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武道性

2013年02月13日 | 格闘技とかスポーツとか
今日はサワケンの試合を見に
新宿faceのZSTに行ってきました。

修斗とはなんだか客層が違うように感じたのは気のせいかな?

そのサワケンは1ラウンド、チョークスリーパーで一本負け・・・
いろいろ言いたいことはありますが
公の場で言うべきことではないので割愛します。
ただ、残念だったという事です。

それと
他の試合で思ったのは
礼儀のなってない選手が散見されたこと、
あえて誰とは言いませんが、
某選手が相手の打撃のプレッシャーを凌いで一本勝ち、
しかしその選手は勝ち名乗りを受ける前に一旦リングを降りて応援団の一団らしき席まで駆け寄って数秒程度ですが一言二言を交わしているようでした。

時間にしてほんの数秒です。
ですが、負けた選手もセコンドと一緒に引き上げていく途中です。

僕は格闘技の世界は基本的に
『勝った選手は何を言ってもいい』と思います。
批判されようがなんだろうが、強いものが正しいのです。
しかし、『何をやってもいい』というものではないと思います。

試合中に傍目に見ればふざけているような試合運びをするような選手もいますが
その行為は負ければ全部が批判となって一身に降り注ぐわけですし、
当然負けるリスクも高まります。
勝つために必要と考えたり、
プロとはかくあるべきみたいな考え方のもと
リング内の行為に対してプロとしていい試合を見せる責任を果たすものであれば、
試合中の組み立てなら『自己責任で何をやってもいい』です。

しかし、試合が終わって勝者と敗者に分かれた後は
リングの上できちんと勝ち名乗りを受けるまでが試合だと思うのです。

試合の中身だけでなく
前後の儀式もプロとしてやらなければならない『仕事』だと思います。

『何を言ってもいい』というのは
発言の機会があるという事は、即ち『話せる場』であって
それは本来の枠から外れるものではありません。

しかし
本来の様式を外すというのは
対戦相手に対しても、主催者に対しても、
また対戦相手を応援してくれたお客様に対しても礼を失する行為だと思います。

本当の正しいあり方がどうかは知りませんが、
僕は試合を完成させるまでは勝手なことをしてはいけないのが
格闘家であり、それがルールを守るというだと思います。

今はもう
地下格闘技の選手でも最低限の技術は身に付けていますし
打投極のどこかに大穴があるような選手も見当たりません。
だからこそ、次の段階に来ていると思うんですよ。
プロとして、収入や名声を得られたり、
自分の好きな世界に身を置けるからこそ、
その世界は自分以外の人たちが一生懸命に作ってくれた舞台だし
先人たちの研鑽の果ての技術を身に付けることができてたんだからこそ、
格闘技そのものの評価を貶める行為ではいけないと思います。

「勝ったんだから何やってもいいじゃねーか!」
と言われましたら
「それは自身を制御するトレーニングを怠っているということですよ」と諌めますので
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