車で遠征するより列車が楽ちん
一週間の夏季休暇はあっという間に過ぎてしまった。週の前半は伊豆修善寺近辺で遊ぶ。このところ足代わりに使っている特急踊り子号で横浜から修善寺へ妻のお誕生日旅行。一日目8月11日は大仁駅で下車し蒲焼割烹ぼんどーるで関東風の鰻重。
大仁駅構内踏切
駅周辺は東芝だらけ。小さな東芝城下町。
駅から10分ほど徒歩移動。駅前にタクシーは見つけられず。
先ずはノルマ達成
二日目は修善寺 虹の郷で遊ぶ。施設の敷地は広大で庭園の散策がメイン。そして施設一番の目玉は線路幅15インチ(38cm)ゲージのロムニー鉄道。園内のイギリス村とカナダ村の約1kmを結ぶループ路線。片道10分ほどかけてのんびりと走る。訪問した日はディーゼルの釜が曳く1編成のみが運行していた。細長い周回路線ではあるが途中に閉塞信号機、場内信号機も設置されていて閉塞に列車が進行すると信号現示も切り替わっていた。頑張れば3編成同時運用も可能かと思える。尤もそれだけの入場者数があるとは思えないが。
”虹の郷”内を周回するディーセル機関車牽引のトロッコ列車(イギリス製)
ロムニー鉄道は施設最大の目玉かも
料金は片道400円 一日乗車券は1,000円で列車とバス乗り放題でお得
こういった施設はすべからくコンセプトが曖昧であったりターゲット設定の甘さから収益化が見込めず頓挫するケースが多い。事業計画時の似非プランナーの見栄え優先のプレゼン用イメージ図が目に浮かぶ。修善寺虹の郷は1999年開園し2019年に頓挫、シダックスが指定管理者となり引き継がれた。夜のイルミネーションやドローン操縦体験、コスプレ撮影など様々な経営改善の試みがされているがどれも二番煎じで集客の訴求力は弱い。もっと集客すべきセグメントを絞り込み客単価を上げるような尖がった戦略を立てたほうが良いように思える。
二日目も三島で関西風の鰻重
京都出身なのでこちらのほうが好み
短い夏休み旅行でした