CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「ピアノ・レッスン」

2012-06-16 12:05:27 | 映画・洋画
NZ人のGは最近の映画はあまり見ないらしいけど
私が映画好きで、ニュージーランドに興味を持っているのを知って
いくつかのマオリ族の映画を紹介してくれました

「クジラ島の少女」「ワンス・ウォリアーズ」とこれ
たまたまCS放送やってて


THE PIANO  1993年  オーストラリア  CS



≪ストーリー≫
声を失ったエイダ(ホリー・ハンター)は、
スコットランドから、娘フローラ(アンナ・パキン)と共に、ニュージーランドに入植しているスチュワート(サム・ニール)の元へと嫁いできた

分身でもあるピアノを携えてきたのだが、
ジャングルを越えて家まで運べないと、スチュワートはピアノを置き去りにしていく

彼にとって無用の長物でしかなかったピアノを、
マオリ住民と化しているベインズ(ハーヴェイ・カイテル)の土地と交換をしてしまう

浜に残されたピアノのところへ、娘と一緒に弾きに行く姿を見たベインズは、
ピアノを自分の家に運び、エイダにレッスンをしてくれるように頼む


そしていつしかベインズはエイダを愛するようになるが・・


・.・*・.・*・.・*・.・*

エイダが愛しているピアノを愛してくれるベインズに魅かれていくのか
その辺りの描写が結構エロくて、わたしは引いちゃいましたが

小さいころから声の出ないエイダにとって、ピアノは自分自身だったんでしょう
自分を表現するのものすべてが

ピアノを触れる指先が官能的で、彼女をその世界へといざなっていく、~んでしょうねぇ

不義の世界から脱することを願うベインズとスチュアートですが
エイダの愛はベインズ一筋のものとなって

最後、ボートからピアノを捨てます

こう書くと純愛っぽく見えますが、
なんとも、私には分かりづらい映画でしたね
エイダの心の機微、女の性が・・


ところで、娘役のアンナ・パキン、まだ子どもでとってもカワイイ
実話を元にした「グース」(1996年、ヒナのガンたちの親代わりになった少女がカナダからNZまでグライダーで先導する物語)は良かったし
この前の「イカとクジラ」では立派な女優さんになってました