桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

北海道の山林・広大な土地で家を建てる方法

2020-12-13 17:31:44 | 設計・計画・スケッチ
冬になり、今年は特に自宅で過ごす方が多いと思います。
そんな日々の時間つぶしや、希望が持てる楽しみが出来ないかとずっと考えていて、しばらく時間が空いてしまいましたが、地道に更新しているYouTubeで、北海道で山林や広大な土地を買う方法を紹介しています。
OGPイメージ

北海道で山林・広大な土地を買う方法予習編

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今回は予告編みたいな形で、土地探し前に知っておいてほしい現実を盛り込んで編集しました。


僕が土地を買ったときの事も思い出しながら作っている動画です。もしご興味がございましたらご覧ください。


自分の土地はたまたま造成されていた土地でしたが


最近もっとワイルドな山林や原野を買っている人も多いようです。そんな人たちの参考になればと思います。


これからの暮らしは、きっと今以上に自分たちで豊かさを工夫して築きたいと思う人たちが増えると思います。僕の役割は、きっとそういう人たちの手助けをさせていただく事なのかなと最近思っています。

家具のお打ち合わせ

2020-01-20 15:04:56 | 設計・計画・スケッチ
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、しばらく仕事のこと書いていなくて心配されそうなブログになっていましたが、先日お客さんと家具のお打ち合わせをしに匠工芸へ行っていました。


寸法などはメーカーのカタログからも拾えてすぐに図面に起こせるのですが、実際の座り心地や目線などは家具に触れないとわかりません。


あれこれ試しながら、内装との相性も考えて理想的な家具を探します。


打合せ中に僕が座っていた椅子もなかなか良かったです。


張地や仕上げなども決めました。

地元の家具を取り入れ、素敵な空間になりそうです。

窓を訪ねて4690マイル

2019-04-11 19:04:46 | 設計・計画・スケッチ
久しぶりの更新であります。家の周りにはまだ雪が残っていますが、
道路の方はすっかり融けたようです。

突然ですが、4月上旬恥ずかしながらこの歳になって初めての海外旅行に行ってまいりました。

札幌でサッシの輸入・ログの設計施工などをしているビタレスクさんから、サッシ工場を見学しに行かないかとのお誘いを受け、
フィンランドにあるサッシメーカーの2社の工業を見学してきました。

ヘルシンキ空港 そのままオウル空港まで乗り継ぎです。


2日目 1社目の工場へ


パッキン取付とガラス取付を一人のひとが担当しています。


組み上がった障子


完成品


色のバリエーションは多いです。

日本の大きめの建具工場という印象です。
思っていたより手作業が多いです。

4日目 2社目の工場へ


内蔵されるブラインド


加工・塗装され組み立てられます。


運ばれて再塗装


くるくるされて付属品の取付け


完成品

こちらは手作業が少なくかなり機械化が進んでいます。

見学後打合せ、今後はどちらのサッシが日本に渡ってくる事になるでしょうか。

外壁の色

2017-03-05 11:33:52 | 設計・計画・スケッチ
この時期でも旭川方面はまだ数日置きに除雪が必要です。もう3月だという事を忘れそうです。


これから始まる新しい現場に使う外壁の色が決まりました。
これまで他の現場でも作ってもらったサンプルを並べてみました。
特にグリーンやグレー系など、中間色を使う場合は実物のサンプルを作って確かめます。


うちでは外壁の色を絶対にこれ、と決めつけてはいないのですが
長く愛着が持てて飽きない色をお勧めしています。
事例が多い事から我が家のような黒やダークブラウン系を選ばれる方が多いです。


それにこだわらず、周辺の景色に合う色であれば
建主さんのご希望に応じて新しい色を取り入れようと思っています。


また、選ばれる際は塗料の経年変化と耐久性も大事なポイントです。
これはうちの奥さんが数年前に趣味で作ったサンプル。


柿渋を数回塗り分けたものです。墨渋もあります。
経年変化で色に深みが出ていました。外において耐久性も見てみようかと思います。
数回塗らなければある程度の濃さにならないけど、これはこれで面白そうです。

キッチンの収納〜鍋はどこへ〜

2016-12-09 16:49:44 | 設計・計画・スケッチ
先日建主さんと工務店さんとキッチンの造作家具の打合せがありました。
うちではキッチンは水洗金物や熱源、食洗機などの他は全てオーダーメイドで作ります。
家具は大工さんに作ってもらう事が多いです。


キッチンは既製品でも素敵なのを作るメーカーさんは沢山ありますが、うちはあえてオーダーメイドにこだわっているのは
「既製品だと機能にこだわっている割にかゆい所に手が届かない・自分の家にはいらない機能も付いて来る」という事があるからです。
そうなると、たっぷり収納があっても普段使っている調理器具が入らなくて新しく買い直す羽目になります。

ですからうちで作るキッチンに関しては、お客さんが普段使っている調理器具などに合わせて
柔軟に棚の形や収納方法のご要望を取り入れるようにしているのです。

例えば大人二人だけの我が家でも、鍋だけでこんなにあります。
大したもの作らないんですけどね…鍋ってかさ張るんですよね。


ついでに、私の個人的なお気に入り鍋はこれ。蓋は一個だけど鍋が3つ入れ子になっています。
浅いやつはお弁当のおかずを作ったりするのにもとっても便利。こういう鍋があると場所を取らないので助かります。


キッチンの収納は、作り込みすぎない方が後からかごや棚を足したり出来ます。
しっかりとした引き出しや扉収納を作るのも素敵ですが、
あまり一目に付かない場所はあえて余力を残してガランとさせておくのも一つの手だと思います。