Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

昭和享年

2024年06月30日 | 書籍・映画・音楽

大阪砲兵工廠 化学分析場 / Nikon COOLPIX P7700

 

作家、梁石日氏の訃報を知る。開高健「三文オペラ」から大阪砲兵工廠を調べ梁石日「夜を賭けて」までを手繰り寄せてきた。戦後の混沌と混乱の時代、手にした小説から昭和を深堀していく情報は多い。高木彬光「白昼の死角」から知る「光クラブ事件」、山本周五郎「青ベか物語」から本州製紙江戸川工場廃水による浦安漁場汚染など枚挙に暇がない。昭和の事件、事故、現在に残る昭和遺構、当時の映画に昭和歌謡を反芻しつつ令和の時代を過ごしている。

夜を賭けて

太陽の墓場記事

戦争はなかった

カラーブックス 大阪文学散歩

 

おまけ 映画「陸軍中野学校」期間限定公開 Youtubeで鑑賞ください

 

 

 

 

 

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松田畳店

2024年06月27日 | 修理・工作・技術

デューティー比が・・・ブツブツブツ

25年前に一生分の鉄道模型をやらせてもらったので、もう決して手を出すまいと固く誓ったはずなのに。気が付けばフレキ線路に旧客が・・・・。

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バルナックに始まりバルナックに終わる

2024年06月25日 | 写真、カメラ

久しぶりに防湿庫から引っ張り出す。絶好調!

手前が25年前に修理して銀座を撮影したキヤノンIII型(3型)。奥はバルナック・キヤノンの最終形となるIVsb(4sb型)、シャッターダイヤルは倍数系列。本音を言うならカメラの造りとしてはキヤノンよりレオタックスのほうが仕上げが上手いと密かに思っている。金属とガラスの結晶となるメカの塊にシビレルのです。電池なんて要らない。このカメラで撮影する醍醐味は格別。それは空間と時間を切り取る作業。

 

 

 

 

 

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10年は夢のよう 100年は夢また夢

2024年06月24日 | 写真、カメラ

CANON III / セレナー5cm

月島の写真を載せておられるBlogを見つけた、それは何処かで見た風景。カメラ趣味が再燃した1999年、西新宿でシャッター幕の切れたバルナック キヤノン3型カメラを3万円で購入し全て我流で分解修理。フィルムを装填し銀座から月島までスナップして歩いた。セレナーレンズは曇っていたけれどソフトフォーカスで面白い写真が撮れた。トマソンにクラカメ、世紀末を楽しんだ充実のとき。あのとき世界が滅びてくれたほうが幸せだったのかも知れない。

25年前のセルフポートレート

 

当時はひとコマ、ひとコマ、実に丁寧に撮っていたのだなぁ

 

 

 

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月に吠える

2024年06月23日 | 写真、カメラ

続ける鉄路の柵の背後〔うしろ〕に

Nikon Df / AF-S NIKKOR 24-85mm 1:3.5-4.5G HDR

 

 

 

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金沢八景 あじさい祭

2024年06月22日 | ロードバイク・クロスバイク

smc PENTAX-DA☆ 1:2.8 16-50mm ED AL / K-5II

 

金曜の雨空から一転、良く晴れた土曜。紫陽花の撮影がしたくなりPENTAXを携えロードバイクで走りだす。10時半に家を出てR16で南下して黄金町へ。掘割川を辿り磯子から産業道路へ。90分で八景島に到着。島の手前で駐輪し柴航路橋で八景島へ渡る。マリンゲートよりこちらの橋が紫陽花群生エリアには近道なのだ。島に近づくとブラスバンドの賑やかな演奏が聞こえてきた。少し粗削りで力任せの演奏に聞こえる。橋から階段を降り音のするほうに向かうと高校生のバンドが演奏していた。

パワーで押す演奏

 

肝心のアジサイはどこも満開。比較的広いエリアに群生する各種多様なアジサイを撮影してまわる。撮影中に脚が痒いと思ったら蚊に10か所ほどくわれていた。撮影のあとは土産物屋をひやかす。去年とかわらず特に欲しいものはなく。少し驚いたのはここ数年で一番繁盛していたこと。満員御礼ではないが水族館、飲食店に客が戻っていた。

あじさい祭

 

あじさい撮影は全てsmc PENTAX-DA☆ 1:2.8 16-50mm ED AL / K-5II

様々な品種があり飽きない

 

そして島の奥にある回転式展望台「シーパラダイスタワー」が稼働しているのを見つける。新潟出張で見かけたレインボータワー、回転昇降式展望塔に興味をもち調べると浅草にはポニータワー、70年代には石狩川支流茨戸川(茨戸ハワイランド)にもそれはあった。話のネタに乗ってみるかとタワー根本まで行くもチケットは水族館前で買えとの掲示。タワーのチケット売り場は人件費削減からシャッターが閉まっていた。一番離れた水族館まで行くのが億劫になり体験は諦める。因みに料金は700円。

稼働しているうちに体験しなければ

 

復路は来た道を引き返す。金沢の埋め立て工場地帯に文明堂の工場があったので飽きもせず直売所をのぞく。ちょうと釜出し日だったようで特設販売所が開設されていた。しかし既に買い漁られた後で二級品など全て売り切れ状態。何も買わずに引き上げる。これで文明堂の工場は武蔵村山、戸塚、金沢八景と全部まわったことになる。昼食がまだだったので「台湾料理」で検索しながら走行するも午後2時をまわると台湾料理屋はどこも閉まってしまう。仕方なく黄金町よこはまばし商店街の一宴という中華料理屋へ。醤油スープのラーメンは麺が伸び気味でコシはなく。炒飯は米粒が標準米の古米のように崩れて不ぞろい。具は卵のみで850円。

麺と炒飯は残念だったけれどスープと杏仁豆腐は良かった

本日の走行距離 62.4km ロードバイク積算 21,024km 自転車積算 33,290km

本日の走行ルート

隊長もご満足

 

 

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知らない路地を曲がるとき

2024年06月21日 | 写真、カメラ

四条の路地

 

京都市内は碁盤の目に大通りがはしる。更に細い路地が縦横無数に通りを繋ぐ。5歳の頃、この路地探索が好きで幼稚園から帰ってからひとりで路地を探検してまわった。路地だと思い飛び込んだ先が人の家の裏庭だったり、知らないおばさんに呼び止められ、家に招かれその家の子供と遊んだこともあった。帰り際に「また、うちの子と遊んでやってね」と言われた。クランク状の狭い路地を抜けると思いがけず七条大通りに出て大発見と喜び母親に報告したこともあった。探検が過ぎて西大路通りから三輪車で阪急西京極駅まで遠征したこともあった。当時の西京極駅周辺には田んぼも多く残っていた。花屋町通りと阪急京都線が斜めに交差する三角形の田んぼがあった。その田んぼの先の土手に阪急の高架線路があり下をくぐる使われていない小さなトンネルがあった。そのトンネルを覗くとなんだかとても懐かしく暖かな光に満ちた不思議な世界が拡がっていた。ちょうど水木しげるの短編漫画にある「丸い輪の世界」に似ていた。しかしその世界の奥のほうから何か訳の分からない生きものの気配を感じ慌てて逃げだした。家に帰ってオバケがいたと親に必死で報告した。親はオバケよりもそんなに遠くまで遠征したことに驚き厳しく怒られた。大人になってからその時のことを親に確認してみるとオバケが出たと騒いでいたことを覚えてくれていた。4~6歳あたりの日々の記憶と当時の感情思考は結構鮮明に今も残っている。

 

 

 

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ずばり大阪

2024年06月20日 | 写真、カメラ

心斎橋に来るといつもここを撮影してしまう

Nikon Df / AF-S NIKKOR 24-85mm 1:3.5-4.5G

 

 

 

 

 

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向日町操車場

2024年06月20日 | 旅行・出張

特急色PF EF651128 (旅客列車・貨物列車どちらもOK!)

京都駅から大阪へ向かう東海道本線京都線で長岡京(神足)手前に広大な向日町操車場がある。以前は通勤電車や特急電車が所狭しと並びたいへん賑やかだった。しかし特急銀座の時代は終焉を迎え車窓から見えるヤードはスカスカになっていた。そんななか留置されていたDD511183とEF651128を見つけることができた。どちらも昭和を牽引してきた代表機関車。両機とも引退間近、これが見納めになるかもしれない。

DD511183

2024年6月15日撮影

 

 

 

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PENTAX 17

2024年06月19日 | 写真、カメラ

カメラ修理に熱中していた頃、PEN FTは5-6台ほど修理でOHした

カメラ業界ではPENTAXから発売されたハーフサイズのフィルムカメラが話題になっている。デジカメ全盛のこの時期にフィルムカメラを発売する企業姿勢とその英断は素直に賞賛する。ファインダーをレンズ光軸上に置いてパララックス対策したり露出補正ダイヤルを付ける演出などなかなかに心憎い。”PENTAX”ロゴが昔のシャープな書体に戻ったのは何より嬉しい。旭光学のAOCOマーク刻印まで配されてサービス満点。しかしバッテリーに高価なCR2を使うはあまり嬉しくない。何よりこの程度のカメラで価格が10万円を超えるのは絶望感ただよう。AFすら搭載されていないというのに。せいぜい39,800円程度が妥当。もしフィルムカメラでハーフ撮影したいというなら程度の良いクラカメでケムンパスのFTかPEN Wでも買ったほうがよほど所有欲も満たされるというものだ。名誉のために言っておくが私は旭光学が一番好きなメーカーであることに変わりはない。中学生の時に発売ホヤホヤのPENTAX ME SUPERからカメラ人生が始まった。昭和30年代、フィルムは高価なものであったことから通常の2倍の枚数が撮影できるハーフサイズカメラが重宝された。それから60年の月日が流れ、再びフィルムは高価なものになってしまった。135(35mm)のリバールフィルムは1本4-5,000円もする。更に現像で1,000円。しかも現像上がりまで半月ほど待たねばならない。恐ろしい時代になったものだ。PENTAX17を買ってもせいぜいフィルム2-3本撮って後は仕舞いこまれるのが関の山。話題先行だが果たしてどこまで販売台数が伸びるのか興味はある。ところでハーフサイズとは18×24mmと記憶していたけれど17mmなんだ。

 

PENTAXコレクション 防湿庫に保管中

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レジャービル 美園

2024年06月17日 | 写真、カメラ

食事のデパート

Nikon Df / AF-S NIKKOR 24-85mm 1:3.5-4.5G

 

大学生の頃、テレビ放送の深夜枠が試験的に24時間放送となり各チャンネルでは実験的な番組や環境映像を延々と流すなど局の編成がやりたい放題だった。監督サシャ・ギトリの映画「ナポレオン」(1954年)を4時間ぶっ通しで放送したときはずっこけた。そんな深夜枠、スポンサーCMも安いキャバレーに居酒屋、中古車屋にパチモン宝石屋、地方の温泉旅館などキワモノCMのオンパレード。それでもたまに深夜枠でレアなSF映画などの放映もあったので半徹夜覚悟でビデオデッキの前に陣取ってCMをカットしながらのエアチェックとなった。エンドレスで繰り返し流れる関西ローカルCMにはハナテン中古車センター、たよし。美園、紅葉閣、ジュワイオクチュール・マキ、5えんや、白壁美容外科などがあり脳裏に刷り込まれた。そのCM群にあった宴会場「美園」ビルが解体されるとのニュースが流れた。一度も美園に入ったことは無いけれど取り壊し前に一度現物を拝みたくなり難波まで足を運ぶ。なんだか息の詰まりそうなビルというのが第一印象。失礼ながらこんなところで宴会したくないとも思った。場所柄千日前デパート火災の記憶が強すぎるのかもしれない。良くも悪くも昭和の雰囲気が色濃く残る一帯ではある。「アルサロ」なんて言葉、今の若者には通じない。

美園取材の帰りに南海電鉄難波駅構内の電鉄社員食堂「難波給食場」で昼食をと思ったのだけれど残念ながら土曜の定休日だった。改札の駅員さんに「またよろしゅう」と言われた。

 

飽き飽きするほど観させられたCM

 

 

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填燹稲荷明神

2024年06月16日 | 旅行・出張

狐の嫁入り

Nikon Df / AF-S NIKKOR 24-85mm 1:3.5-4.5G

 

お稲荷さんは一歩裏道に入ると不思議な世界に迷い込む。

 

開運らしいけれど鳥居は結界でもあるので切ってはいけないと思う

こういふ路地が懐かしい

 

福かえる

 

参りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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伏見稲荷

2024年06月15日 | 写真、カメラ

Nikon Df / AF-S NIKKOR 24-85mm 1:3.5-4.5G

 

週末は京都に帰省しておりました。錦市場で買い物して八坂奥の東山で墓参、伏見に遊ぶ。

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ハイマウントストップランプの修理

2024年06月13日 | 

 

ストップランプ・アッセンブリ

 

久々に洗車をした。かなり放置していたのでフルコースの洗車。リアウインドの内側も拭きあげていく。ハイマウントストップランプの内側も拭きたくなりアッセンブリを外す。このユニットはABS素材でベース部と電球ソケットボックスとカバーの3点で構成されている。カバー部分は樹脂の柔軟性を利用してクリップ部を押し込んでパカッと外す構造。しかし経年劣化と紫外線の影響で樹脂の柔軟性が失われパキッと折れてしまった。更にベース部の固定箇所も簡単に砕けた。あまりの脆さに笑ってしまう。これ以上着け外しを繰り返すと木っ端微塵になってしまいそう。そこでユニットを一旦部屋に持ち帰り3点の部品をガチガチにエポキシ接着剤で固定してしまうことにした。ベース部をガラスに固定するトルクスのタッピングビスはカバーを外さないとアクセスできない構造なのでレンチを差し込む穴を開ける。ランプにつながるハーネスコネクターの着脱を考えカバーの一部に切り欠きを設ける。あとは砕けた部分をエポキシパテで再生。各々の部品を接着剤で固め強固なアッセンブリとした。

カバーにトルクスレンチを差し込むアクセスを設ける

 

コネクター着脱用の切り欠き

 

最近の車ってインテリア、エクステリア関連は7-8年程度の耐久性しか考慮されていないような気がする。日本の気候風土が欧州車には厳しいということもありそう。走行距離はまだ5万キロに満たないV6、3リッターNAエンジンだけは絶好調なのだけれど。

 

 

 

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3等賞品 お年玉切手シート

2024年06月12日 | 修理・工作・技術

ハワイ旅行ぢゃないのか

令和に年号が変わったを機会に年賀状での新年のご挨拶は取りやめにした。毎年いただく年賀状にはこちらからも賀状を送りつつも取りやめたことをお伝えしていた。それでも律義にお送りいただく方が毎年数組ある。こちらもお返しの年賀はがきを買って準備だけはしている。今年も年明けに追加で20枚ほど買い足してプリンターで裏面に印刷したものが10枚ほど余った。お年玉付きなので7月の交換期限が迫っていることから番号をあたる。未使用の残りハガキから3枚が3等(切手)の当たりだった。なんという高確率。週末の江の島走行の際に藤沢本局で当選切手をいただく。当選ハガキは一枚5円の手数料で普通ハガキに交換してもらった。窓口で「おめでとうございます」と言われ照れる。切手を集めていた小学生時代なら大喜びしていたことだろう。70年代当時、一度だけ2等を引き当てたことがあった。景品はしょぼい園芸セットだった。

 

 

 

 

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