今晩 TBSの番組でワシの開発機種が取り上げられるようです。かぎ爪のクレーン機です。
ビリビリ100万円クレーンがワシが開発した機種です。ビリビリ部分は番組側の魔改造だけど。
未だにゲーセンのクレーン箱もの景品に貼られる”ペラワ”はこの機種用にタイトーが開発し販売したのが始まり。
もう25年前の機種です。ロンドンでもロケテストしましたが中国人が景品をかっさらっていった
フック上部のスクリューでフック天秤の支点を移動させて難易度調整
ピンクと黄色の導光アクリルが微妙に(コストが)お高いのだ
石油ストーブ 替しん「W-167C」
休日に押入れの片づけをしていて石油ストーブの”替しん”が出てきた。28年間使い倒したシャープ(HSR-AS2)のメンテナンス用にストックしていたものだ。押入れに仕舞い込んでいたのは覚えていたがもう用無しと思い放置していた。今使っている石油ストーブとは燃焼筒の直径が違うと思い込んでいた。念のため替しんの型番をあたる。「W-167C」は直径65mm、厚み2.5mm なんと今使っているストーブと同一規格品だったことが判明する。ちょっと小躍りする気分。これで燃焼芯を工作する苦労から解放された。しかもストックは新品が4個。おまけに点火ヒーターの新品も出てくる。やったぜ加トちゃん!
新品が4個ドン!
点火ヒーターで満貫
Windows CE機として
件の電子辞書でいろいろと遊び倒す。電子辞書のOSがWindows CEベースということでce Openerというアプリで昔のWindows機のように起動することができる。軽いアプリなら走らせることもできるようになる。
システムプロパティ画面
それだけでは飽き足らず、ファミコンのエミュレーターを走らせてみる
ROMデータを読み込むとゲームが走る
お遊びはここまで。起動するところまでを確認して満足。著作権の問題があるのでデータは消去。修理や工作、改造は着想から作業過程までが楽しみであり目標を達成してしまうと急速に覚めてしまう。このあたりは女性を口説くのにも似たり。次なる獲物(ジャンク)を求めるジャンキーの狩りは続く。
河津桜の撮影帰り、ハードオフ横浜市ヶ尾店を久しぶりに覗いてみる。このお店は2Fフロアーが丸ごとジャンク品コーナーとなっている。特に欲しいものもなくブラブラと商品ケースを見てまわる。2Fジャンクフロアーではリモコンの籠を乱暴に掘り起こす土建屋風のオヤジがいた。ジャンクとはいえ売り物やぞ、なぜもっと丁寧に扱えないのか。よほどひと言注意しようかと思うも言ってもわからぬ輩と思いあきらめる。店の客は転売目的の怪しいオッサンと外国人が目立つ。冷静に見るなら自分も同族なのかと思いゲンナリ。雰囲気も良くないので早めに引き上げるかと通路を曲がった棚の角に電子辞書のワゴンを見つける。乱雑に詰められたなかに一つだけ綺麗な品が目に留まる。殆ど使われた形跡もなく液晶にも傷や割れはない。値段を見ると税込み330円也。これは暇つぶしになりそうと使うあてはないが買い求める。帰宅して早速本体をチェック。外観は新品のように傷ひとつなかった。裏側に定格3.7Vの表記を見つける。安定化電源で適合するプラグを見繕いDC3.7Vをかけてみる。プラグはセンタープラスであることは確認済み。果たしてまったく電源が入らず。内部バッテリーは完全放電していると思われるので暫く様子をみるも好転せず。念のためテスターで安定化電源の出力電圧を測るも正常値。こうなれば内部で基板上のヒューズが切れていることを疑う。気を取り直して10%だけ電圧を上げて4V程度を印加してみる。すると起動画面が立ちあがりBrainという製品ロゴが表示された。電圧を3.7Vに戻してみると起動はするものの安定せず数秒で落ちることを繰り返す。ネットで純正品のACアダプターをあたり出力電圧を調べると5Vだった。定格3.7Vは内部のリチウムイオン電池の電池電圧のことだった。
定格電圧 3.7V表記にまどわされた
3.7V電圧では動作が安定せず 5Vにしてようやく正常に
小学生の頃 必死で覚えた百人一首の句
キーも綺麗なまま
安定化電源を5V出力にして2-3時間ほどフル充電まで放置する。充電完了後にブリタニカや野鳥図鑑、英語ヒアリングテスト、日本の小説家一覧などカラー画面と音声再生で遊ぶ。今の時代となってはスマホで直ぐにググれるので電子辞書を持ち歩くことはなくなった。折角なのでもう少しこの電子辞書で遊んでみようと思う。ちょっと気になってBlogを遡てみると、5年間にも同じような電子辞書を買っていた。持っていることすらすっかり忘れ去っていた。どこに仕舞い込んでしまったのやら。
デジカメなどのデバイスを売っぱらうときはデータを忘れず消去しましょう
前オーナーの落書き とほほ
5Vの電圧でOKということでブルーレイドライブ用のACアダプターで充電できるようになった。毎回安定化電源を持ち出すのは勘弁なのです。
グレー基調の筐体にシルバーが映える
友人のリョウさんから気象通報をエアチェックしたカセットテープをお送りいただいた。さっそく東通工のラジカセで拝聴。気象通報の途中で石川地震の緊急速報が飛び込むという去年元旦のレア音源だった。中学生の頃、授業で気象通報を聴きながら天気図を描かされたことを思い出す。中学時代の理科の授業はフェーン現象や日本に梅雨がある理由、地震波のPS時間など一生使える有意義な授業内容だった。技術家庭科然り。もっと真面目に授業を受けておくべきだった。
西暦2025年の時代にカセットテープをやりとりする交友関係っす
惚れ惚れするクリアでレンジの広い高音質を鳴らす名機
けいおん
第三類医薬品
ヨドバシドットコムでレンズ清掃用に「イソプロピルアルコール」を購入する。薬局ではなかなか店頭販売されていないのだ。お値段284円也、送料無料。配達していただいた業者さんはじめ仕分け発送の皆さんにも申し訳ない気分。経済をまわさず疲弊させてしまっている。ゴメンナサイ
申し訳ないので、ついでにカイロ用ベンジンも購入をしようとするもエリア外で注文できず
電子ブロック ST-155
年末に豊国(とよのくに)の左門先生から大きな箱で贈り物をいただく。開けてびっくり、最高級「ST-155」(155回路)の電子ブロックセットだった。自分は小学校3年生のとき、お年玉でSR3Aという100回路のものを買って遊んでいた。内容は似ているが今回いただいたものはそのデラックスバージョンとなる。ノーマルの電子ブロックは9V(006P)電池1本で駆動する。今回のセットでは回路部本体は9V駆動ながら、それとは別にスピーカー一体式のアンプユニットがあり別電源の単二電池4本、6Vで音声信号を増幅する。それゆえ本編のブロック回路は増幅部分の割り当てを省ける分だけ豪華に石が使えるという寸法。cdsやメーター、ランプにVRはフロントのパネルに内蔵されていて一々リード線の端子を回路に接続しなくてもよい。電池をセットする前にトランジスタとケミコンをテスターでチェックせねばなるまい。なにせ発売より50年の歳月が流れている。1973年発売、定価13,500円也。左門先生、ありがとうございました!
70年代のコンピューターはこういう雰囲気のパネルだった。センター部分がHAL(2001年宇宙の旅)に似ている。
こちらは小学生時代に遊んでいた「SR3A」100回路 左下の電鍵が泣かせる
形式は適合しないが加工用に購入
石油ストーブのメンテナンスついでに燃焼芯の交換を考える。使っているストーブはイワタニのYH-24という機種になる。既に替え芯はディスコンとなり純正品は入手できない状況。互換品でニッセンのP-A65Wというものがあったようだがこちらも市中在庫は品切れ。既に製造されていないのかもしれない。ストーブの替え芯をあたるとコロナの替え芯でSX-2413Yがヒットする。φ65mmで適合するのだけれど大問題は芯の上下機構。イワタニのストーブはシャープと同じく摘みを上下すると連動して燃焼芯も上下するシンプルな機構。コロナのストーブは回転ダイヤルを廻してスピンドルが回転し燃焼芯を上下するタイプとなる。ダイヤル式は芯押さえ金具の内部に燃焼芯を差し込んで三か所の金具で固定する。上下レバー式では燃焼芯の内部に薄い金属筒が一体式にセットされていてストーブ本体のガイド筒に差し込むだけ。あとは上下リンクのピンを燃焼芯のピン受け金具に差し込むだけで済む。替え芯にセットされている金具などの構造の違いから互換性はない。悩んでいても解決しないので互換性のないコロナの替え芯を購入。これを上下レバーの機構式に適合するよう改造する。先ずはダイヤル式では押さえ金具に固定する燃焼芯にある三か所の金属爪を取り外してしまう。
ラジオペンチを使って不要な固定金具を取り外す
次に今まで使っていた燃焼芯をストーブ本体から取り外して燃焼芯内部にセットされていた金属筒を抜き出す。本来はこの金属筒は燃焼芯と一体ものなので交換時は使い捨てとなる部分なのだ。この金属筒には上下ピンの受け金具もスポット溶接されているのでこの金具がくる位置を寸法計測し新しい燃焼芯に縦横20mmの窓をカッターで切り出して開ける。
上下ピンの受け金具を出す窓を開ける。
本来なら古い燃焼芯と一緒に廃棄する金属筒を再利用する
金属筒を燃焼芯の内部にセットした状態 上下ピンの受け金具がのぞく
あとはストーブにセットして完了 替え芯交換作業では”から焼き”してタンクの灯油を使い切ってから行う
金属筒を軽く折り曲げながら新しい燃焼芯の内部をくぐらせ差し込んでいく。この作業が一番手古摺る。燃焼芯内側に金属筒がきっちりセットできれば金属筒の歪みを整え綺麗な円形に戻す。この作業を怠ると消化時に燃焼芯がスムーズに下降しないことになる。あとは本来の芯交換と同じ手順で新しい芯をストーブにセットして上下の操作を確認。
無事に燃焼試験も合格 暖かい冬を迎えることができそう
燃焼芯の上下リンク機構と地震自動消火メカ
今季、冷え込みが強くなり今年も使い始めた2代目石油ストーブ。このストーブ、ちょっと不満は燃焼芯の可動範囲が極端に狭められたこと。先代は燃焼芯を絞って火力を落とし使うことができた。しかし完全燃焼していないと一酸化炭素中毒の危険もありメーカーは敢えて火力を絞れなくした模様。そこで自己責任で燃焼芯の可動範囲を広げることができないかを検討。燃焼芯を上下させるリンクプレートを確認すると上下可動域を限定する長穴の空いたプレートを見つける。この長穴を拡大すれば良いのだがプレート幅が狭くて穴を拡大すると強度に問題が出てしまう。そこで燃焼芯を上下させるシャフトと上下リンクプレートの取り付け角を変更する加工を施す。シャフトにプレートを固定するビス穴を長穴に加工してシャフトの固定角を燃焼芯の下降方向にずらしてビスで固定した。
燃焼芯のリンクプレートを分解して一旦降ろす 右の長穴が燃焼芯の上下可動域で狭い
シャフト結合部のビス穴を長穴に加工して角度を変えて組み戻す
灯油も値上がりで18立で価格は2000円を超えている。燃費運転をしてもらわないと家計が火の車でもこの火では暖はとれない。
軽分解して隅々まで清掃
そろそろ冷え込みも厳しくなってきたので石油ストーブのメンテナンス。夏場はエアコンを2-3か月連続運転して使っているが冬場はエアコンを殆ど使わない。昔ながらの石油ストーブの独壇場となる。薬缶をかけておけばいつでも沸騰したお湯が使え乾燥知らず。このストーブは2代目。初代は28年間がんばってくれた。様々メンテナンスを続けていたが最後は燃焼芯を上下するプレートが断裂して寿命を迎えた。うちで働く家電は冷蔵庫も洗濯機も寿命を迎えてなお酷使される。お疲れ様です!
寒到来 殺陣「石火」
セリアで110円(税込)端っこだけ切り出して使う
先日、入手してメモリー増設とSSD化を済ましたレッツノート。普段のネットブラウズに使っているがサクサク動作でストレスなし。空冷ファンも無音に近く静か。ちょっと気になっていたパネルの劣化したクッション材を取り換えることにした。純正部品は入手困難故に代替品で加工。ネット情報で100均セリアで売られているお菓子のシリコン型がピッタリと知る。グレーの成型色と厚みがもってこいだった。切り出す寸法を測り金尺を当てながらカッターで切り出す。両面テープをパネル側に貼って切り出したシリコン片を窪み枠に押し込みながら接着固定。自宅使用なので誰に見せるわけでもないがこれで自己満足完了。
クッションの下にはビスが隠れている
寸法を測って切り出す
窪みにはめ込んで貼り付けていく
見栄えは悪くない
ところで切り出しに使ったシリコン型は”フィナンシェ”という菓子作り用らしい。フィナンシェとは何ぞやと調べてみるとマドレーヌのちょっと固めのようなものらしい。ラスクにマフィン、スコーンにマカロン。おっさんには覚えきれません。子供の頃はカステラとバームクーヘンくらい覚えておけばそれで十分だったというのに。
内部は綺麗なもの メイン基板は筐体の半分程度の小ささ 内蔵ドライブはなし
オークションサイトを何気なく眺めていてまあまあ状態の良いレッツノートを見つける。世代は古く別に欲しくもない。使うあてもなかったけれど捨て値の洒落で入札してみた。そして入札したことさえ忘れていた頃、落札のメールが舞い込む。これぞ安物買いの銭失い。ACアダプター込みで送料に2,000円ほどかかる始末。すでにノートPCは4枚ほど持っている。落札を断る訳にもいかず入金。届いたノートを起動してみる。なかなかにもっさりした動作。タスクマネージャーでパフォーマンスを確認すると4GBのメモリーは90%ほど使われ限界が近かった。ちなみにBIOSで確認すると稼働時間は1500時間ほど。動作がトロイのはストレスなので仕方なくメモリーを4GB追加して8GBにする。ちなみにOSはWIN11が裏技でセットされていた。次にやるべきはHDDの換装。電源投入から起動が安定するまで1分ほどもかかっていた。購入した本体よりも高い新品のSSD、275GBを仕入れてクローンをこさえる。以前はクローンを作るのに無料版のEaseUSを使っていたが今は有償になってしまった。そこでReflect8なる無料アプリを見つけ活用。はたして起動時間は20秒ほどに改善された。後で気づいたがWayBack Machineから無償時代のEaseUSを時代を遡ってダウンロードすることも出来たらしい。
SSDクローンを作ってHDDとはおさらば
メモリー増設とSSDの効果でネット閲覧程度ならサクサクの軽快動作となった。あとはOfficeとフォトショ2022、イラレを入れる。NASを紐づけして環境設定は完了。SSD交換の際にCPUグリスを交換しておくべきだったと筐体を組み上げてから気づく。あと、スペースキーだけ感触が変だったので分解。コーヒーだかを少量こぼしたようで針金部分が汚れていた。水洗いして乾燥、組み戻すと抵抗なく動くようになった。ここまで仕上げて急激に興味をなくす。プラモデル製作やカメラ修理と同じ。目的を掲げその過程を楽しむことに生き甲斐を見出す。これぞ漢のマロンぢゃなくてロマンなのです。
スペースキーを清掃
Zuiko Auto-zoom 50-90mm F3.5 / FUJIFILM X-A3
立体感のある描写
オリンパスのハーフサイズ一眼レフ ペンF、FT用のズームレンズ。正直、60年代のズームにそれほど期待していなかった。マウントアダプターを介してのミラーレス撮影では回転式ズームで画角を決めて絞り開放にして背面液晶のMFアシストでフォーカスを拾う。次に絞り込んでようやくレリーズ。フィルム時代のバルナック機よりも撮影の儀式は面倒かもしれない。苦労した撮影ではあったが自宅のPCで撮影データを確認するとなかなかどうして切れのある描写に驚く。中望遠ズームは被写体を選ぶがもっと評価されても良いレンズかもしれない。
上品なご婦人が読書しておられた(テレ端)
周辺部まできっちり解像する。流れなどもない
ワイド端
包丁を砥いだ後に天然砥石の平滑を出すためダイヤモンド砥石で砥ぎだす。あまりやると砥石がどんどん細っていくのでほどほどに。
簡易シャープナーで包丁を砥ぐ人でも、砥いだ後に畳んだ古新聞に刃を当てて2-3度滑らせてみてください。包丁の両面、先端から根本まで。昔、床屋でシェービングナイフを革砥で擦った動作をイメージして。切れ味が5割アップしますのだ。