7月2日 SSC公開講座 「文学が捉え、描いた≪日航123便 墜落事故≫を考える」を受講しました。
講師: 園田学園女子大学 名誉教授 吉村 稠 氏
◆横山秀夫著 小説「クライマーズ・ハイ」ノテーマ性
事故を直接現場取材した記者。
何故、墜落現場の詳細を書かなかったのか。
⇒地元新聞社、政治家、プライドなどがうごめく。
◆青山透子著 ノンフィクション作品「日航123便 墜落の新事実
目撃証言から真相に迫る」
「事故」から「事件」への視点変化の必然性
隠ぺい工作、政府報道不可解、炭化した遺体など
大変興味深いお話でした。
以前から、事故ではなく事件だったといろいろに報道されてきましたが、
私自身、半信半疑でしたが、”やはり”という思いがひしひしとわいてきました。
日本国は、戦後75年以上経過しても、いまだ統治されているのだなあとの、
嘆きが、怒りが、ふつふつと湧き上がってきました。
改めて、両氏の作品を読んでみたくなりました。