伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

上野西部地区住民意識調査の概要

2007-02-13 11:10:23 | みなさんにおしらせと独り言
「住民意識調査」アンケート結果の集計結果がまとまりました。
2月15日に「せいぶ」第6号として配布させていただきますが、紙面を少しずつ紹介していきたいと思います。
その1

上野西部地区は伊賀市の中心市街地で、古くからの歴史ある町並みと地縁の深い町です。いっぽう外国人登録者数が、全住民3,539人中358人(人口比約10%:平成18年3月末現在)の多文化の住民が暮らす地域でもあります。

しかし、外国人住民と日本人住民とのコミュニケーションは充分ではなく、時にはごみ分別方法などでトラブルが起き、偏見や差別も聞かれます。これからの上野西部地区のまちづくりや防災を考えたとき、外国人と日本人との共生や人権を考えることは必要であると考えましたが、その実態や手法がわからないのが現状でした。2006年1月に西部住民自治協議会が実施した「ブラジル料理とミニ講習会」の参加者からは、「身近に住んでいる外国の方の様子を少し知ることができてよかた」、「すぐそばに住んでいても、どんな暮らしをしているか関心もなかった」という感想がありました。

今年度、三重県が実施している「人権文化担い手塾スタートアップ支援事業」のモデル地域の実施主体として、上野西部地区住民自治協議会が選ばれたことをきっかけに、総務・人権・広報部を中心に外国人の人権や地域の多文化共生に取り組むことにし、実態を把握するため「住民意識調査」を実施させていただきました。

 この調査の集計方法については、「日本人」と「外国人」の比較によるものとしました。(この集計では国籍に日本を選んだ方を「日本人」、日本以外を選んだ方を「外国人」と便宜的に呼ぶこととします。)

☆この調査結果を上野西部地区住民自治協議会の許可なく転載または引用することを禁じています。
☆今回の調査やイベント実施にあたり、多文化共生に関しての専門性を持つ「NPO法人伊賀の伝丸」(上野東町)と協働しています。

つづく