里山人雑記

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梅雨明けましたね、23日に

2012年07月27日 23時05分30秒 | Field Note<観察>
23日に梅雨が明けたかと思うと、あっという間に暑くなって、洒落にならない状況になってきました……

アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata の抜け殻です。うちの近所で見られるセミも、だいたい出尽くしました。
クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシの鳴き声はバッチリ聞こえます。あ、もちろんハルゼミもかなり前に確認してます。
あとはツクツクボウシだけ。

↑近所の全面コンクリの川に、スッポン Pelodiscus sinensis がいました。泳ぎながら、のそのそ小魚を追ってました。小っさいナマズが必死で逃げていました。
この前の増水のときに、坪井川から上がって来たようです。坪井川って、けっこうスッポン目撃できますもんね(笑)

↑婚姻色のよく出たカワムツ Nipponocypris temminckii です。カワムツ、オイカワ、カマツカなどのかなりの個体数が、いつもより上流まで上がっていました。このうちカワムツとオイカワは、婚姻色のはっきり出た個体が多く、産卵のために川を上ったものと考えられます。
にしても、たくさんいたなぁ…
あ、"婚姻色"ってのは、繁殖期になると主にオス個体に現れる、通常と異なる色や模様のパターンのことです。かなり派手な色や模様になり、水上から見てもけっこう目立ちます。種類によっては、"追い星"ってのも出てきます。また今度、ちょっとだけ説明しときますね!
コメント
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