桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

読書の秋、スタジオムンバイ

2012-10-30 21:32:20 | 音楽・映画・本
そういえばうちの夜景の写真って無いなと思って撮ってみました。二階のフリースペースです。

ここは普段は洗濯物干し場になっています…いずれは書斎コーナー風になると思われます。

読書の秋という事で、ひと月前くらいに本屋でたまたま見つけた建築本の紹介。
インドの建築家と技術者の集団「スタジオムンバイ」をご存知でしょうか。

今年9月にTOTOギャラリー・間で展覧会があったそうです。
実物の建築はもちろん見た事無いですが、綴られた写真はどれも魅力的で一目惚れしてしまいました。
石、土、木、金属、水…その土地ならではの気候や伝統技術を生かして出来た建築物は、どこか日本の和風建築にも通じる普遍性があります。


あ~写真を見せられなくて残念。もし本屋で見かけたら是非手に取ってみて下さい。

スタジオムンバイ主催者の建築家、ビジョイ・ジェイン氏は、地元インドの伝統技術を受け継ぐ職人を集めて建築物を作っています。
職人の中には、技術や経験が一流でも字が書けなかったり、学校教育を受ける事が出来なかった人たちもいます。
彼らは全員がスケッチブックを持ち、ドローイングによって意思疎通をし合っているそうです。
それにしてもこの完成度と怖いぐらいの美しさ…インドの職人恐るべしです。
そして彼らの職人としてのアイデンティティを、建築によって作り上げたジェイン氏はもっとすごいんだろうなぁ…

スタジオムンバイのHP
(HPトップの右上の赤いマークをクリックすると写真が変わりますよ)


良いものを見る為には試練を

2012-10-28 06:31:47 | 風景・風土・気候
旭川市街に常盤公園という都市公園があります。図書館や美術館も隣接しています。
先日ふらっと散歩に行くと紅葉がとても綺麗でした。

樹にはしっかり樹名板がつけられ、20m以上の巨木が当たり前の様に並んでいます。
札幌だとここまで巨大になると高所作業車で剪定も出来ないし、風倒木の危険性があったり、
空港からの高さ制限みたいなのがあってすぐ伐採対象になるんですが、
こういう樹を財産として残している公園って素晴らしいですね。





カツラの樹が好きです。





ここはお気に入りの公園になりそう…しかし…訪れるには大きな難点があります。
常盤公園に行くには、このロータリーを通らなければ行けません。

グーグルアースの航空写真です。左上が公園。

幹線道路が6本もつながっていて、あちこちから車の大群が攻めて来ます。
しかも恐ろしい事に、このロータリーは単車線じゃないんです。
さらに地元の方々は慣れているご様子で、徐行してくれません。

出来心で作ったのでしょうか…このロータリーは日本最大らしいです。本当かどうかはわかりません。笑
念のため高橋さんに教えてもらった最低限のルール。

1、ロータリーに入る時は信号機に従う
2、出る時は信号は関係ない。歩行者が居なければ走って良し。
3、インコースに入らないように。
4、強気で割り込む。時計回りだよ。
5、この道に、近づかない方が良し。

日本の都市公園100選にも選ばれる常盤公園に、私はいつの日か自力で行ってみよう……徒歩で。



初霜、土鍋解禁

2012-10-27 08:32:21 | 風景・風土・気候
ご無沙汰してしまいました。旭川はだいぶ寒くなりました。
我が家にも初霜が降りまして、とってもきれいです。

この日は樹の葉がまだ緑がかっていたのですが、翌日に一気に紅葉しました。


この寒さを待っていた!と言わんばかりに。


うちの玄関前の枕木。ちょっと滑りますんで、お気を付けください。


嫁が持ってきて植えたドウダンツツジ。イイ色。


寒くなってきたので、我が家では早くも土鍋解禁です。鍋にギュウギュウに詰めたおでん。
いや~いい季節です!!


秋晴れにくっきりと浮かぶ大雪山系。この山を見て、タイヤ交換しないと!と焦ります。

高橋まもなく復活

2012-10-20 19:46:13 | 雑記
扁桃周囲を腫らした高橋選手、無事に回復に向かっている模様です。
入院する必要も無く、大事に至らなくて安心しました。お騒がせして申し訳ありませんでした。
まもなく本調子に戻りますので休養をとった分、より一層仕事ができるオトコになっている事でしょう。


今のうちに二人でたっぷり稼いで、早く住宅ローン返そうね!!








病床日記…?

2012-10-18 22:12:20 | 雑記
高橋さんが喉が痛いと言いだしたのは確か一週間以上も前。
あちこちで仕事があり、半日空けて病院に行くような時間もなく、市販の薬を飲んでおりました。
週末に両親を連れて来るという一大イベントも終え、一安心していた頃、

「喉にできものが出来て、唾を飲むのも痛い」
と聞いた時は心臓が止まるかと思いましたよ。
風邪じゃない……私が最初に頭に浮かべたのは「喉頭ガン」です(喫煙歴長いし)
次にポリープ…まさか甲状腺ガン…悪性リンパ腫…とにかく喉は相当危ない病気の前触れだという予想…

「頼むから、パチンコ屋に並ぶ勢いで朝誰よりも早く大きい病院に並んで診てもらいなさい。」
という懇願と、耐え難い喉の痛みによってやっと病院へ行ってくれました。
彼が自ら病院に足を運ぶという事は相当な症状だったのでしょう。

で、結果は「扁桃周囲膿瘍」というやつで、細菌が原因で扁桃周囲に膿がたまって腫上がる病気です。
幸いCTで膿の様子を見た所あまり広がっておらず、今日は2回の点滴で帰宅。


↑何か面白い写真を撮って来なさいと言ったら送って来た写真。

膿瘍を切開手術でとるかどうかは様子見です。
お医者さんには「よくここまで我慢したね」と言われたらしいです。
かなりの高熱が出るそうですが、高橋さんは自覚無し。「己を克服する」と書いて克己、流石です…

こういう時に、離れて住んでいるというのはとても不甲斐ないですね。
一緒にいれば少しの変化にもっと早く気づいてあげられたかもしれない。
週末は職場で「抹茶を100杯点てる」というイベントを課されている為、
行くとしたら夜中だな…それまで己を克服しておけよ高橋。

喉以外は至って元気みたいです…