桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

haku hostel に泊まった

2019-08-31 14:56:54 | お店(その他)
最近打ち合わせで函館方面に行く機会がありました。日帰りで函館はきついので、白老のhaku hostelに泊まりました。


僕たちは大して旅行をする方ではないけど、ギラギラしたホテルより一泊2000円もしないキャンプ場や山小屋の方が好きなので、民泊みたいなところに泊まってみたかったんです。
古い和室を改装したダブルルーム、二人で9500円です。もっと節約する人はカプセルホテルみたいな部屋で3500円で泊まれて、女性専用の部屋もあります。


部屋はダイヤル式の鍵で開け閉めします。古い建物なのでお隣の部屋のクシャミが聴こえるぐらい。
テレビもないので本を持って行った方が良い感じです。


共同スペースがきれいで、冷蔵庫に自分のものを入れる時は名前を書いておく懐かしいルール。


土木・建設業のおじさんもいれば、一人旅をしているっぽい若い女の子もいました。


洗面所やシャワールームも最小限のアメニティだけどきれいで快適です。


フロントの人達がとても丁寧でした。サービスって大切…


この施設はカフェにもなっていて、泊まらないけど常連っぽい人たちが集まる町のアンテナショップのような機能があるようでした。


せっかく来たのでクラフトビールを飲んで一服。

僕たちにとっては新しい世界。普段はカエルや虫が鳴いている環境にばかり居るので冒険のような宿泊体験でした。
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朱鞠内湖キャンプ2019年7月

2019-08-11 15:45:41 | 登山・スキー・キャンプ
奥さんが職場の人に、僕が今「パンを焼く薪窯の設計をしている」という話をしたら笑われたそうです(好意的な意味で)。
その後、世の中の大半からしたら、パンを焼く薪窯を作ろうとしている建主さんって少数派だし非日常的だよね、という話を夫婦でしていました。
僕の仕事はいろんなお客さんと触れる事があり、時には「えっ?そんな設計したことないですよ」みたいなご相談を受ける事があります。
それから修行時代に色んな意味で「この人たち本当に今家を建てて良いのかなぁ」と思う人も実は沢山出会ってきたのですが、皆さんとても幸せそうです。

僕は建主さんたちとの出会いのおかげで人生が豊かになりました。
ものごとの考え方や感じ方、設計技術や経験を積む上でも、自分の常識や価値観だけでは超えられなかったものを得ています。
自分で建てられる家には限りがあるから(僕は自宅しか建てていませんが)、建主さんが生涯大事にする家を設計させてもらう事はとてもありがたい事です。

奥さんは「離島から設計依頼来てほしい(自分が行きたい)」という事を言われます。
僕たちは遊びながらいつもそんな会話をしています。


気に入った場所には何度も行く、またしても朱鞠内湖へ。


休みが世間とずれているので、人が少ない日にこうしてゆっくり遊べます。


このキャンプ場では音楽を流すのが禁止になりました。
それぞれの時間を楽しむことを大事にしている場所です。


僕たちもクスクス笑いながらいろんな話をしたり


軟弱ものなのでカセットコンロでご飯を炊いて(いつかは薪で炊きたい)


火を起こして


白いご飯が無事に炊けただけで大騒ぎ。


冷凍たい焼きを炙って


翌朝には普段食べないシャウエッセンを炙って、相変わらず安上がりで食事がすみます。
「最小限の水で楽しむ事」が奥さんの目標らしく、道具を汚す(排水が多くなる)料理はしないというこだわりがあるらしいです。


よくわからないポーズで写真を撮って


懲りずにまた来ようと言って帰る。

たまに「生活できてるのかなこの人たち」と思われるぐらい遊ぶことにもエネルギーを注いでしまっています。
仕事も生活も、どちらも大事です。






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