいを炒める。
3)肉が軽く炒まったらさっきの野菜とこんにゃくをドカッと入れ、
全体に油を馴染ませる。
水1カップ、醤油オオサジ2、ミリン、酒、砂糖、各オオサジ1づつ、
カレー粉コサジ1を入れ、落としぶたをして7~8分煮込み、
さらに醤油オオサジ2を足す。
4)じゃがいもを崩さないように、たまにしゃもじで全体を混ぜて、味見。
煮汁はしょっぱいくらいでちょうどいいでです。
なんかパッとしないなら塩胡椒しましょう。
味見の時は案外しょっぱく感じるものだけど、皿に盛って、いざ食べてみると
パンチがないってのはとてもありがちなので、そういう反省も加味して、
気合いの味付けをしましょう。
煮物の失敗はたいてい薄味過ぎることが原因なのですから。