歌舞伎町は賑やかです。

ここ数日
歌舞伎町は賑やかです。

世の不況などという風潮はどこへやらという感じですが
漏れ聞こえる話を聞くと現実逃避の感も伺えます。

ところで僕が歌舞伎町に来たのは彼是１５年くらい前ですが
その時は今の忘年会シーズンくらいが平日の夜でした。

当時でも「歌舞伎町の人減ったな・・・」なんて言われてたくらいで
ピークの時の様子は新宿駅の通勤ラッシュがずっと続いているような感じだったそうです。

当時の様子を知る人たちは雑多な感じとかを懐かしむ一面で
往時のパワーみたいなのが今はなくなったなと感慨にふけります。

ただ
きっかけさえあれば持ち直すとも思うんですよ。

溜まった鬱憤が大きいほど
弾けっぷりもまた激しいものです。

歌舞伎町再開発はカジノ説もあるようで、
老朽化した建物を一掃して一回更地にするとかなんとかいう話も漏れ聞こえてきます。

賃貸問題が入り組んでいる物件が多いので一筋縄ではいかないでしょうけど
何らかの形で変わっていくのは間違いないでしょう。

その時中心になっているのは
きっと僕らの世代ですよ

「思い出は美化されるんだよ」と思っていただけましたら
「綺麗に思い出せるなら、それは綺麗な思い出でいいじゃないですか」と諭しますので
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信じ切ってくれたことに感謝

今回のご依頼は
無免許運転をさせてしまった罪で検挙された御依頼者様、

重大違反教唆といいまして
重い違反を『させた人』というのは、本人と同じ処罰を受けます。

つまり無免許運転をさせた人には
３０万円以下の罰金と１９点の点数が付けられてしまうということです。

今回のご依頼者様の場合
運転していたのは家族です。

乗った車はご依頼者様名義、
もはや言い逃れは不可能に近い状況です。

警察での取り調べもほとんど終わっている状態です。
知人の弁護士さんからも「諦めた方がいい、反論して警察の機嫌を損ねてもよくないから情状面しかない」
と言われていたそうです。

それもある意味正解です。

しかし
それでは免許証は救えません。

僕が狙うのは
刑事処分(罰金)ナシ！
行政処分(免許取消)ナシ
つまり完全無罪です。

すでに終わった警察での取り調べのやり直しから始まり。
検察庁での取り調べ
そして免許センターでの点数付与と
各場面で適切な行動をご案内しました。

その結果、

見事狙い通りの完全勝利をものにしました

途中何度も不安になったこともあったようです。
しかしご依頼者様は最後まで僕を信じてくださいました。

普通の事務所ではそういうことは指導しないと思いますし
本来はやるべきではないという先生もいるでしょう。

ですが
普通のやり方では普通の結果しか出ません。

免許証を失うことがどれほど大変なことかは火を見るよりも明らかなれば
リスクの向こうにある成功を掴むしかありません。

その道案内は
僕にできないならこの世のだれにも不可能です。

「で、いくらしたの？」
と聞かれれば
「今回の場合はいつ何が起こるかわからないリスクもありましたのでご依頼者様は
いつでも電話＆メールでご相談可能＋必要書面作成の追加料金ナシのフルサポートプランをご利用されましたので108,000円でした」
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ちょっと指摘されたこと

「なんで食べかけの写真なの？」
とういうご質問にお答えいたします。

不味そうだから食べてないんじゃないかと言われないためです。


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夢の続きは現実に塞き止められるもの

さて
ぼくはちょっと前に
『ゲレンデ効果首都圏版』
http://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/e/67940f1a155c4ed87e45ce27fe5372ffというタイトルのエントリーをアップした事があります。

今回も似たようなネタです。

舞台はちょっと違って東京駅のフードコートです。

対戦相手は
スイーツ部門から『東京ＤＯＧ』
そして食事部門から『赤坂離宮』です
まずは東京ＤＯＧから
写真はこれ

まずショーウィンドゥをみると商品が並んでるんですが
ぼくはこれサンプルだと思ってました。
というのも不自然なほどのツヤツヤなんですよ、見た目の感じは蝋細工みたいな感じです
袋から出そうとすると
かなりのくっ付き具合です・・・
持った感じは・・・かっちかちです

ちなみに購入したのはホイップクリームとカスタード、
基本的に外しようの無いコンビです。

というわけで一口・・・・・・・・硬っ！

水分少なっ

もうね

もっっそもっっそですよ・・・

なんか
二日くらい放置してた感じですよ。

乾パンだとしたら十分にやわらかいかもしれませんが、

なんですか？この食感は？
思いっきり古くなって弾力もなくなって
ぼろぼろになっていくときのスポンジみたいな・・・

クリームたちは悪くない、はずですが
味が食感に駆逐された瞬間ですよ

ホイップクリームとカスタードで美味しくないと思うことなど人生にそうはありません

いやはや
パンに対する冒涜でしたね

そして
赤坂離宮の炒飯と鳥団子黒酢炒めのセットです。

お店は込んでたのと、スイ－ツなども食べたかったので持ち帰りにしたのですが
・・・スイーツ部門に関してはこれが失敗だったんですが

まぁこっちは普通・・・というか
食べた感じとしては
炒飯は炒めにあんまり技術を感じられなかったし
鳥団子のほうも練りの段階でもうちょっと上手く仕上げられるんじゃないかなという感じ、
具体的には炒飯のほうはやわらかいご飯を炒めたような食感でお米の表面のざらつきが気になる
鳥団子のほうはしっかり仕上げているのならこれでいいかもしれないが、それならそれで
具材の挽き方がみんな均一というか
肉とタマネギなどの野菜の食感に差が無いので統一感といえば聞こえはいいが
自己主張の無い仕上がり同士のコンビになってしまっているので、
悪くはないけど個性も無い味になってしまう。
温かかったらかなり美味しいとは思うのだが、
冷めて味が濃く感じられる事まで考えているとは思えなかったり・・・
セットで１２００円を出せる味かと問われると
家で作る以下の炒飯と普通の鳥団子では正直『否』だ

それでも並んでいた。

やはり黙っていても客が入るところは
味は落ちていくものなんだろう・・・

「捨てたの？」
と聞かれれば
「不味いわけではなく値段なりにハードルが上がってるだけなのでとりあえずは完食しました」
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親切なお役所

お役所仕事といいますが
一昔前はろくな対応しない連中ってことで悪い見本のように評されてきましたが
最近ではほとんどのお役所はいい対応をしてくれます。

でも中にはおかしな奴らもます
ただそいつらはやっぱりというか
５０歳前後くらいの『いい年』して連中で、
比較的若い人たちはとてもいい応対をしてくれる方が多いです。

裁判所なんかだと
憲法で裁判を受ける権利が保障されているせいもあると思いますが
手続きの進め方など非常にきちんと教えてくれます。

最近ＮＰＯ法人の認証を取るので何回か都庁の窓口に行ってますが
どこをどういう風に修正して欲しいというポイントはきちんと教えてくれるので
非常にやりやすいです。・・・・面倒なことも多いですけどね

またネットでもいろんなやり方を分かりやすく開設しているサイトや
個人で申請した体験談みたいなブログもたくさんあるので
単なる申請補助しか出来ない行政書士は今後ますますあぶれていくと思います・・・というような声もありますが

僕はなくならないと思います。

というのも

面倒くさいからです

マーケティングをきちんとやっていけば
必ず成功するやり方はあると思います。
たとえば僕が申請とか届出の代書をメインに扱うなら
『深夜対応翌朝申請！』で【最速並ぶもの無し！】のコピーに
《会社の帰り道に寄ってもらって完成書類は翌朝お届け》でもいいと思います。

「そんなんじゃダメだよ」という人もいるかと思いますが
大事なのはその一発で出た結果ではなく
そこからどう発展させていけるかなんですよ
上手くいかないという人に共通しているのは[動いていない]ということです。

「おれは動いてるけど上手くいかないんだ！世間が悪いんだ」
などとお考えでしたら
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人は慣れるもの

大変な仕事でも、無理やりにでも続けていれば
なんとなく出来るようになっていきます。

女性の香水というやつも
使っていくうちにどんどん強い香りを求めるようになっていくそうです。

奥様や彼女に尽くしてもらっているのに
男の多くはそれが当たり前だと思ってしまっています。

これらは全部『慣れ』というものです。

筋肉が強くなるのも外部の刺激に対する慣れの一形態なんでしょう。

で今日の本題、牛丼です。

僕は常々値引きは簡単に出来るけど最後の手段だと考えています。
また、最後の手段ではあるけれど、最後にしか使ってはいけない手段だとも思います。
つまり品質を高めきった後にしかやってはいけないと思うのです。

しかし近年の狂想曲ともいえる牛丼値引き戦争です。
乗っからなければ取り残される、乗っかったなら共倒れという
たとえは悪いですが一時的な効果しか見出せない劇薬にしか思えないからです。

しかしこの劇薬はデフレの波に乗り、企業努力で姿勢を保ち、
なんとか生き抜いてきました。

しかしここに来て
牛丼各社揃って業績ダウンだそうで・・・
やはりお客さんは慣れてしまったんですよ・・・
子供を褒めるとき
物をあげる褒め方だとどんどん良い物、高い物をあげないと
それまでの努力までも低く見られてるように感じてしまうそうです。

男女関係も同じですね
高価なプレゼントでつないだ関係は金の切れ目が円の切れ目で
挙句の果てには『長さの単位がｍなように、愛の単位は円なんだ』って断じられたりするんですよ。

そしてネックレスをあげたら真っ先に値段を聞かれて
「世己こないだ車買ってたよね？私の値段は車の10分の１ってことなの？」
なんて言われて
「いや、だったらお前の愛は何円だコラ」
ってな具合で終わったりするんですよ、

あ、

いや

一般論ですよ一般論

ちょっとした脳内ファンタジーというかフィクションですよ

本題に戻りましょう
牛丼共倒れが始まっているのは結局のところ値段以外の付加価値を出せなかったのが敗因だと思います。
敗因というか、全員負けなら敗因でもなんでもないんですけど

本当はすき家ならにんにく牛丼とかきのこペペロンチーニとか
松屋なら定食メニューとか、いくらでも推す方法はあったと思います。
吉野家は・・・まぁいいです

ですが結局値段しか出せなくなっていきました
値段に慣れたからこそ次の一手を別方向からのアプローチをかけることで
レーダーチャートでいう『面積を増やして顧客満足度を高める作業』につながっていくと思うのです。
〔レーダーチャート＝クモの巣グラフともいいますが、項目を放射線状に配したグラフ表示の事です〕


「結局金では愛は買えないんだな」
と思っていただけましたら
「そうですね、お店への愛は味で決まるんであって
値段では決まらないんですよね」
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犯罪の責任は個人が負うべきですがメリットを受けるならリスクも負わなければならないとも思います。

静岡県では
万引き犯がたくさん在籍している高校の学校名を公表したとか・・・
でも事件発覚から２年も経ってからだとか・・・

遅きに失した感はあるけれど
公表という行為それ自体がずいぶん物議をかもしているそうで

僕の考えとしては
当事者としてなら反対するだろうけど
部外者としては賛成です。

僕が在校生なら「一部のバカのせいで俺の就職まで危うくなる」って
万引き犯どもをどうにかしていたかもしれません

でも大局的な視点で見てみれば
たとえば甲子園出場とか、スポーツで好成績残した学校の生徒は
名前が通っているというだけで有形無形のメリットを享受するんです。
それは一部の生徒が頑張ったからであって
ただ息してただけの学生でも評価はうなぎのぼりです。
それは所属しているだけで自分では何もしないでもらえる特典なわけです。

であれば
本人の関与しないところでメリットを受けることがあるのなら
同じようにデメリットを負う可能性があるのも
これもまた勉強だと思います。

でも犯罪者は漏れなく実名＆顔写真公開ってことにしておけば
こんな問題もおきないはずです。
すでに死法と化している少年法は
改正しなければならないでしょう。

反論のある人もいるかもしれませんが
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一言ネタ

後輩が就職面接に行ったらしい、

必死で働く事をアピールしようとして
「僕を過労死させる事は不可能です！」と
言い放ったそうだ、

面接官からは
「ごめん・・・過労死するほど仕事ないんだ」と謝られたそうだ





「で、採用になったの？」
と聞かれましたら
「並み居る高学歴を押しのけて採用されました」
と、粋な面接官に感心しますので↓に一票よろしくお願いします
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おはようございます(^∀^)ノ

今日も始発で出発です

東京駅まで寝て

新幹線では…書類作りかな
ε=ε=┏( ・_・)┛

取材商法と呼ぶそうです。

自営業をオープンすると
どこからともなくやってくる胡散臭い連中がいますが
こいつらもそんな奴らです。

どこで売ってるのかもよく分からない自称ビジネス雑誌に取材記事が載るのだそうで
しかも取材と銘打っておきながら有料だとか

なんでも有名人の取材だから足代だとかギャラの一部だとか色々掛かるんだそうです

で誰が来るかといえば
元おニャ〇子クラブの〇〇〇〇とか、今は聞かなくなった人たちです。
とてもとても微妙な人選です

んでこちらが負担する費用がいくらかといえば
大体８万円くらいです。

元アイドルや微妙な女優さん達の取り分はいくらくらいなんでしょう？
こんな事をするくらいなら
小さいバーやスナックで昔のファンとの交流を仕事にしたほうが健全且つ稼げると思うんですが・・・

見本誌みたいなのもあるんですが
誇らしげにビジネス論を語る社長さんたち・・・

ごめんよ
申し訳ないけど
僕が投資家なら皆さんにはお金は出しません

広告を打つなら費用対効果くらいは考えないと
単なる公開オナニーですよ、
小難しく書くなら
大金賭けた壮大な自慰ですよ

しかもこうやってネタにされるなんて
羞恥プレイですよ


「でも生稲〇子だったら会いたいかも」
と思っていただけましたら
「会うだけでそのお金が払えるなら、デートクラブと考えれば安上がりかもしれませんね」
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それもまたクリーンハンズの原則

クリーンハンズの原則
法は違法な行為までをも保護しない、という考え方です。

さて
如何わしい業界のキャスト(女性スタッフの事です)の給料の計算方法は
ものすごく大雑把に言えば『お客様が支払ったお金の、店との取り分に応じた金額』ということになります。

つまりお客様が１０万円払ったなら女の子の取り分は当然１０万円未満なわけです。
当然ですね、お店という施設を使っているんですし
何かあればお店が守ってくれるわけですから。

それでは
女の子がお客様と直で取引をしたならいかがでしょう？
この場合お店を通さないので女の子の取り分は増えます。

お店に在籍していながらお店以外でお客様から直接お金を受けとることを
【裏引き】あるいは【裏っ引き】といいます。

これはお店に対する配信行為なわけです。
そして
この裏引きは必ずトラブルになります。

このトラブルは基本的にお店は助けてくれません。
理由は面子の問題だからです。

絶対に許してはいけない一線というのがあるわけです。
僕の事務所にも裏引きでのトラブルという相談が来る事があります。

ですが、
手の施しようのないくらいに悪化している事が多いです。

ルールというのは
それを守ることによって保護されるということです。

リスクは嫌、お金は欲しい
そんなご都合主義が通るほど
恋慕を換金する世界は甘いものではないのです。


「私は揉めないもん」と勘違いしているなら
「あ～はいはい、失敗するまではそれが失敗だった事に気付かないもんですよ」といなしますので
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深夜のトレーニング終了

月食は
もう終わってました(≧ε≦)

退学への流れも書いてしまおう

期せずして柔道話前後編になりましたが・・・

ついでに
高校辞めた話など

僕の行った高校は鹿児島実業高校
当時は男子校でした(今は共学です)

同じクラスのサッカー選手も
「ちょっと前まではなんとも思わなかったのにな・・・」と
隣の中学校の女の子のブルマー姿を眺めて物思いにふけるような
そんな典型的な１０代の男子校です。

僕はスポーツ特待生として入学したので学費とかは払ってません。
ですが
それって学校の名前を上げる代わりに金銭的な見返りを得るプロってことなんですよね。

担任もよくレギュラーになってない奴に
「金食い虫」とか「生きてる価値なし」とか
「(教室は３階)どうせお前なんて才能ないんだからここから飛んで死んだほうが(保険金が入って)親御さんも喜ぶぞ」とか
そんなことを言われてました。

まぁ学校にも不満はないわけではないですが
そんな状況でも僕は言いたいことは言う人だったので特にストレスになるでもなく
やはり辞めた原因は柔道部です。

伝統校にありがちな事ですが
御多分に漏れず後輩イジメみたいなのはありました。
『気合入れ』と呼んでいましたが
要するに木刀やイスやゴルフクラブのシャフトなんかで殴ったりするんですよ

んで２年が１年に対してやるんですけど
僕は気合入れをやりませんでした。

理由は簡単で
意味がないと思ったからです。

練習がたるんでるんなら早く帰って休んで明日に備えるほうが良いに決まってると思ったからです。
練習中はもちろん怒鳴る事も必要ですし、殴る蹴るもあってしかるべしです。
厳しい練習を無理やらせる事も必要です。
理不尽なことでも気持ちの強さを鍛える練習です
ですが、練習が終わったなら次にやる事は翌日の練習をよりいい物にする準備だと思うわけです。

気合入れなんかでしか権威を保てないのは、信頼がないことを自ら証明するようなものだと思うのです。
だから後輩もさっさと帰らせました。

当然、翌日僕は吊るし上げです。

でも僕のスタンスは変わりません。

また同じ時期
柔道以外でも空手や相撲などで外国人選手の台頭という記事が目に付くようになりました。
元々の身体能力の違いもあるでしょうけど
やはり強くなるためや勝つための合理主義というのは気になりました
いろんな雑誌を読んだりしていると
自分たちの今やっている練習がいかに無意味なものか切々と感じるんですよ。

強くなるための方法論は確立されてきているのに
くだらない権威の維持のために旧態依然の悪しき伝統を引きずることに耐えられなかったですし
柔道という競技は、たとえばトーナメントの大会を同じ組み合わせてもう一回やっても
ほとんど順位は変わりません。
つまり勝てる奴は大体勝てるわけです。
そういう競技性なのか、嫌な奴はとことん嫌な奴が多いです。
そして周囲も勝てないからと迎合する傾向があるように感じます。

僕の柔道は強くなる事が目的であって権勢を維持する事ではないので
どんどん居心地が悪くなっていきました。
当然そういう風潮を推進するのはむしろ監督のほうですから
「お前ら気合入れしとけ！」みたいな感じで・・・

僕が嫌だったのは、自分の出した結果が自分の嫌いな奴の評価につながるということです。
割り切れればいいんですけど、当時の僕はそこまで大人ではありませんでしたし
そういう中での練習は身が入りませんでした。

本気で取り組んだ柔道だったから
大好きなものだったから、嫌いになりたくなかったんですよ

んで「辞めてやるよ」的な流れになりまして
そうすると学校は辞めさせられるわけです。

ちなみに一般学生として(クラスも変わる場合あり)やり直す事も出来ましたが
嫌いな連中に頭下げるくらいなら死んだほうがましなので、そんな考えは微塵も浮かびませんでした。

体育会系の定番のせりふで
「俺たちの頃はこんなもんじゃなかった」というのがあります。

まぁ大して変わらないんですけど
でもね、マイナスにしかならない伝統なら
自分たちの代で終わらせればいいだけなんですよ、
強くなるため、勝つために必死で練習するんなら無意味な事をやってる暇なんてないはずなんですよ

そして
学校全体もそういうことを良しとする校風です。
勝たなければクズとして扱うんなら
強くなることの足を引っ張るようなことをするなと思います。

大きな目的を忘れて
お山の大将気取るために頑張ってるんじゃないんです。

書けない範囲ではもっと色々ありますが
基本的にはこんな感じです。


「なんて我慢の出来ない子なんだ！」
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真剣に格闘技に取り組んだきっかけ

昨日の記事からのつながりで格闘技話など、

え？興味ない？
まぁそんなこと言わないで

僕の格闘技デビューは中学の柔道部です。
とりあえず何か部活でもやってみるかなという感じもあったのと
柔道が強ければ高校にタダで入れるという話を聞いたからです。
しかも試験も無しと言われたので、上手い話に飛びついたようなものです。
あとは喧嘩ばっかりしてるんなら柔道やれって言われたのもありますし

結果論になりますが
高校には確かに無試験＆学費免除で入学できました
２年で退学ですけどね


んで、中学校の話です。
入部して最初の数週間は地味～に受身の練習です。
２年生が指導してくれるんですが
そういう先輩って褒めるのが上手いんですよ
「いいね～才能あるよ！(他の2年生を指して)お前らうかうかしてたらレギュラー危ないぞ」

優しくされた事のない男女がキャバ嬢やホストにハマる図式とあんまり変わりません
そんな感じでなんとなく始めた柔道でしたが、練習はそれなりに楽しかったです。

で、いよいよ先輩や同級生と一緒に乱捕りなんかの実戦稽古するようになってきて
やっぱり先輩連中は強いんですよ。
でもまだ１年だったこともあって
「来年の今頃は先輩たちのいる位置より強くなってるだろうな」とか
「喧嘩なら負けないな」などと失礼千万のことを考えていたわけです

でも早く強くなりたいってことで
町道場にも通うようにしたんですよ。

そこで一人の同級生と出会いました。
体の大きさも同じくらいです。
ただ、密度というか、構造はまったく違っていましたね

彼は後に全日本クラスの選手になっていますが、
当時は中一ですので、小学生時代からの大阪府内でのトップクラスという立ち位置でした。

一本やりました。

もうね

飛ばされました。漫画みたいに

僕は運動も何もやってないときからもともと力は強いほうでした。
ところが、単純な筋力だけでもまったくお話になりません。
動きを目で追うことすら出来ません。
それまでは投げられたときに受身が不十分でも大事に至る実感はなかったんですが
投げられた衝撃たるや、ちゃんと受身取らないと危ないことを思い知らされます。

じつはそれまでも地区の新人戦に出てそこそこ勝ちました
トーナメントなので最後は負けて終わりましたが
それでも「勝てない相手じゃないな」とか
「真剣にやれば勝てるな」とか、例によって「喧嘩なら」という
【言い訳】の余地があったんですよ。

でも
そいつとの練習の時思ったのは
『喧嘩でも勝てない』っていう思いと
『背中が見えないほどの差』を見せ付けられたんですよ

練習でもそれまでの試合でも
負けた事自体は別に悔しくもなかったんですよ

でも

それよりなにより
『勝てない』って
力づくで、強制的に【思わされた】ことが悔しかったんですよ。

今までいろんな選手とスパーリングしたりしてきましたが
そういう気持ちにさせられたのは後にも先にもこの一回だけです。

その日にそいつと同じ道場に正式入門して練習し始めました。
警察の道場にも行きました。

中学２年の終わりに鹿児島に引っ越したので
一緒に練習してる時期は１年半くらいでしたが
僕にとって非常に濃密な時間で
素人から始めて一番延びた時期だと思います。

高校生になって
金鷲旗という全国規模の大会で再会したときには
やはり強豪校の中心選手になっていました。

僕も鹿児島実業のレギュラーとして出場していました。

金鷲旗というのは予選のない全国規模の大会なので
それほど強くないところも出場しています。
一回戦の相手はそういうところでしたので、
僕はオール一本で５人抜き(一人目で出場して相手チームの５人全員を倒す事)を果たせました。

何回戦か忘れましたが
どこだかの県の重量級のトップ選手にも勝ちました。

試合中で時間も余裕もないなか
一言二言程度しか話せませんでしたが

「お前のおかげでここまで来れた」っていうのを伝えられたかなと思います。

ほかにもそいつ繋がりで何人かの強い奴らと知り合ったりしました。
やっぱりその会場にも選手として来ていました。

世界は広いかもしれないけど
共通の何かがあって
同じゴールを目指しているなら
また会えることはそんなに難しい事じゃないと思いました。

その後
退学をきっかけに柔道を離れ、数年の空白があって、総合格闘技の道に入ります。
真剣に取り組むことが大切ってことは柔道で学んだ部分でし、
母親以外に感謝するってことを覚えたのも柔道を通じてです。

その後、いろんな人と関わりがあって今の位置にいますが
極端な言い方ですが
中一時代のコテンパンにされた経験がなければ、
物事に真剣に取り組んだり、誰かに対して感謝する事はなかったかもしれません。

スポーツや武道が人間形成に役立つ最たる部分は
真剣にやる事で自分が変わっていく過程を実感できるからだと思います。



「高校は２年で退学って、何やらかしたんだこのアフォは」
と思っていただけましたら
「いや、その話はまた今度」
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格闘家の良い人は極端

なんだか
逮捕された金メダリストのせいで
一部では格闘家は脳みそまで筋肉などと
実に邪険な言われようだ。

一般の人に比べてどうかと言えば
そりゃ人格者と言えるような人間は多くはない
だけど
良い奴率ははるかに高いと思います。

なので格闘家のいい話など

僕がアマチュア時代の話
アマチュア修斗の全日本選手権です。

当時から日本のアマチュア総合格闘技では途方もないレベルを誇ってまして
出場するのも地方予選を勝ち抜かなければならず、
そんな選抜メンバー16人のワンデイトーナメントという過酷なものでした。

僕は2001年大会にウェルター級(70キロ以下)で出場しています。
結果は残念ながら2位でした。

しかし僕にとっての大一番はある意味試合後というか、
ウェルター級やミドル級は結構メインベントみたいな扱いで
試合順は一番最後なんですよ。

ところが
実力も拮抗している同士の試合ですしリング一つで全試合を進めるので進行も遅いのです。

一応進行表では21:00ごろ終了予定と書いてあったので、
すぐに上着だけ羽織って急げば新幹線には間に合うかなという感じでしたが
最終戦であるウェルター級決勝戦が始まるころにはすでに21:30頃・・・
試合終わって表彰式なんて、最後の2試合の選手上半身裸でしたよ

とりあえず着替えながら後輩が報告に来ました
僕「新幹線、ある？」
後輩「押忍、もう出たそうです」
僕「飛行機は・・・」
後輩「押忍、とっくに終了です」
僕「・・・」
後輩「ちなみに今日は連休の際最終日なので高速バスは予約で完売とのことです、押忍」



オロオロしてもどうしようもないので
翌日の仕事は遅刻するかという事で僕の考えはまとまっていました。

そこに現れたのが当時のプロ修斗世界ランカーＭ島Ｄ根性ノ助さん
じつはこの日が初対面ですが
僕にとってはジムの先輩の先輩に当たる人なので
多少は話はしてたんですよ。

そのときも大阪でもう一泊するつもりだったので
普通に世間話してたんですが

おもむろに
Ｄ根性さん「あれ？内村お前帰りの足無いんか？」
僕「そうなんですよ～、まぁ明日の仕事は遅刻ですね」

Ｄ根性さん「俺、車で来てるから乗っけてったるわ」

僕「え？なに言うてはるんですか？東京ですよ」

Ｄ根性さん「あーそやったそやった、じゃ・・・高速代半分出して」

僕「・・・じゃ、頼んます」

んで
その後はコブラ会の祝勝会に参加して
一緒に飲み食いして、大阪の舞州アリーナから東京の新宿までおよそ600キロを送ってくれました。

まぁ
途中で別のプロ修斗選手の家に寄って
「〇〇ケン、ドライブ行こうぜぃ」って同乗させて
「どこまで行くんすか？」
という質問に
「え？東京(笑)」
〇〇ケン「・・・・？」
Ｄ根性さん「だってほら、話し相手おらな寂しいやんけ」

それに苦笑いで付いてくる〇〇ケンもいいやつだ

感動していただけましたら
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