駅前の植え込みにかわいい穂をつけた雑草が盛大に育っていた。気になって落ち穂を数個拾ってベランダのプランターに蒔いたのが去年の秋。そのこともすっかり忘れていたがいつの間にか育っていた。調べてみると名前は「コバンソウ」(単子葉類イネ科コバンソウ属)。ヨーロッパ原産で明治時代に観賞用で持ち込まれたらしい。穂が成熟すると黄褐色に変化して小判か米俵のようになる。それゆえ「タワラムギ」の異称もある。
おでんで使った大根のヘタを水にさらしていたら葉が伸び始めた。面白がってヒタヒタに水を張って明かりの下に置いておく。元気な葉が次々と芽吹く。根菜だけに根が伸びることはないようだ。これからどうすればよいのだろう。
今年の初モーリス。うちではヤモリをモーリスと呼んでいる。夜になるとベランダガーデンをウロチョロしている。ブロックのなかに卵を見つけることもある。もう世代を重ね10年来になる。うちの守り神なのだ。
モーリス記事