goo blog サービス終了のお知らせ 

桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

上ホロカメットク山 2015年夏山

2015-07-21 20:57:14 | 登山・スキー・キャンプ
この間、ニセイカウシュッぺ山に登山した二日後に実は懲りずに山に行っていました。
6月・7月前半までは山遊び全盛期です。

十勝連峰の一つ、最もポピュラーな山の一つに上ホロカメットク山があります。
十勝岳温泉凌雲閣の前から登る山で、登山最盛期の今時期は道路まで大渋滞する程人気があります。
ですので私達は朝3時半に起きて6時前から登山口を出発しました。
このガッツをもっと仕事に費やして欲しいといつか誰かに言われそうですね。


近くにある三段山から朝日が昇ります。


良い眺めですね、岩なだけに、ハードロックを聴きたくなります。


これは上ホロカメットク山恒例の地獄の小股階段です。


この日も天気に恵まれ、左には富良野岳、右に十勝岳がくっきりと見えました。
今年の晴れ男・女パワーを全て使い果たしたような気分になる程良い天気でした。


すぐ横には滑落したらひとたまりも無いような崖です。
この迫力は北海道では十勝連峰ならではのものだと思います。


今回の「山ポーズ」は単独で登っていた若いお姉さんに撮ってもらいました。


私は初めての登山が十勝岳→上ホロ→上富良野のプチ縦走でした。
その時と逆ルートから登り、当時よりも見えているモノの幅が広がっている事に気づき
改めて登山の面白さを感じられたような気がします。


富良野岳、綺麗に見えていました。ルートが長そうですね。


「滑りたいな!」
わずかに残っていた雪渓でテレマークポーズの高橋さん。


今回の山登りでやっと基礎体力が戻ったような楽しさがありました。
ここからどんどん山を登りたい所ですが、暑い季節こそは仕事に専念しようかと思います。
次は秋の登山になりそうです。

ニセイカウシュッぺ山 2015夏山

2015-07-11 10:56:20 | 登山・スキー・キャンプ
相変わらず隙あらば全力で遊んでいる私達。○○と煙は高い所が好きというのはこういう事でしょうか。
昨日は念願のニセイカウシュッぺ山に行きました。

ダケカンバのトンネル。登山道は標高1137メートルと高い位置から始まります。


この山は北大雪と言われる場所で、旭岳や黒岳のある表大雪からは少し離れています。
標高もそこそこ高いのに、表大雪ほど混雑しません。


旭川市外や本州から、ややマニアックな人達から根強い人気があるような山です。


この山の素晴らしい所はなんと言っても眺望。
標高1500メートル付近から視界が開けて、小槍、大槍の絶壁が目に飛び込みます。


そして小槍の稜線の向こう側には表大雪の雄大な山々。


写真では伝えきれない程の大パノラマです。


目の前に迫る大槍をトラバースして行きます。




ニセイカウシュッぺ自体はやや地味な山。
その分急なアップダウンも無く道はとても歩きやすいです。


大槍からアンギラスと言われる絶壁の道沿いには、花も沢山見られます。


振り返ると大槍のむこうに表大雪。


大槍に登っている人もいました。カッコいいな~。


私達はまっすぐ頂上を目指しました。


こんなに天気に恵まれた登山は久々です。恒例「山ポーズ」


帰るのが惜しくなる景色でした。


アンギラス。すごいですね。


今回の山では、神奈川県から車中泊で北海道の山巡りをしているご夫婦に会えました。
これだけ素晴らしい山をのんびり登れるなんて、本州の方からするととても羨ましい事だそうです。
どこに行っても身近に山がある、ずっと北海道で生まれ育った私達はそんなに普段意識していませんでしたが、
その素晴らしさを改めて教えてもらった気がします。山頂から見た周辺の山々は果てしなく、とても美しかったです。

2015年天塩岳・夏山

2015-06-07 11:48:46 | 登山・スキー・キャンプ
数日前に上富良野の白銀荘で雪が降っている画像を見て驚いていました。
雨も続いていたので心配でしたが、天気が落ち着いたので昨日は天塩岳に行きました。

ヒュッテで入山届け。外トイレもちゃんと紙付きで管理されていて綺麗でした。


ヒュッテに車を止めて新道コース登山口まで1キロ程林道を歩きます。
登山口前は駐車スペースがほとんどなく、他の登山者に迷惑がかかりそうだったので真面目にヒュッテ駐車場に止めました。


新道コースは標高差200mぐらいまでいきなり急な登りが続き、気持ちが折れそうになります。
途中にエゾノリュウキンカの群落がありました。


標高930m付近ではザゼンソウ、1000mあたりではチシマザクラ?が沢山あります。


旧道との連絡分岐を越えて暫く歩いた時に、生まれて初めてササの花を見ました。
ササは滅多に花を咲かせないらしく、これが見られるのは貴重な事の様です。
実際の所はよく判りませんが、この地味~な花に暫く興奮しました。


1100m付近で視界が開け、数日前に降った雪がまだ残っている様でした。




円山の辺り。頂上はここからさらに僕たちのペースだと1時間ぐらいかかりそう。
天気が悪いのと、気温が低すぎるので今日はここで下山する事にしました。


キバナシャクナゲが寒そうに咲いていました。


一応山ポーズ。

相変わらず遅~いペースで登り3時間、下り2時間、林道を歩いた距離も合わせて往復12kmほど歩きました。
良い運動です。

手塩はいつかもっと晴れた日に、また改めて登ります。紅葉の時季も良さそうですね。
家に帰ってストーブで暖まり、日々の暮らしの有り難みをしみじみ感じていました。





2015年の石垣山

2015-05-25 10:49:38 | 登山・スキー・キャンプ
今年も夏山登山を始めました。仕事も遊びも楽しんでいます。
まずは足慣らしで、近場で標高も525mしかない石垣山に行って来ました。夏山ガイドを読んで初めて知った山です。

ここはクライミングをやる人のメッカみたいです。写真は私達ではありません。
すごいですね、ヘルメットしないんですね。


皆さんとても軽装でどんどん登っています。凄いなあ…


いきなり頂上の写真です。西愛別の駅、田んぼが広がっています。
ここは「見張りの岩」というポイントで、正確な頂上では無く、少し下がった所です。
本当の頂上までは廃道になっているらしいです。


運良く雲が切れて、次に登る予定の天塩岳や大雪山がよく見えました。


恒例の「山ポーズ」


登山道は石垣沿いを歩く様な道で迫力がありました。






あちこちにお地蔵様が居たので、無事下山出来るようにと、ついでに「仕事が沢山来ますように」と願掛けをしました。
お地蔵様は「え、それ俺に言う事?!」みたいな困った顔をしていました。


オハナ色々。このルイヨウボタンは特に良かったなぁ…


ヒトリシズカ


多分ニリンソウ


岩場にもシダやフウチソウが生えていてたくましかったです。


他にもコウライテンナンショウ、エゾノトリカブト、ミヤマナルコユリ、オオウバユリ、ヤグルマソウなどがありました。

コースタイムは登り1時間50分、下り1時間10分くらい。私達は写真を撮りながら歩くので遅足です。
でも運動するには丁度いい山ですね。これからの季節も綺麗な山だと思います。

山の下見に行ってみた

2015-03-07 20:23:52 | 登山・スキー・キャンプ
最近朝焼けが綺麗で、晴れている時間が長いように感じます。
日中は気温がプラスまで上がり、放っておいたツララは音を立てて落ちていました。


午前中お客さんと打ち合わせをした後、山の状態が気になったので見に行きました。


吹上温泉の駐車場。沢山のスキーヤーが入った跡。全然雪が降っていないんですね。
一ヶ月頃にはスノーシューで森林散策しても邪魔にならないかな?


こっちは十勝岳温泉・凌雲閣の方。写真では伝わらないけど、風が強くて一時ホワイトアウトしそうでした。


結晶の大きな、ふんわりとした雪が降っていました。


暫くはまだ冬山担当の人々が楽しむ期間、という印象でした。
でも良い雪は少ないんでしょうね。吹上温泉に着いた時も気温がプラスでした。