RAMOギャラリー(ラモカフェ)の展望デッキにて
RAMOギャラリーでは「プライベートコレクターによるWOMAN展」と題して、ジュル・パスキン、エルミーヌ・ダヴィット、国吉康夫らの作品が展示されています。先日は地元コレクターの方と美術談議をする機会をいただきました。収蔵作品をギャラリーに展示し、比較することによって初めて見えてくるものがあることや、作家名もタイトルも取り払って、ただ作品を前にして純粋に何を感じることができるのかということなど、話題は尽きることがありませんでした。作家の視点、コレクターの視点、そして自身の視点を行き来しながら鑑賞できたように思い、いずれの視点にも共通するであろう大切な「何ものか」の輪郭が、おぼろげながら見えてくるような気がしました。会期は5月5日(日)まで。ラモカフェの香ばしいコーヒーと共にぜひご鑑賞いただければ幸いです。