整理整頓という美学

暫く私は札幌に行けずにいるのですが、高橋さんの現場の写真を整理しながらとても驚いた事があります。
工事途中なのに、現場がとっても綺麗。


や〜素晴らしいですね。私、自分の家を頼むならこういう大工さんにお願いしたいです。


現場にはいつも箒が置いてあって。どの技術職でも掃除は基本ですよね。
見習いの頃はよく掃除をしていたものです。
今日私の職場のスタッフとも話したのですが、掃除って先輩達が何をやっているかを学べる大事な修行なんです。


今回の現場は、外壁の塗料が個性的。
工務店さんにお願いして実物のサンプルを作ってもらい、建主さんのご希望の色を見つけました。


それにあわせて、車庫の天井や材の色も変えています。


煙突の色は外壁とお揃い。きっといつものうちの仕様とは印象が変わりますね。
外観もとても楽しみです。そして私はこちらの大工さんに掃除の基本から叩き込んで欲しいです。

焚火台とククサ

今年は夫婦二人共仕事に入れ込んでいて登山にもキャンプにも行けていません。
そして、ものを買ってしまうという現象。
前から持っていたグリルの他にやっぱり焚き火台が欲しいよねという事になり、誰もが知っているスノーピークの焚き火台が我が家にも。

しかも上で網を置けたり、オプションまで付けてしまいました。レジャー用として活躍させようと思います。

ところが我が家は「家に居てもキャンプをしているような暮らし」をテーマに家を建てたので、
わざわざレジャーの準備をしなくても突然焚き火を始める事が出来ます。

焚き火台の気軽さが随分気に入ってしまいました。
まだ恥ずかしいくらいに新品なので、これから使い込んで焦げ目を付けて行こうと思います。

桜岡はもう秋の予感です。


蝉の鳴き声に変わり、キリギリスが鳴いたり、空が随分高くなったり…


朝は涼しいので外で珈琲を飲んだりも出来る季節になりました。
そういえば先日、お世話になっているフィンランドの窓業者さんがククサとパイン材の籠をくれました。

ククサ、何度か買おうと思ったけど高価で手が出せなくて…こんな素敵なプレゼントを頂いてとても嬉しいです。
どんどん使い込んで、良い色と香りになればと思います。

憧れの愛車

我が家の樹が大きくなり過ぎて家が段々見えなくなって来た気がします。


最近の大きな出来事として、私が通勤用で使っていた軽自動車を早々に手放して、軽トラに変えました。


高橋さんが近所の農家さんや消防団の皆に「オートマ・禁煙・綺麗に乗ってた軽トラ」は中古で手に入らないか聞いたら、
皆口を揃えて「無い！」と言うので、軽自動車が新しいうちに手放したんです。
うちの前の路ってこんなにガタガタしてたかな？


ちょっと乗っただけで凄くお尻が痛くて笑えます。


荷台もゴムマットを敷いたし、車の頭の上には滑り止めのゴムも装備。
考えてみれば私たちが車に乗せるものって、建材・薪・レンガ・石・苗木・撮影用の家具など…
これらを全て問題なく運ぶには軽トラが最高なのです。


車屋さんにとりあえず私が通勤で使うと言うと、凄く笑ってました。
これで仕事に行っているせいなのか、最近ちょっと腰が痛いです。慣れるまでの成長痛？


いってきま〜す！

軽トラってすごくテキトーな気持ちで乗れるし視界は良いし、楽しいですよ。

中札内のポロシリへ

高橋さんの現場写真を観ながら羨ましそうにしていたら、私の休みに合わせて十勝の現場に連れて行ってくれました。
久々に遠出したのでお昼ご飯は中札内まで足を伸ばして中札内美術村の中にあるポロシリで食べました。


前に行った事はあったけど、ご飯を食べるのは初めてです。
きっと混むだろうなと思ったけど運良く入れました。


ビュッフェのようなスタイルで、自分の好きなおかずをお盆に入れていき、最後にお会計します。


とり過ぎてしまいましたが、たまには良いでしょう。
優しい味のおかずが多い中、特に野菜汁とトマトのサラダが美味しかったです。


六花亭はどこの施設もグランドデザインが素敵です。


床の枕木の敷き方も美しい。
タールのにおいが気になるけど、線路沿いに住んでいた事がある人にとっては懐かしい匂いです。


柏の森の林床にある野草。
ヨツバヒヨドリ、クサレダマ、ツリガネニンジン、カワラナデシコ、キキョウ、エゾヤマハギ…


生え方を見るとほとんどが植えたものかと思います。
でも奔放に育っていて、もうすっかり一人歩きをしているような印象を受けました。

どこの植え込みも芝生も手入れが行き届いていて気持ちが良いです。

あちこちに沢山の蝉の抜け殻。
生き物の息遣いをゆっくりと観る事が出来、良い休日になりました。


詳しくは六花亭のホームページへ

牛たちにも暑い夏

滝上町で新しい家づくりが始まっています。
ここ数日は北海道のあちこちで暑かったですね。旭川も猛烈な天気でした。
うちから一時間半ぐらいかけて着く滝上町の現場は比較的涼しいかと思いきや、こちらもすっかり夏本番でした。

大人の牛たちは日陰へ。


好奇心旺盛な子どもたちは工事のすぐそばで過ごしています。


建てている最中から牛たちに見守られ、住んでからは牛たちを見守る暮らしが始まります。


実はこちらのお宅、これまで手掛けた家の中でも最小規模です。
僕たちが憧れていた、最小限の大きさと生活道具でシンプルで普遍的な暮らしが出来ると思います。

これから棟が上がる様子も楽しみです。