久しぶりに稼働
OHに出してから暫く仕舞い込んでいた義父の形見のGS(グランドセイコー)。お盆なので数年ぶりに発条を巻く。数日様子を見ているとやや遅れ気味。タイムグラファーで確認すると確かに右肩下がりのグラフを示した。そこで緩急針で調整。姿勢差を見越してやや進み方向にしておく。
隠れたお洒落 スケルトンにしている。
久しぶりに稼働
OHに出してから暫く仕舞い込んでいた義父の形見のGS(グランドセイコー)。お盆なので数年ぶりに発条を巻く。数日様子を見ているとやや遅れ気味。タイムグラファーで確認すると確かに右肩下がりのグラフを示した。そこで緩急針で調整。姿勢差を見越してやや進み方向にしておく。
隠れたお洒落 スケルトンにしている。
ミニアイスパック ABB-16
このところの記録的な酷暑には辟易している。テニススクールに通う妻にピーコックのミニアイスパック(ABB-16)を買ってあげる。当のご本人は使い方にいまいちご納得しておられない模様。このミニアイスパックはそこそこ売れたヒット商品らしい。構造は簡単でミニ魔法瓶に水を入れて凍らせたシリコンビンをセットして持ち歩くというもの。必要な時にこれを取り出して身体を冷やす。これなら自分でも作れるわいと使っていなかったミニ魔法瓶の内径と高さを測り適合するシリコン製チューブボトル(50ml)を大作君の100均で買い求める。
寸法を何度も確認して購入
因みに魔法瓶の内径はφ34、H120mm。チューブに水を入れて凍らせ魔法瓶にセットすれば出来上がり。水の代わりに保冷剤ジェルを充填してもいいかも。アンヌ隊員言うところの「冷たいのね!」
少しゴゾゴソするがまあ、いいでしょう。
ラグ幅20mm 金属ベルトに交換
先日、シチズンジェットダイバーのベルト交換をしたのだけれど適度な重量もあり気に入った。そこでカシオのプロトレックのベルトも同型のものを買って交換した。プロトレックは方位センサー搭載なので金属ベルトはチタン限定となっている。しかし方位を計測する頻度は少なくチタンではなく一般的なものでよしとした。方位はスマホのコンパスアプリで代用できる。念のため金属ベルトに交換後、方位を計測したところ正常に作動したのでモーマンタイ。
合理的なパーツ分割と塗分けなど手が込んでいる
画像のフィギアだが先日500円でガチャを久しぶりにやってみた。普段はカプセルベンダーで遊ぶことはない。前回やったのは6年前。このキャラは「カードキャプターさくら」らしい。一度も番組を観たことはなく。実は先日、ボークスの中原淳一のお人形を見つけ、欲しいけれど買えないので気の迷いからたまたま見かけたガチャを廻してしまった次第。カプセルから出てきたフィギアは小さすぎた。パッケージにあるサンプル画像の試作品とは微妙に表情も違う。何を期待していたのかワシ。因みにボークスのそれは20万円で取引されていた。
ヘプバーンだよね
中原淳一氏の多彩な才能とセンスは圧巻で尊敬する小松左京氏、梅棹忠夫氏と並ぶ。そしてこのタイミングで模型屋のボークスをググって腰を抜かす。中学生の頃、実家近くの長岡天神の田んぼ前に小さな模型屋が開店した。それがボークスだった。開店当時、模型製作コンテストなどが行われたのを覚えている。大学の頃にはこの店で「ハカイダー」のガレキを買った際に、ちょうどお店に原型師の圓句昭浩氏が来ているというので店員さんが化粧箱に圓句さんのサインをもらってくれた。模型は金型などイニシャルはかかるが、量産できて付加価値から利益率も高い。テーマさえ間違わなければ儲かる商売なのだと改めて感じた。
こういったお道具は男子の嗜み
シチズン・ジェットダイバーに使われている蓄光材のプロメチウム147(147Pm)について少し調べてみた。半減期は2.6年とのこと。時計を購入したのが確か1983年頃。既に42年が経過している。この年月で半減期は16回ほど巡ったことになる。放射性同位体は1/65,536となった計算。短い半減期と蓄光性能減衰の相関性まではわからないが、40年先まで使われるとはメーカーとしても想定外のことなのだろう。4-5年使えば買いかえてくらさいといったところか。同じように製品ライフサイクルで思い出すのは高校の時に買ったPENTAX MEsuperのダイヤルデータ。物理ダイヤル(マスク)でフィルムに記録する西暦の表記が1980~1991年までしかなかった。10年後にはしっかり稼いでもっと上級のカメラに買い替えなくてはと自分に言い聞かせたものだった。
ベルトを購入
シチズンのジェットダイバー。購入後数年で純正のウレタンベルトにクラックが入り断裂した。近所のスーパーイズミヤの時計売り場で少ない選択肢から金属ベルトを選び交換した。売り場のおばさんの説明では時計自体にボリュームあるのでベルトは薄いほうがいいんじゃないですかとのアドバイスだった。以来30数年そのまま同じベルトを使いつづけてきた。今の嗜好では大振りの時計にはベルトも厚みのあるほうが好み。ちょっと気分転換しようとベルトを購入してみた。ラグ幅20mmの無垢金属ベルト。
ボリューム感が違う
専用工具でコマ調整
ベルト交換ついでに少し整備。夜光塗料が殆ど光らなくなっていたのでネイル用の蓄光パウダーとUVレジンを100均で購入。レジンにパウダーを溶き薄く針にのせUVランプで硬化。劇的に良くなった訳ではないが少し蓄光するようになった。
中華製の蓄光パウダーは「材質:塩化ビニル樹脂」としか
表記されていない なんだか怪しい
今度ガイガーカウンターを当ててみるか
蓄光パウダーは少し青味が強い
因みに時計に使われていた蓄光(夜光塗料)はプロメチウム147。これはβ線の放射源ということで1970年代の終わりには使われなくなった。腕時計などは金属ケースや風防ガラスで遮蔽されるので危険はない。シチズンの腕時計でプロメチウム147が使われているものはダイヤルに「P-JAPAN-P」のタンポ印刷が小さく入っている。
「P-JAPAN-P」の表記
ベルトを交換して着けてみるとズシリとした重みを感じる。試しに重量を測ってみたところ118gだった。復刻版デジボーグ168gに比べれば50gも軽かった。整備の最後はパッキン交換。純正の変形パッキンは入手できないので丸輪のパッキンを溝に沿ってセットし代用した。
これにて整備とドレスアップはひと段落
6月18日は水曜日と表示
大学時代に買ったシチズンのジェットダイバー。メンテナンス用にもうひとつ予備機を揃えたりしていた。1年振りくらいに引っ張り出してみたところ時間の狂いは1秒もなく正確に時を刻んでいて驚く。但しカレンダーのセットだけは面倒で放置していた。この時計はカレンダーが西暦2019年までしか設定できない設計なのだ。そこでChatGPTに1980年以降で2025年と同じ曜日並びの西暦を聞いてみた。2014年が候補にあがり早速セットしてみる。6月18日はしっかり水曜日を示した。
2014年にセットする
久しぶりに会社に嵌めていったところ毎時のアラーム音が結構な音圧で響き渡る。このジェットダイバーはアラーム音がよく通るのでダカール・ラリーで夏木陽介がナビに使っていた。70-80年当時はデジタル時計から時報が鳴るのは日常の光景だったが今となってはすっかりそれも聞かなくなった。映画館では上映前に注意のアナウンスが流れたほどだった。任意で時報をOFFにもできるが愉快なのでしばらくONのままで使ってみようか。
頭の体操になる
件(くだん)のヒューレットパッカード関数電卓でHP15C(科学技術者用)をスマホ上で再現するエミュレーターを見つけダウンロードした。スマホ画面上の小さなKEYをタップしての計算は少し面倒に感じるがまあ楽しい。逆ポーランド記法の電卓を皆様も楽しんでみてください。本当はプログラマー用のHP16Cが欲しかった。
hp12c:銀行、金融用 ↓(iPhone用)
2008年製
義理の姉からの修理依頼。ブルーレイデッキの電源が入らないようになったらしくメーカーに問い合わせたが既に修理対応不可との回答だったようだ。それで諦めてくれれば良かったがYoutubeの無責任修理動画を発見し見よう見真似で修理したが失敗したとのこと。義理の姉は半田ゴテを使った経験もなく電気工学とも無縁。参考にしたという動画を観てみたが基板の実装面からケミコン足をニッパーで切って交換部品の足を切り残した足に継ぎ半田するというデタラメなものだった。こういった中途半端な修理品というのは一番厄介。下手な素人修理品は単純な不良個所を拗らせ複合的に破壊を拡大させることも多い。普通なら修理を断るところだが義理の姉ということもあり故障したデッキを預かる。筐体を開けHDDを降ろすと下の基板に修理箇所を見つける。ケミコン(電解コンデンサ)を苦労して半田付けされた箇所を見つける。先ずはコテでこのケミコンを降ろす。
中途半端なつぎ足しマウント部品を降ろし清掃
このままでは作業できないので基板に繋がるハーネス、コネクターを全て取り外し基板固定ビスを緩め取る。筐体背面のビスをすべて緩め背面パネルをシャーシからずらして電源基板を筐体から降ろす。降ろした基板の裏面側から先ほどのケミコン取り付け位置を探り残った足を抜き取る。半田を吸い取り綺麗に清掃。
切り残した足を基板裏側から取り除く
新品のケミコンをマウント
姉がアマゾンで購入した新品のケミコンに乗せ換える。容量、耐圧などに間違いはなかった。基板のシルクから極性も判明。あとは元通りに組み戻し通電確認してみる。筐体中央部のブルーLEDのイグニッションが光りHELLOの表示が出て正常起動を確認。ここからディスクの動作チェックしようとするもデッキの出力端子にHDMIはなくRCAコンポジットとD4端子のみ。仕舞い込んでいたRCAケーブルを探すことが今回の作業で一番面倒ごとだった。ドライブのトレイも正常に開閉できるようになる。吞み込まれたディスクを取り出すこともできた。ふたたびトレイにディスクをセットし再生までを確認する。これにて修理は終了。デッキのフロントパネルなど曇った部分を綺麗に清掃しておく。次に故障するとなればHDDの寿命かブルーレイドライブのピックアップ出力低下あたりか。ブルーレイもオワコンとなったけれど次に故障したときは買い替えを勧めたい。
健気に故障なく稼働中
自転車走行時に使っているカシオ・プロトレック(トリプルセンサーPRT-40)の電池交換。SR927Wが2個使われている。この時計は冬場に活躍し夏はあまり着けない。汗などで汚れるベルトを毎回水洗いするのが面倒なのと日焼けで時計の跡が残るのを嫌ってのこと。購入したのは「電車でGO!」企画当時だったので1997年頃か。もう27-8年使っていることになる。ゴム織のベルトが伸びてきたので交換したいところだが既にディスコン。方位センサーを搭載しているので金属ベルトはチタン素材しか許されない。気圧計も内蔵しているので低気圧の接近に伴う天候の変化を知るのにちょっと役立つ。次に買いかえるなら2011年モデルのMANASLU(PRX-2500T)あたりがいいなあ。
80年代の遺産
アーケードゲームの仕様書を書いていて10進数を16進数に変換する必要があった。古参のソフト屋に変換できるかを尋ねると机上にあった電卓を手に秒殺で変換してくれた。どんな裏技を使ったかを尋ねるとhp(ヒューレットパッカード)のプログラマー向け電卓なので一瞬で変換できるとの説明。ついでにその電卓は「逆ポーランド記法」という独特の入力式で計算すると説明してくれた。それから数十年、最近hpの電卓を見かけて前述のエピソードを思い出した次第。興味本位で早速hp電卓を入手してみた。ネットに転がるマニュアルやYoutube動画に解説は多くあり操作の学習には苦労しない。「逆ポーランド記法」とは四則演算の演算子を最後に持ってくるというもので例えば通常の電卓では「2+3=」と打ち込むところを「2(ENTER)3+」と打ち込めば解が表示されている。「スタック」というレジスタに次々と数字を代入し式を展開していくようなイメージ。電卓のレジスタは不揮発メモリーで電源を切っても値は保持されている。初めはパズルを解くような面白さもあり簡単な練習問題で独特のお作法に慣れていく。入手した電卓はローンの金利計算に強く、複利計算の期間利率と年利計算。投下資本の採算計算、純当初価値(NPV)、投資収益率(IRR)。統計学では標準偏差、加重平均などを求めることができる。果てはカレンダー計算まであり前後年月日を打ち込んでその期間の日数計算(うるう年換算あり)まで弾き出す。これまでにもタイガー手廻し計算機や計算尺などをコレクションしてきた。これでまたひとつおもちゃが増えた。
美しいダイヤル
先日、SEIKOのクォーツをまたまた精進してしまう。マニアの間で38クォーツと呼ばれている。1969年セイコーが世界初のクォーツ時計「アストロン」の販売を開始。70年代初頭にはコストダウンされたクォーツ式腕時計が量産となった時代のもの。それでも価格は大学生の初任給2か月分ほどもした。当時、セイコークォーツの出現で高価な機械式時計も音叉時計のアキュトロン、電磁テンプも一気に過去の物になってしまった。世にいう「クォーツショック」である。この38は内部の機械も水晶発振部分は武骨で贅沢な部材が奢られている。
いろいろと面白い機構、回路が満載
今回、精進に至ったのは美しいブルーのダイヤルに惹かれたから。ランダムに刻まれた波紋のようなメタリックブルーの文字盤は光の角度によって様々に表情をかえる。70年代のアンティーク腕時計はケースやダイヤルなど今の時代にはない独特の意匠が飽きさせない。去年にコレクションを増やしてしまったTYPE IIのブルーグラデの次にお気に入りとなった。
Blogの引っ越しとなってしまい、なんだか更新にも気合が入らなくなった。
今晩 TBSの番組でワシの開発機種が取り上げられるようです。かぎ爪のクレーン機です。
ビリビリ100万円クレーンがワシが開発した機種です。ビリビリ部分は番組側の魔改造だけど。
未だにゲーセンのクレーン箱もの景品に貼られる”ペラワ”はこの機種用にタイトーが開発し販売したのが始まり。
もう25年前の機種です。ロンドンでもロケテストしましたが中国人が景品をかっさらっていった
フック上部のスクリューでフック天秤の支点を移動させて難易度調整
ピンクと黄色の導光アクリルが微妙に(コストが)お高いのだ
石油ストーブ 替しん「W-167C」
休日に押入れの片づけをしていて石油ストーブの”替しん”が出てきた。28年間使い倒したシャープ(HSR-AS2)のメンテナンス用にストックしていたものだ。押入れに仕舞い込んでいたのは覚えていたがもう用無しと思い放置していた。今使っている石油ストーブとは燃焼筒の直径が違うと思い込んでいた。念のため替しんの型番をあたる。「W-167C」は直径65mm、厚み2.5mm なんと今使っているストーブと同一規格品だったことが判明する。ちょっと小躍りする気分。これで燃焼芯を工作する苦労から解放された。しかもストックは新品が4個。おまけに点火ヒーターの新品も出てくる。やったぜ加トちゃん!
新品が4個ドン!
点火ヒーターで満貫
Windows CE機として
件の電子辞書でいろいろと遊び倒す。電子辞書のOSがWindows CEベースということでce Openerというアプリで昔のWindows機のように起動することができる。軽いアプリなら走らせることもできるようになる。
システムプロパティ画面
それだけでは飽き足らず、ファミコンのエミュレーターを走らせてみる
ROMデータを読み込むとゲームが走る
お遊びはここまで。起動するところまでを確認して満足。著作権の問題があるのでデータは消去。修理や工作、改造は着想から作業過程までが楽しみであり目標を達成してしまうと急速に覚めてしまう。このあたりは女性を口説くのにも似たり。次なる獲物(ジャンク)を求めるジャンキーの狩りは続く。