桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

お留守番のアン(猫ブログ)

2017-03-31 14:56:01 | かぞく
山形に行っていた間、甘えん坊のアンはどうしてたかというと、とてもおりこうさんに留守番していてくれました。


二日間様子を見にきてもらったペットシッターさんにもベッタリ甘えていたようです。
アンは私達が居なくなる時はいつもソファの私が座っている場所でじっとしています。


帰ってからは、ずっと鳴きながらまとわりついていました。
よっぽど淋しかったのか、最近は私達の布団の上で一緒に寝るようになりました。

気づいたらソファでも布団でもダラダラする時は家族皆同じ場所に集まっています。
もっと小さい家にしても良かったかもしれません。
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東北・山形の旅 その3

2017-03-28 18:32:21 | 旅行記
旅の締めくくりは酒田方面です。
高橋さんが好きそうな建物だなぁと思って山居倉庫を訪れました。
ケヤキは倉庫の高温防止の為に植えられたものらしいですが、見事な景観になっていますね。
外壁は多分焼杉の大和張りかと思います。
杉は北海道では道南地方でしか採れないので建築で使われているのを見ると珍しく感じますが、
本州では杉は一般的な建材のようです。


倉庫は現在も農業倉庫として使われています。
なんかピヨピヨ音がするので鳥の巣があるのかと思ったら、米を運んでいる機械の音でした。
トラックの荷台の上まで機械が運び、人力で積んで行きます。
米ってこういう風に運べるんだと驚き。


酒田と言えば豪商本間家です。残念ながら私の実家ではありません。


建材や建物の様式の違いから、当時の武家・商家の階級の差や暮らしぶりなどを知りました。
ガイドさんの説明があってとても良かったです。


そしてもう一カ所、本間家に関連して本間美術館に足を運びました。


立派な廻遊式庭園です。まだ3月なのに鬱蒼としています。


本間家の代々の人達は、雪国で冬の間失業状態になる人達にこの庭の基盤を作る仕事を頼んだり、
農業振興や酒田藩の藩財政を支えたり、人としても商人としても慕われていたようです。


これから梅や桜が咲いたらきっと素敵でしょうね。
建物からは鳥海山が借景で観えるらしいです。


またしても木に遠慮なく触る!生き物との接し方は「ムツゴロウさん方式」です。


酒田ではワンタンメンの満月に行きました。
薄めの味付けで私達夫婦好み。塩と醤油を頼みました。ラーメンって地方によって全然味が違って面白いです。
とっても混んでいるお店だけど、はつらつとした女性達と汗水流して厨房を回している男性達が清々しいお店でした。


旅のお土産シリーズ。
いぶりがっこは秋田の名物だけど普段あまり買えないのでゲット。
本間家の漫画、職場の人に配るお菓子、紅花などなど。

今回の旅を機に、東北をもっと知りたくなりました。
とても良い旅行が出来たと思います。



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東北・山形の旅 その2

2017-03-27 09:50:05 | 旅行記
私は知る人ぞ知る雨女で、旅行中も自分が居る場所にだけ雨や雪が降るという雷神現象が起きました。
憧れの羽黒山に着いた時もみぞれと雷に向かえられ、上まで登るのは断念。


とりあえず下側の駐車場に止めて五重塔を目指しました。


天まで伸びるような杉林。


さっきまで雷が鳴っていたのに奇跡的に太陽が現れました。


樹齢千年と言われる「爺杉」に会いに行きました。


そしてその奥にはひっそりと五重塔が見えます。


高校の時に日本の木造建築史で見て以来、いつか行ってみたいと憧れていた建物です。


長年重力を受け続けたこけら葺きの屋根、軸組は骨や石のように風化していました。


羽黒山は観光地化されているので、頂上まで車で行く事が出来ます。
雪の積もった杉を見るのも新鮮な気持ちです。
三神合祭殿が修復中だったので、車で行っちゃうぐらいで丁度良かったです。


鶴岡方面からさらに酒田方面へ向かいました。
途中、住宅地をくぐり抜けて巨木巡りです。「文下のケヤキ」は樹齢800〜900年くらいのご老体。
何カ所か手術の跡やキノコが生えていましたが大事にされているようでした。


そして「山の神のケヤキ」。こちらは樹齢300〜400年でまだお若い様子。
かなり傾いていますがどっしりとして貫禄がありました。
写真では判りにくいですがこの時も雨雲と一緒に移動して大雨でした。こういう時は木の下に居ると危険かも?


最後に鶴岡方面で目を付けていたお店。
こちらも住宅地の路地を入ってたどり着く老舗の駄菓子屋さん「梅津菓子舗」です。
庄内地方ではお雛飾りをするのが4月なのだそうですね。
彩りが華やかな詰め合わせは雛壇に飾るものだそうです。初めて見ました。


可愛い狐さんと落雁を記念に買いました。
全てお店で作っているそうです。狐は豊穣神ですね。今年の豊作を祈りながらおやつに頂きます。




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東北・山形の旅 その1

2017-03-26 09:08:14 | 旅行記
少しお休みを頂いて年に一度の家族旅行をしていました。
今回はだいぶ前から目を付けていた山形県に行く事にしました。
山形は神社仏閣・木造建築、美味しそうな食べ物・お酒、それから巨木が沢山あるんです。

東北地方は地理上は近い場所でも、旭川からだとなかなか交通の便が悪く、行き帰りの2日間はほぼ移動日。
わずかな時間をうまく利用して行きたい所と食べ物を堪能して来ました。

観光一日目のメインは神社仏閣。
まずは山形県の南部、米沢寄りの南陽という所にある熊野大社に行きました。
熊野大社は「東北の伊勢」と呼ばれています。


階段を上がると目の前に立派な茅葺き屋根の拝殿が現れます。


特にこの木彫りを観たかったんです。すごくないですか。


敷地内には大小さまざまな神社があって、どれも軒下の彫刻が面白いんです。
特にこの本殿の裏の彫刻の中に兎が三羽いるのを探すのが有名。
自力で三羽見つけると幸せになれるらしく、ここでは答えを書かないようにしますね。


次の行き先は山形名物の板そばを食べに、三百坊というお蕎麦屋さんを目指しました。
「坊」というのは宿坊の事で、昔はこの辺りに沢山の宿坊があったそうです。
建物は古民家を移築したもので広い土間や広間があったり、とても古く面白かったです。


今時期は「寒晒しそば」が出ます。春の山菜の天ぷらもほっぺたが落ちそうなくらい美味しかったです。
夏場は建物から見えるお庭も素敵だそうですよ。今時期はまだ残雪が多かったです。


お腹を満たした後は観光客が多く訪れる宝珠山立石寺に行きました。「山寺」と言われています。
天台宗の御山だそうで、松尾芭蕉が有名な句を詠んだ場所としても知られています。


険しい岩場や杉林のあちこちにお墓や供養仏があります。


多くの修行者が訪れた霊山でもあり、開山堂の岩の下には慈覚大師が埋葬されているそうです。




岩場のあちこちにお堂があります。岩の穴になっているあちこちから人骨が出ているそうです。


こちらもとても神聖な場所で、良いものを観る事が出来ました。


杉林に時々光が差し込みます。春の芽吹きの時期に来れたのも良かったです。
きっと蝉の声がする夏場も素晴らしいだろうなぁと思います。

山寺を観た後は鶴岡方面へ一気に移動しました。






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美瑛の現場が上棟しました

2017-03-21 20:39:11 | 現場・建主さん
好天に恵まれた三連休、美瑛の現場は建て方の工程に進みました。


とても天気が良く、春らしい日差しが感じられました。


足場からの絶景。これから何回も観る事になるでしょう。
大工さんが夜景も綺麗だと言っていました。


高さを抑えた平屋の住宅。ダイナミックに広がる山々の景色ときっとよく合うと思います。


きっと何回観ても山の景色は飽きません。
こんな素晴らしい現場に関わらせてもらえて本当に嬉しいです。


今日は小屋組まで一気に進み


無事に上棟しました。建物のボリュームが早くも掴めるようになりました。
今回の現場も素敵な家になりそうです。
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