桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

フィンランドへ その3

2019-04-15 16:06:11 | 旅行記
多くの日本人建築家やその道を志す学生が憧れているアアルト自邸。
特に住宅建築をやっている日本人の間では傑作と呼ばれています。


僕も何回も写真集で見たけど、その実物を見に行けることになるとは思ってもみなかったです。


作り付けの家具、オリジナルの物をデザインするって楽しいだろうな。
アアルトは家具も沢山手掛けています。


このリビングも何回も写真集で観ました。感慨深いです。


どの部屋も大空間ではなく、一つ一つ簡素に作られていますが家具や生活道具の隅々に気を配られていてとても居心地が良いです。
日本の影響もうけたらしい。




うちの家族の興味を示しそうなので花も撮ってみたり…




こういう所を気にしてしまう職業病


ガイドさんがゆっくり英語で説明してくれたのですが僕は全然聞き取れませんでした。


でも「トイレ行きたい」は言えてみんな助けてくれました。
日程が合えば日本語のガイドもやっています。

人生の思い出になる貴重な経験が出来ました。






フィンランドへ その2

2019-04-14 19:29:29 | 旅行記
僕は一応設計士なので、建築には興味があります。
自分では一生設計しないであろう現代建築をたっぷり堪能しました。面白建築特集です。
カンピ礼拝堂。2012年に作られたそうです。


建物自体は小さいのですが、中に入ると大きく感じました。
その感じがとても落ち着く…


こちらは昨年末に出来たばかりのヘルシンキ中央図書館。


僕は絶対こんな建築の図面を描けないです…


模型、どうするんだろう…どうやって現場の人に説明するんだろう…
でもとても居心地が良くて、丸一日中ここに居ても退屈しないだろうなぁという図書館でした。

本当はダイワハウスのCMの竹野内豊と同じ感覚で、天井が低く狭い所が大好きなのですが…

こちらはうちの奥さんが好きそうなテンペリアウキオ教会。
築年数は僕とほぼ同い年。


一緒に行ったT君に立ってもらいました。天井の高さ(やっぱり気になる)が好きです。






このコンクリートの梁どうやって建てたのでしょうか…

不思議だらけの現代建築。
フィンランドでは程よく古いものが大事にされ、新しいものが取り入れられていくように感じました。

その3につづく



フィンランドへ その1

2019-04-13 19:06:36 | 旅行記
今回は学生時代から長くフィンランドに縁のあるSさんのお誘いのお陰で、海外旅行素人の僕でも貴重な経験をさせてもらいました。
フィンランドを大縦断。北上すると雪が残る地域に行きます。思ったより寒く無かったです。


僕も少しだけ初めての海外運転をさせてもらいました。風景はなんだか十勝平野みたいです。


うちの奥さんに「絶対買って来なくていい」と言われていた飴。フィンランド土産の名物らしいです。


途中休憩で寄ったお店の家具が僕には大きい。


Sさんのお知り合いのMさんにお会いしました。ここをくぐると北極圏!


とっても素敵なMさんのお宅ですがプライベートなので、オーロラを観るための小屋の外観だけ。羨ましいなぁ…


ヒンメリの大作がありました!うちの奥さんに「すごくフィンランドらしい」と言われた写真。


ロバニエミ図書館。憧れの建築家アルバ・アアルトの建築を人生初めて観ました。






フィンランドでは大学の名前になってしまうぐらい著名な建築家です。


アアルトのトレードマークのドアの取っ手。


観光客がよく訪れるサンタクロース村にも行きました。


男3人なのでわずか40分の滞在でしたが白い恋人のポスターを目撃。
日本人、沢山訪れているんだろうなぁ。


その2に続きます


礼文島の旅 その2

2018-06-20 20:47:50 | 旅行記
肌寒いぐらいの礼文島、一晩中雨の音を聴いて目覚めた翌日はゆっくり海沿いを歩く事にしました。


こうして観ると広大な場所。そのあちこちに初心者から時間があればノンビリ回れる上級者向けの散策路があります。


私達は観光名所とは少し離れた強風の海岸沿いを歩いて


岩場で写真を撮ったり


そのあちこちに転がっているウニやアワビの貝を眺めたり


海で動いている岩があるかと思ったら


アザラシが居た!水族館でみたことはあったけど、この島には普通に野生のアザラシがいるのに驚きました。


二日目には島を離れ、サロベツ湿原を観ていました。


なんかうちの設計みたいな湿原センター。


この日に泊まったのは豊富温泉の川島旅館


あちこちで噂を聞いていた旅館で、近年リニューアルされました。


夜のコース料理は豊富町や北海道の特産品を使った料理の数々。エゾシカ肉が特に美味しかったです。


帰りの日には嘘みたいに晴れて


初めて生の利尻富士を観る事が出来ました。


北海道は果てしなく広い!素敵な場所がまだまだ沢山あると感じた旅行となりました。
サロベツ原野に広がるエゾカンゾウとエゾスカシユリを眺めて帰りました。まだまだ行きたい場所があるので、次の楽しみにとっておこうと思います。


礼文島の旅 その1

2018-06-19 15:18:30 | 旅行記
年に一回の家族旅行をしていました。二人とも北海道の人間だけど行った事が無かった憧れの島、礼文島へ。
行きたい場所が日本の北限という所が私達らしいです。


そして素晴らしいお天気。今回の旅でも私の雷神パワー炸裂です。


視界は不明瞭でしたが、花の浮島の素晴らしい天然メドウガーデンを楽しみました。


エゾイブキトラノオ


サクラソウモドキ


レブンハナシノブ


レブンキンバイソウ


レブンソウ


シコタンスゲ(多分)


なんて素敵な場所だろう!(超強風)


どこをみても花、花、花、雨!




レブンアツモリソウもぎりぎり咲いていました。自生地で観る事ができて良かったです。


冷えた身体はウニ丼と(私達の胃袋ではミニサイズが限界)


ほっけのちゃんちゃん焼きで癒されました。


郷土資料館でトドの撮影コーナーを楽しんで


縄文人の格好もして


大好きな土器や礼文の歴史を学びました。

好き尽くしの旅、家を夜中の1時に出発し、朝一番のフェリーに乗るためほぼ貫徹の運転をしてくれた高橋さんに感謝です。
生まれ変わっても一緒に旅をしてくれる夫と結婚しよう!礼文の旅はその2に続きます。