まだ５０センチ

わ～い寒いの大好き！


寒い日って、景色がとても美しくなります。空も空気も澄んで気持ちが良いです。




この時期はよくご近所さんに「高橋さんの屋根、雪下ろさなくて大丈夫？」と心配されますが
我が家は無落雪屋根で積雪加重も計算して家を建てているので、1.5～2m弱までは積もっても大丈夫です。
但し屋根から盛り上がった雪庇はこまめに落としています。




結構降ったなぁと思っても、気象データを見ると旭川はまだ５０センチしか積もっていません。
今年は困った気象ですね。道内だけでも２m以上積もっている所もあれば、全然雪が降らない所もあり極端です。


大きな雪の結晶が沢山降った朝。コートにはアンの毛も付いている。笑


外の樹々に積もった雪。何度見ても飽きない美しい彫刻です。


雪のように白くなったアン。先日、我が家に来て丸二年が経ちました。来たばかりの記事はこちら


早いようで遅いような気がします。毎日くっついているから、もっと長く一緒に居る気がします。

写真家・中西敏貴さんの「ORDINARY」

写真家・中西敏貴さんの写真集「美瑛 光の旅」に加えて、
写真集「ORDINARY」と中西さんが大特集された雑誌「風景写真」が揃いました。


僕たちがいつも見ている「ORDINARY(日常的な)」風景って、こんなに素敵だったんだなと感動します。

そして噛み締めるように写真を眺めた後は、外へ出たくてたまらなくなります。
美しいものや心を強く動かす風景は、特別な環境に住んでいるから観られるのでは無く、
気付く心があるから観る事ができるのだと思います。

雑誌には中西さんがこの道を志した経緯や、陰ながら支えてくれたご家族のお話なども書かれています。
僕も分野は違うけど職業柄通じるものがあります。
我が家の永久保存版の本として大事に観ようと思います。

模型の嫁入り

昨年末から案を練っていたいくつかの物件は、順番に打合せを進めています。


そして一つ一つお客さんに説明し、イメージを膨らませてもらう為に持ち帰ってもらいます。


どれもお客さんの要望を最大限に生かしたもので、それぞれ個性的です。
もちろん全く同じものは一つもありません。










撮影はうちの奥さん担当。奥さんは自然光で撮ります。
ご成約頂くと模型が僕たちの元に戻る事は無いので、その前に晴れ姿を撮っておきます。
これらの模型が少しでもお役に立てばと思っています。

「山に守られている」

ここ数日の天気、多くの人を悩ませていますね。
雪国北海道も大変な事になっている所があり心を痛めています。どうか皆さん雪下ろしで怪我など無い事を祈ります。
我が家でも毎朝天気予報を見ながらハラハラしていました。


冷え込んだ日。ここまでは良かったのです。


問題はその数日後、夜中に何度も眼を覚ましてしまう程の強い風が吹きました。
翌朝はその風でサラサラに積もっていた雪が吹きだまりになり、押し固められてとても重くなっていました。


除雪に苦労していると除雪機が良いタイミングでやって来た！
桜岡は世帯数が少ないため、住宅密集地や狭い中道よりも意外と早く除雪が来てくれます。


外に出たがるアン。出たら寒くて凍えちゃうよ。


どうやら今回の天気で旭川は他の地域に比べて雪の被害は少ないようです。
実はこうして全国各地で台風や大雪に見舞われる時、旭川は意外と静かな事が多いです。
地震も滅多に来ないので、札幌から移住した私は大変驚いています。

地元の人は「山に守られているんだ」とよく言います。
飛行機に乗って空から見ても、旭川は内陸の盆地の谷にあり大雪山から守られているような地形に見えます。

早いもので足掛け２年

久々に打合せを兼ねてお手伝いさせてもらったセルフビルドの現場に行きました。
内装工事が進み、いよいよ完成形が見え始めていました。


回廊のような玄関。天井の仕上げの陰影も美しいです。
内装はお客さんご自身が考え、塗料などもご自身で見つけたこだわりのものを使っています。


午前中の打合せでしたが、冬でも日差しがたっぷりと入りとても居心地が良いです。
外のデッキも気持ちが良さそう。街中にありながらも上手く景色を取り込める事が出来ました。


寝室には収納力のあるロフトが付いています。


これから浴室もご自身で製作されるという事で、左官屋さんに来て頂いてタイルの納まりなどを確認しました。


玄関付近から寝室方向。


すっかりプロ顔負けに道具持ちになっているお客さん。


春の完成を目指し、さらに工事が進みます。
改めてとても素晴らしい現場に関わる事が出来たなと嬉しい気持ちで一杯です。