ケムンパスのエントリーコンデジ(OLYMPUS VH-515)を精進。普段はXZ-1を愛用していたが旅行などで一眼レフとの併用では少し嵩張って面倒だった。薄型で普段の持ち歩き用のケムンパスが欲しかったのだ。バッテリーはXZ-1と共通なのも気に入った。こんな機種でも一眼用 画像処理エンジン「TruePic Ⅵ」を搭載し素子は高感度 裏面照射型CMOSセンサー。マジックフィルターもフル装備。もうこれ一台で十分かも。「これ以上仲間は増やさんと決めていたのに・・・」探偵物語 最終話より。
全集発刊後に更に見つかった初期短編集「題未定」。読むのが勿体無くて最近まで温存していた。決心してようやく項を繰り始めた。しかしこれが思いの外進まない。告白すると安部作品はこの35年間、手持ちの文庫本に至っては終わりなき再読を繰り返している。ただ、処女長編「終わりし道の標べに」だけは一度読んだきり再読はなかった。そして「題未定」もこの頃の作品集となる。ちょっとつらいのだ。そこで浮気して沢木耕太郎の二冊目に逃避。短編のエッセイでサクサク読み進む。空港で走る話などはこちらも何度か経験あるだけに笑えない。ただ、困ったことにこの作家の本は読んだ後からその内容が霧散してしまう。これはどうしたことだろう。同じエッセイでも開高さんのような重みというか気づきや学びがないように感じる。まあ好みの問題だとは思いますが。
札幌で薬局を見つけるたびにカイロ用ベンジンを尋ねてまわった。しかしシミ抜きベンジンはあれどカイロ用はどこも売られてなかった。やはりネット通販を頼るしかないかと半ば諦めながらも今日も一軒の大型店でベンジンを尋ねた。すると店員さんが売り場の隅の棚に並ぶベンジンを出してくれる。あな嬉やそれはまさしくカイロ用タカビシ化学NTベンジンであった。お値段698円也。これで一安心なのだ。
ベンジンを扱っているお店はこちら
サッポロドラッグストアー(サツドラ)
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リビングで使っているダイキンのホットカーペット(EJB100)が故障した。コントローラーのパイロットランプは点灯しているが電熱線に通電されていない。コネクターやACプラグを調べているときコントローラー内部からジリジリとショート音がして異臭がする。即座にプラグを抜く。匂いは紙巻火薬(黒色火薬)の燃焼と同じものだった。念のため製品型番と不具合をネットで検索するも情報は拾えなかった。仕方なくカーペット廃棄を覚悟しコントローラーを分解し調べてみた。ケースの一部に黒い煤汚れを見つける。その部位の基板を見ると一次側のブリッジ整流器だった。足のひとつが半田もなく基板ホールから浮いていた。たぶんクラックなどで通電不良となり火花が飛んだ熱により半田が飛んだようだ。駄目もとで不良部に半田を盛りなおす。ついでに残り3極も半田を付け直す。コントローラーを元に組み上げ通電してみる。果たして二次側は正常な電圧となりカーペットは暖かく機能を復帰した。高々170W程度とはいえ火災は怖いのでしばらくは注意しながら使ってみることにした。「びっくりしたなあもう」である。
連休に部屋の大掃除。暖房効率を考え洋室にあったベッドをリビングに移動。洋室は扉で仕切ってしまう。掃除ついでに石油ファンヒーターの清掃。フロントパネルを外し燃焼筒周辺の掃除。背面のファンASSYも外して清掃。取説には背面ファンは週一で掃除せよとある。セニュール!それは無理な相談ですw
外気温は連日のように最高気温でも氷点下が続く。FFヒーターにホットカーペット、炬燵で部屋は快適なのだけれど何処からともなく冷気が流れ込んでくる。冷気の元を辿ればレンジフードに行き着く。スポットクーラーよろしく冷たい外気が結構な勢いで流れ込んできていた。そこで応急処置としてネオジム磁石で広告を貼り付けて塞ぐ。部屋の暖房効率は格段に上がり改善をみる。ついでに2003年から建築基準法で義務付けられた24時間換気用の換気扇も養生テープで塞いでしまう。余談であるが今日も小樽の温泉で遊ぶ。露天風呂に長時間浸かっていたら濡れた髪の毛が凍ってバリバリになりビビる。
正月の横浜への帰省時、新千歳のJALカウンターでスーツケースを預ける際の検査でNGとなる。職員が言うには懐炉入っていませんか?そうなのだ、いくら燃料を使い切ってカラカラに乾燥していてもベンジン懐炉は飛行機に乗せられないとのことらしい。あえなく白金懐炉は空港預かりとなる。「ベンジン懐炉なんて今どき使っている人いませんよね」自虐的に職員に尋ねると「北海道では使っている人多いですよ」との回答。懐炉は取り上げられたがちょっと嬉しい瞬間だった。件の懐炉は復路の新千歳到着カウンターで無事に引き取ることができた。告白すると毎年のATEI(EAG)ロンドン出張では懐炉を持参していたがお咎めなしだった。勿論、本体のみで燃料は現地調達(ジッポオイル)を前提としていたが。どうしてXレイをパスできていたのか?よく考えてみると持参していたのは毎回黄金懐炉だったから。“ナショナル黄金カイロ”はシルエットが完全な円形なのだった。
1月3日 穏やかな正月、予定になかったが江ノ島まで遠征を試みた。ロードは札幌にあるのでフジのクロスを引っ張り出す。点検してみると前輪がパンクしていた。チューブを外して空気を充填するとバルブが劣化しているようだ。予備チューブに交換しサイコンとLEDライトを装備。ウェアーの準備はないので普段着での走行。気温も高く風もない。走りなれた境川を時速25kmで辿っていく。藤沢では箱根駅伝の道路封鎖告知の立て看板回収が行われていた。江ノ島では大渋滞の江ノ島大橋を渡り参道突き当たりの鳥居階段より参列待ちの行列が並ぶ。小一時間並んでお参りを済ませ御札と干支土鈴を授けていただく。ご無沙汰していた女夫饅頭の紀の国屋本店で女将さんへご挨拶。昼食は花みずきで熟達ラーメン。ここまでが毎年の慣わしとなる。雪のない生活の有難さを改めて思い知る。江ノ島往復の走行距離 57.52km クロス積算8,914.6km。バイク積算14,619.3km
自宅の給湯器が古くなり湯量が若干減ってきたと妻が訴えていた。この給湯器は何度か基板を清掃したりメンテナンスもしてきたが寿命が近づいてきていることは確かだ。寒いこの季節に突然故障されても困る。そこで思い切って買い換えることにした。機種はリンナイのエコジョーズ。号数はひとつ上げて20号を選ぶ。工事費込みで30万弱の出費は仕方なし。今回の横浜帰宅で初めて新しい給湯器リモコンを使う。操作の度に音声ナビがいちいちアナウンスする。あまりに煩いので音声機能は全てOFFに設定。それでも追い炊き完了時などにヨハン・パッヘルベルのカノンが鳴り響く。この選曲には正直参った。そうこのカノンは戸川純が「蛹化の女」としてカヴァーしており歌詞がつく。風呂が沸くたびにその歌詞が脳内でリフレインするのだ。
♪月光の白き林で木の根掘れば蝉の蛹のいくつも出てきし・・・(作詞:戸川 純)「蛹化の女」
給湯器メンテナンス(Saitolab)
♪月光の白き林で木の根掘れば蝉の蛹のいくつも出てきし・・・(作詞:戸川 純)「蛹化の女」
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