12月10日(水) 毎年受講している帝塚山大学の寺島実郎先生の講演会に出席しました。
・IMFの世界経済見通しでは、
実質GDP(前年比)7月時点 10/7改定値
世界(購買力平価ベース) 3.4 3.3
米 国 1.7 2.2
ユーロ圏 1.1 0.8
日 本 1.6 0.9
米国経済は、堅調
日本経済は、ジャブジャブにしたにもかかわらず、0.9もっと下がるかも。
ユーロ圏経済は、我々同様の”狂気” 日本同様下方修正されています
ドイツのみ財政の均衡をとっている、”正気”
である。
・2013年の日本の輸入における原油・粗油の7.0%、LNGの8.7%がロシアに依存。
石油を含む化石燃料全体の9.0%をロシアに依存。
2020年には2割超と予測されていた。
2013年のロシアからの化石燃料輸入額は、2.3兆円で、前年比3.9%増。
・日本のエネルギー情勢と日本経済
・LNG依存の深化・・・・。電力供給のうちLNG48%、石炭28%、石油13%、水力9%(2013年度)
・発電燃料コスト2013年度(KWHあたり):LNG13円、石油18円、石炭4円、原子力1円
太陽光23円(2020のもk表14円)
・電力料金の構造:特に産業用電力料金は、米の3倍、仏の2倍、ドイツの1.5倍
さらに引き上げの可能性
・なぜ株は上がったのか
・外国人投資家(ヘッジファンド)
2012年11月16日の解散総選挙以降、2014年10月24日までの期間で、
外国人投資家による累計買い越しは16.2兆円
日本の機関投資家(法人)は累積3.9兆円の売り越し、
個人投資家も累積10.5兆円の売り越し・・・・・高額商品購入か?
☆この講演で、GDPや石油、株等々いろいろな方面から、日本の現状把握をさせていただきました。
我々は、国際情勢と地方行政は遠いようで、緊密にリンクしている事を考えなければいけない。
次の世代に何を、どのように引き継いでいけば良いのか。
少子高齢化が急激に進む三田が、都市間競争に打ち勝ち、持続可能なまちになるには、
夢あるビジョンを持ち、前向きにチャレンジしていかねばならないと考えています。
三田市、11万5千人という人口は、住民意識が変われば、行政も、
この町のあり方も変えることが出来ると、私は考えています。
三田市は、市民との協働のまちづくりが可能なまちだと考えています。
行政も市民も、今が変革の