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桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

家の除雪問題

2016-12-02 16:35:53 | 家の事
今日は午前中に現場と買物に行く用事を済ませました。
天気予報では暴風雪。昼ご飯を食べて家の除雪を済ませた後にどんどん雪が激しくなっています。


北海道で家を建てて何が一番大変かというと、やはり除雪ではないかと思います。
賃貸アパートに住んでいた頃でさえも、自分の車庫前の除雪や雪捨て場を確保するのに頭を抱える事がありました。
これから土地を買って家を建てる人にも、是非とも除雪の事は重要事項として考えて欲しいです。

一番良いのはカーポートと家の玄関が繋がっている家で、極力道路までの除雪面積が少ない家を建てる事です。
夜勤や残業、長期出張などがあるお仕事をされている方はお金をかけてもこのような形の家を作った方が良いです。
旭川方面では一晩でドカ雪が降ってしまう事もあり、車一台分の雪を除けるにも何時間もかかる事もあります。


こちらの家では、建主さんのご要望で車2台分と物置が併設されている立派なカーポートを作りました。


このカーポートだけで基礎面積は一般住宅と同じぐらいの規模があります。
当然ですが工事金額は大幅にアップします。全てのお客さんがこのようなカーポート付きの家を建てられるわけではありません。


カーポートを設けない場合の参考に、我が家の除雪について書きます。
我が家は現在所有している車は2台で、一台をカーポートに、もう一台はその横に青空駐車しています。
その前にはお客さんの車が大体乗用車4台分ぐらい止められるスペースを作っています。
まず家から駐車スペースまでは、人が通れるくらいの通路の除雪しかしません。


通路は庭を横断する形になっています。うちの近辺は多い時で積雪80センチ以上になります。


カーポート前の除雪は人力でやっています。雪が降り続ける日は、一日に2回以上やることもあります。
雪が重い冬の始めや春先は重労働です。
この日は翌日に私が朝から仕事で出る予定だったので、外出から帰って夜に除雪しました。


この家に引っ越したばかりの頃は「ママさんダンプ」で雪を敷地の外まで運んで捨てていましたが、
ここ数年では最小限の力しか使わず、二人でスコップですくった雪を近くに飛ばしています。多分ゴルフのようなフォームだと思います。
雪の量によって、厳冬期は駐車スペースは車2台分くらいになります。

これを健康なうちは難なくこなせますが、除雪は腰にとても負担がかかる作業なので、年をとってからは続けられないと思います。
「飛ばす機械」は大きさによって金額が違いますが数十万以上はするものです。
今は冬の運動不足解消のために除雪しているのもあるので、暫くは楽しみながら人力でやっています。
機械を買う場合は私でも押せる小型の除雪機にしようと思います。