Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

安かろう悪かろう

2007年06月24日 | ソーラー発電、発動発電機
季節は夏至となり自宅のソーラー発電もフル稼働状態となっている。しかし勿体無いことに蓄電した電力の使い道がまだ見つかっていない。充電モニターの発電量を示す電流形の針はトリクルへと切り替わり、ピクピクと大きく脈動を繰り返している。そのうえ、先日からバッテリーの唯一の消費先である16W蛍光灯が点灯しなくなっていた。雨の休日で時間ができたので、蛍光灯(Meltec F-61 TWIN 8W*2 Looks)を修理することにした。分解してみると、果たして内部基板シルクでダイオードを示す部品が欠落していた。見ると内部で弾けとんだシリコン整流器の破片が見つかる。更にスイッチング用のパワートランジスタ(TIP41C)のヒートシンク周りのケースが熱で融解している。内部ひき回しのビニールコードも一部がそれに触れ被服が破れかかっていた。一番厳重に半田付けすべきトランジスターの足が数ミリ基板より浮いている。生産時の組み立て工程の効率化からか、ヒートシンクのアルミ板とパワートランジスターを先にケースに固定しておき、次にメイン基板を組み付けてからトランジスターを基板にハンダ付けしたようだ。しかもコテ温度が高すぎたようで汚い半田の盛り方。修理手順は破裂した整流器の残骸を基板から除去し、手持ちでストックしていた容量の大きな整流器をマウントし直す。溶けたビニールコードは切り取り、新たな線材で配線をしなおす。勿論、ヒートシンクを避け内部の取り回しを全部やり直す。最後にトランジスターも一旦、ヒートシンクから外し基板に取り付け直す。ハンダも盛り直して輝きを取り戻す。この製品はどうせOEMの中国かどこかで、信じられないくらい安いコストで製造されているのだろうけれど、それに会社名を刻印しちゃっていいのかしら。Meltecといえばインバーターなどのしっかりした製品も販売している会社なのに、こんな安物製品でブランドの信頼性を大きく落としかねない。こういう安い商品こそ消費者の目に一番触れるというものだ。修理あがった蛍光灯の灯りを眺めつつそんなことを思う。
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長元坊

2007年06月17日 | ロードバイク・クロスバイク
素敵な気候に誘われてバイクで家を飛び出す。イギリス出張があったので2週間ぶりの遠征だけれどペダルは軽い。とりあえず江ノ島を目指しひた走る。日差しは強いが風は冷たく汗もほとんど流れない。江ノ島に着いていつもの“花みずき”でつけ麺大盛りの昼食。このお店はなんだか居心地がいいのだけれどその理由がわかる。店内に流れる有線はいつも70年代の歌謡曲なのだ。昼食後、江ノ島の防波堤でひと眠りの誘惑もあったが、あまりに気候が良いので休憩なしで鎌倉を目指す。浜辺では海の家が建設ラッシュとなっていた。鎌倉までの海岸線の遊歩道はまったくストレス無く走行でき、直ぐに鎌倉に到着してしまう。鎌倉駅前の紀ノ国屋で「横浜ドーナツ」なるものを買い求め妻への土産とする。1本250円を2本。えっ?どうして単位が「本」なのか?そうなのだ、横浜はドーナツ発祥の地らしく、それを再現したとのことでチビフランスパンのような揚げパンの形状をしていたのだ。小さなドーナツをイメージして注文したので渡されたドーナツに戸惑う。長さ25センチほどもあり、バイクでは厄介な荷物になった(味はロバパンに似ていた)。復路藤沢へ戻り境川を走行する。途中の水道橋で超望遠レンズで橋を狙う人に思い切って話しかけてみた。「カワセミの撮影ですか?」「否、チョウゲンボウだよ、穴に巣を作っているんだ」「それはそれはお疲れ様です」これで謎が解けた。夕食時、妻にチョウゲンボウの話をしていて意外なことが発覚した。なんとワシも日本野鳥の会の会員になっているらしい(500円の家族会員だけれど)。しかも根室支部。なんでも支部ごとに代表の鳥が決められていて、根室支部は妻の好きなシマフクロウなので決めたとのこと(住所に関係なく好きな支部に入会できるらしい)。何だかショッカーの隊員になった気分也。イッツー!
本日の走行距離65.61km 積算距離5239.4km
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「なにもせんほうがええ」

2007年06月15日 | 地震防災・予兆
久々に地震雲を観測。6月15日神奈川 19:30頃 方位:北

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メモリー増設

2007年06月14日 | 修理・工作・技術
毎回の海外出張には自前のDELLのノートを持参する。B5サイズで薄型でシンプルなデザインが気に入っているのだけれど、P-IIIの400MHzでXPを走らせている。流石にこれは重荷でブートがとろけるように遅い。どうかすると起動に5分くらいかかる。宿泊先のホテルでのメールチェックくらいなら電源投入して荷物の整理でもしていればなんとかなるのだけれど、たまに取引先のオフィスで基板へのプログラムのシリアル転送書き込みなどの作業では、ひたすら起動を待つ間の気まずい沈黙が続く。しかも相手は大勢の外人さんだ(笑)。そこで今更ではあるのだけれどメモリーを増設してみた。144ピンSDRAMのP100で128を256へ。オークションで動作確認なしのジャンクを2000円で落札。早速本体に挿して電源投入。駄菓子菓子!DELLシグネーチャーのBIOS起動後にブラックアウトのハングアップ。あちゃー高い勉強代でしたと諦めかける。最後に試しにBIOSセットアップ画面を確認。ここではしっかり256MバイトのRAM領域が認識されている。そこで環境を保存してリブート。今度は何事も無かったかのようにXP画面へ移行。びっくりしたなあもう!因みにこのノートはいつもスーツケースに無造作に放りこんでいる。HDDだけはサイドスロットから抜き出して、アルミ蒸着の電導ケースに入れエアキャップで包みクッションポーチに入れてスーツケース中仕切りポケットに入れている。そんだけ。そうそう肝心の起動時間はDOLMY機械式ストップウォッチで計測したところ、2分35秒に短縮されました。メデタシメデタシ。
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愉快なロンドン

2007年06月09日 | 旅行・出張
帰ってきました一週間のLONDON出張から。現地は連日とも晴天で日差しは強かったです。それでも日陰に入ると心地よい気温で快適でした。で、早速使ってみましたBOSEのQuietComfort2。SONYのMDR-NC50に比べると専用ケースもひとまわり小ぶりなのは、持ち運びすることを前提とした製品の性格上、大きなアドバンテージとなりました。肝心のノイズキャンセル機能は満足のいくレベル。SONYより若干控えめなノイズキャンセルながら耳障りな飛行機エンジンノイズやリムジンバスのエンジン音、成田EXの車内走行音をカットしMDR-NC50であったような不快なハウリングは一切起こりませんでした。ここからはいつもの辛口インプレッション。まず電池のもちが悪い。感覚的にはMDR-NC50の1/3(時間)ほどで電池交換を要求されます。尤も使った電池はメーカー指定のアルカリ電池ではなくニッケル水素だったので動作電圧の閾値で1.2Vは厳しかったのかも知れません。次に入力レベルのLO-HI切り替えができるのですが、この操作にいちいち入力ケーブルのヘッドフォン接続ジャックを抜き差ししなければならない点。ジャンクの先端にこの切り替えSWがあり、切り替え設定後にハウジングに挿入してしまうので簡単な切り替えはできません。今回の機内では、MP3プレーヤーとJEM(映画)の切り替えの度にいちいちジャックの抜き差しをしなければなりませんでした。最後に付属の信号ケーブルが長過ぎな点、20~30cmは余分です。まあ文句も色々と書き連ねましたが基本性能は良いので高い価格も償却できるかと思います。そうそうJALビジネスのノイズキャンセルヘッドフォン標準品は東通工から松下(RP-HC150)同等品に機種変更されてました。とほほ
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開港記念日

2007年06月02日 | ロードバイク・クロスバイク
今日もちょっくら走ってきましたいつもの「みなとみらい」~「中華街」。田んぼでは田植えが始まり、日差しは強いものの爽やかな風が駆け抜ける最高の気候。夏至に近づき日没も遅く、冬場の急かされる走行ではなくゆとりも出てくる。途中、日本丸の前を通りかかると本日は無料開放日とのこと。聞けば「横浜開港記念」との由。予定を変更してふだんからちょっと気になっていたメモリアルパークのミュージアムと日本丸の見物を決め込む。日本丸の内部は以前見学した南極観測船「宗谷」と似た雰囲気。狭い息の詰まる船室での長期間に及ぶ航海、私には到底務まりそうにない。見学後、中華街まで一気に走りぬけ一個500円のブタマン二個を買い求め帰途に付く。走行距離45.04km、積算5173.8km

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