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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

意外とこういう作品の実写化の方が作り手もやりたい放題できるのかもしれません(笑)

2015年12月04日 | いろいろレビュー
今日のお題はこちら
実写映画化も決まってますね、
『血まみれスケバンチェーンソー』

はい、何が何だかわかりませんが
タイトルの文字がそのまんまストーリーです(笑)

軽くあらすじを書くと
うぐいす中学校に通う主人公、鋸村ギーコは解体屋の娘・・・ですが一人暮らしで個人営業、
遅いかかってくる改造死体と呼ばれるゾンビ軍団を愛用のチェーンソーで解体していきます

敵方はマッドサイエンティスト碧井ネロ、
夏休みの自由研究に『死んでるのに動く猫』を作って学校に持ってきたものの
それはクラスの人気者の女の子の愛猫だったことから、半ば報復的なイジメにあいますが
そのくらいでへこたれるネロではなく。

自分で原因を作っているにもかかわらず、
制服を隠されてもスクール水着で校内を闊歩し
放課後には件の人気者の女の子を家族ごと爆殺、
更にクラスメイトをさらっては『改造死体』と呼ばれるゾンビに改造、
秘密基地に立てこもり、クラス全員に仕返しをする過程の中で一人残ったギーコを強烈に敵視します。

まぁ
物凄く思い切りのいい
徹底したB級スプラッターです。

そしてキャラクターが立っていて勢いがあり、
読んでいて楽しいです。

またネロの悪役っぷりというか
元々おかしな人が一切の良心の呵責なく徹底して純悪という理想的なワルで
最近の『悪人にも事情があるんだよ』という性善説とは完全に真逆です。

あまり細かいことは考えずにエンターテインメントとして楽しく読める作品なんですが、
少し残念なのは主人公ギーコに心情の変化というかブレのようなものが出てしまうんですよね・・・

中盤以降は改造死体に対しては問答無用で切り刻んでいくんですが、普通の人間は傷つけないというバトル漫画の基本に立ち返ってしまいます・・・
なにしろ1巻序盤ではドアを叩く改造死体を、誰かもわからないうちに腕とかぶった切ってましたから(笑)

後半では仲間も増えて、友情とか仲間意識とか、
賛辞としてのB級悪乗りスプラッター路線は変わらず王道少年漫画のエッセンスをちりばめまくったカオス感が加速しますが、
意外と読後感は爽やかです。

10巻で新展開になるのですが、
個人的にはそこで一回〆ても良かったと思うものの、
面白いのでそういうノリが好きな方には軽くお勧めしたいところです。



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