齋藤大悟 : Daigo Saito

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伊藤紘美彫刻展‘2009’

2009年06月10日 | イベント

Photo

                                              <脱出>

   

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                                           <波-WAVE->

   

 今日は、彫刻家/伊藤紘美さんの彫刻展‘2009’に行ってきました。

 伊藤さんとの出会いは、2007年開催の写真展『近所に広がる海の絶景』に

 ご来場頂いてからとなります。

 いつも伊藤さんからは個展の案内状を頂きながら、

 昨年も足を運ぶ事が出来なかったため、

 今年こそはという事で、やっと拝見させて頂く事が出来ました。

 今回は<海-波>シリーズをまとめられたという事で、

 ギャラリーには数々の素晴らしい作品が展示されていました。

 海辺の光景をデッサンした作品も展示されていて、

 その作品は、伊藤さんがその光景の中から必要と感じた部分、

 そのものの本質に迫る部分を抽出して描いており、

 不要と感じたものは全て排除したデッサンであるとの事でありました。

 そのデッサンをもとに、3次元の空間の中に「彫刻」として、

 「形」あるものとして表現するという伊藤さんの想いを、

 作品を通して、そして色々とお話を伺いながら、感じる事が出来ました。

 伊藤さんは「命」を表現したいと言っておられました。

 <脱出>の背景には、「戦争」があるとの事です。

 21世紀になってもなお、戦争で幕を開けた新世紀。

 伊藤さんのコメントに、

 ・・・私の「脱出」には「悲し」という言葉とともに、「生き延びる」ということへの

 熱い思いを込めています・・・。

 とありました。

 <脱出>の中の、抱かれている子供や一番前の子供は、

 幼い頃の伊藤さん自身であると言っておられました。

 <脱出>の中には明らかに「命」が存在していました。

 目に見えないものを、形の無いものを、

 見える「形」として表現する難しさ、奥深さ、そしてその素晴らしさを

 今回の彫刻展にて、心底実感した想いであります。

 「彫刻は空間を支配する」「空間を左右する」という事を教えて頂き、

 この伊藤ギャラリーを後にしました。

 その帰り道、「命」について色々と想いをはせながら、

 ふと目にとまった道端に咲いていた花をカメラに収め、自宅へと戻りました。

   

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                                            一輪 / Nikon COOLPIX P5100

   

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                                               謳歌 / Nikon COOLPIX P5100

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